今日は超高性能なコーヒーミルをレビューします。こちら1zpressoさんからK-Ultra をご提供いただきしました。ありがとうございます。
基本レビューは、事前チェックなし、忖度なし、デメリットあり、まちがったらゴメンね。ポンコツだったらボツな。というなかなかのクソ条件でやっています。それでもOKといってくれた心ある企業さんからの提供です。
結論先に言いましょう。

1杯ドリップの私には少々オーバースペックかも。良すぎる!
2023年4月現在、最新の最上位モデルです。値段はアマゾンで¥43,080 高額ミルの部類にはなります。



普段コーヒー飲む上で、性能的にも使用感も申し分ありません
ただ、私が1杯ドリップがメインなので、私にはトゥーマッチかな。ブタに真珠かも。
ドリップも、エスプレッソもガチにやってまーす。みたいな両方ガチですみたいなバリスタさんにおすすめです。
自家焙煎もして、コーヒーミル30台以上所有するコーヒーバカがレビューしていきますので、コーヒーミル検討中の方は参考にしてください。
特徴


スペック見ていきましょう。ワンゼットプレッソ K-Ultra は持ち運び用のポーチついてます。
じゃじゃん。すごい存在感です。


で、本体のカラーは「アイロングレー」ってなってます。ブルーブラックってカンジでしょうか。カラーはシルバーもあります。なかなかずっしりです。
ハンドルの持ち手のところはやっぱり木ですね。で、フタはプラスチックですねー。なるほど。はいはいはい。


ハンドルが折り曲げ可能になってます。グッと押し込んで、曲げたり、伸ばしたりに固定できるようになってて、挽いてる時、回してる時も問題なしです。くにゅって曲がったりないです。がっちり固定します。


粉受けは磁石式になっていて、ネジると簡単に取れます。今のところ、何かの拍子で外れたもない。結構強力にくっついてます。


K-Ultra はエスプレッソもドリップもオールマイティのミルって位置づけみたいですね。
刃はステンレスの直径48mm大きい7枚刃ですね。


外刃が外れるのが1zpressoの特徴です。


ギラギラです。


サイズ:19.5 x 18.5 x 6 cm
重量:約 700g
材質:木、ポリカーボネート、シリコーン、ステンレス、アルミニウム合金
粉受け容量:35 ~ 40g
1クリック:20ミクロン
付属品:ポーチ、ミルブラシ、ブロアー、滑り止めゴムバンド
カラー:アイロングレー・シルバー
中国製
使い方


挽き目は外側のダイヤルの数値で合わせます。
一番締めた状態からゼロにセットして、時計回り、左に回して数値を上げていく。
1周あたり100クリックとなります。
外部に0~9までメモリがあり、1メモリあたり 10 クリック
K-Ultra の調整設計は、Kシリーズよりも細かくなっています。
1クリックあたり0.02mm単位で刃が動きます。
粉の大きさじゃないみたい。
1周勝負ですね。他のシリーズは1周2周みたいに回すけど、Kシリーズは1周ですね。
何周かわからんくなるっていうのがない。コレいい。パッと見て、数値で挽き目がわかる。シンプル仕様好き。
ハンドドリップ・サイフォン:80-90クリック
真ん中とって「85」クリックでいきましょう。
コーヒー豆10gで挽いていきましょう。今日はスペシャルティの中浅煎りなので、ちょっと手ごわいかもしれません。
スタ―ト
うん、ちょっと力が要る。さすがに浅煎りは手ごたえある。刃が大きいと、巻き込む豆も多くなるので、抵抗が強くなるんすよね。特に最初軽くはない。
だけど、他のミルだと、もっと力要りますからね。この豆の硬さの割には回ってるんですよ。回りだしたら、あとはスムーズです。
15秒!早!
この硬い豆で15秒っすよ。いいすね。
何と言ってもこのグラインドの軽さが1Zの真骨頂。非力なPC肩こりおじさんにはうれしい。軽々です。
そういう意味では女子におすすめなんですけどね。
開けてみましょう。すご。ちょうどいい感じの粒度です。揃ってます。
挽き目


トルコ式コーヒー:20-35クリック
エスプレッソ:30-45クリック
エアロプレス・マキネッタ・コーヒーメーカー:50-70クリック
ハンドドリップ・サイフォン:80-90クリック
フレンチプレス:90-100クリック
それぞれの真ん中で設定しました。38、85、95で見ていきましょう。
▼エスプレッソ#38




