努力しない人に幸せの雨は降ってこない

某大学の就職活動用の手帳をデザインしてまして、
就職活動を経験した先輩学生からの応援メッセージを
ページの下に入れるように提案しました。
案は採用されたんですが、けっこう大きく入れるよう
修正されていって、「ちょっと邪魔だなあと、
あーまた余計な事、言っちゃったなあ。」って、
少し後悔しながらやってたんですが、
メッセージの追加原稿が入ってきて、そのうちの一つに
“『努力しない人に幸せの雨は降ってこない』
この言葉を胸に就職活動を諦めず頑張ってください。”
というのがあって、
「幸せの雨」っていうのはいい表現だねー。
って急に後悔が吹き飛んじゃいました。
留学生の方で日本語のテキストだったんですけど、
アハメドって名前なのでアラブ系の学生さんですかね。
中東の気候からいうと
雨は「恵みをもたらす」という意味合いが
強いのかもしれない。
お国のことわざかもしれない。
きっとこの学生さん自身がそうして頑張ったんだろう。
表現のおもしろいところは、
「努力しない人は幸せになれない」だと
ぜんぜん伝わらない。
内容いっしょなのに、たった数文字を変えただけで、
情感がある、イメージが広がる、
においがする、音が聞こえてくる、記憶が呼びおこされる。
映画「ショーシャンクの空に」みたいな場面を想像してもいいし、
普段の雨の音はアスファルトや人工物に落ちるから「ザービチャビチャ」ですけど、
山や森に降る雨は「サー」っていうやさしい音がします。そんな音かもしれないし、
天気雨や夏の夕立みたいなさわやかなシャワーをイメージしてもいい。
美しい表現で発信されたものは、美しいイメージで受けとめられるのかもしれない。
表現するのもイメージするのも自由です。
久保田利伸 『LOVE RAIN~恋の雨~』Love & Rain: Love Songs - Toshinobu Kubota
Love & Rain: Love Songs – Toshinobu Kubota
今日も聞いてくれてありがとうございます。
表現とイメージの雨粒がキラキラ輝いていることが文化ってことなのかなあ。

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