価値ってなんだ?『価値創造の思考法』小阪 裕司

今やっているグラフィックデザインという仕事は、価値を視覚化して伝えることだと思います。文字も含めてね。イメージコミュニケーションとも言えそうです。大学では芸術学部写真学科イメージコミュニケーションコースというところにいました。アホだったので、このカタカナがなんのこっちゃ?って思っていましたが、仕事をするうちにやっと意味がわかってきました。今日は、そもそもの「価値」についてマーケティングの本を参考に考えてみます。

お客さんの頭の中で価値が生まれる瞬間を左右するものは、お客さんの脳にどんな情報が入力されたかである。(中略)価値は情報によって生まれるということである。

最も大切なことは、価値につながる要素の、概念化と言語化なのである。

価値創造とは、他者に教えたいことや伝えたいこと、さらに言えば、教えるべきこと・伝えるべきことを、教え、伝えることにその原点がある。

なるほど、価値には〈創造・伝達・認知〉があって、それらを行うには「言葉」が必要ってことかな。
例えば、手帳が発明され、価値が生まれたときのことを考えてみます。
〈創造〉
1.小さい紙キレを束ねて持ち歩けたら便利かもって(言葉で)考えた。
2.実際作ってみた。
〈伝達〉
3.「これ使ってみて。持ち歩けて、すぐ書けるから便利なんだ。」言葉で伝えた。
〈認知〉
4.「何それ?いいね、オレも欲しい」「私も欲しい」「僕も欲しい」って他の人が言い出した。
5.新しく生まれた価値に「手帳」って言葉がついた。
言葉があるから価値が創造され、伝達され、認知される。新しい言葉とは新しい価値とも言える。OKこれはわかる。
でも、価値を受け取る側は必ずしも言語化されたものだけに価値を感じるとは限らない。一口食べてうまいもの。一目見て好きになるもの。一聴して震えるもの。言語を超えて価値を感じるものもある。これがアートなんだと思います。
マーケティング的には価値は言語情報であり、芸術的には価値は非言語の感性情報ってことかも。デザインはその両方をうまく使ってやることなのかな。アート的な価値はわかりやすいのでそれはちょっと横に置いて、今日のまとめ 価値とは言葉である

今日も寄っていただきありがとうございます。根っこのない言葉に価値はない。

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