▼ハンドドリップ#85




▼フレンチプレス#95




ぜんぜん問題ないっすね。高性能です。
実際粉を触っての肌感でしかないけど、けっこう鋭角ですね。全体的に切れ味のシャープさを感じます。
85クリックのハンドドリップ飲んでみましょう。
1zpressoとは


1Zpressoは2014年に台湾で創業したコーヒーミルを製造販売している企業。高性能なコーヒーミルを数種類出していて、コーヒーの世界では今や有名企業となりました。
構造的にも精密機械って感じのミルでして、というのも、
世界的に有名な精密機器生産工場出身の設計者が開発しているそうです。
それでいて、付属品にブラシやブロアーもついてて、使う人のことを考えた、トータルなデザインがいいなって印象です。
飲んでみた


できました。
では、飲んでみましょう。
うまい。
クリア、いい豆はよりクリアに味わえる。特徴がはっきりします。
1Zはフレーバーもはっきりの印象ですね。
分解・組み立て


1zpressoは、外側で挽き目調整ができるので、他社のミルと構造がちょっと違います。「K-Ultra」の分解・組み立てを見ときましょう。
内刃と外刃の間隔を狭くすると細挽き、広くすると粗挽きというミルの基本設計ではあるんですが、
外側に目盛りがあるということは、
上部で内刃と外刃の間隔を調整しています。
分解は、上のネジをゆるめると、内刃が外れます。
刃とシャフトが一体型ですね。
外刃は左回転に回すと外れます。
内刃、外刃、本体に分かれます。
組み立ては
挽き目ダイヤルをゼロにして、シャフトを入れ、ネジをしめて、締めこんでいく。
お手入れ


週一、豆を変えるタイミングでおそうじしてください。
分解していきます。
1Zは外刃も外れるのでそうじしやすい。これはメリットですね。
ま、その分、組み立てが少し面倒ではあるんですけどね。
ステンレス刃ですが、水洗いNGです。
1Zはブラシとブロアーが付属しているので、コーヒー粉落としていきましょう。
メリットデメリット


デメリット
・価格
・組み立て
・重い
高性能なだけにいい価格になってきます。43,080円。高い。でもそれぐらいの価値はありますね。ここまで高性能で使用感がいいと妥当。
ただ、分解、組み立てがちょっと複雑だし、力と細かい作業が必要です。
あと、本体重たいです。
ま、このクラスのミルを検討中の方にとっては、たいしたデメリットじゃないでしょう。
実はK-PROというモデルを数年前4万円ぐらいで購入して持ってますが、これは内刃の外に溝があって、粉が貯まる時があったけど、
K-Ultra 改良されています。問題ない。問題が思いつかない。
メリット
・性能
・使用感
・長く使える
K-Ultra 性能は問題ないでしょう、十分すぎる性能です。
ドリップでの使用感はもちろんいいんですが、エスプレッソを想定した使用感でしょうね。
この磁石式着脱も、この受け容器の大きさも、エスプレッソ仕様ですね。
フィルター、バスケットにそのまま、のっけられるぜ仕様ですよね。
使用感・性能・機能ともに、もう、このレベルであれば、長く使えるでしょう。
究極に改善された感ありますね。
でも耐久性の部分になるので、わからないけど、肌感だと5年は余裕で使えるんじゃないかと思います。
まとめ感想


もはや何も言うことがない上位モデル
ただ私が1杯ドリップがメインなので、私には良すぎちゃうかな。ブタに真珠かも。
なので、ドリップもエスプレッソも両方ガチにやってまーす。みたいな両方ガチですみたいなバリスタさんにおすすめです。
もちろん挽き目は高性能・高精度です。
使用感もいい。お手入れ用のブラシもついてるし、滑り止めもあって、使う人のフォローがいい。
無理やりデメリットを挙げましたが、本当は申し分ないっす。
ここ数年で、細かい改善、改良されて、もはやケチのつけようがない。ってカンジ。
いい物を長く使うっていうタイプの方には、おすすめです。
アマゾンのレビューもネガコメないし、満足度高いみたいですね。
概要欄にリンクがありますので、気になる方はチェックしてみてください。
1zpressoのK-Ultraはパーフェクトミルですよーというお話でした。


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