今日のコーヒーは自家焙煎のエチオピア/イルガチェフェG-1 ナチュラルです。焙煎前の生豆(なままめ)のハンドピックをしました。
エチオピアは東アフリカに位置するアフリカ最古の独立国。アフリカでは、ナイジェリアに次いで二番目に人口の多い国。
コーヒーの原産地だけあって、コーヒーは広く常飲され、複数の人でコーヒーを楽しむ「ブンナ・セレモニー」という習慣があるそうです。
「イルガチェフェ」とはエチオピアのシダモエリアの南端、標高2,000mにある村の名前。
イルガチェフェ生豆

ところどころ赤っぽい豆が混じっているのがわかるでしょうか。コーヒー豆はコーヒーの木になる赤い実を取って、中の種を取り出したものです。この種を取り出すことを「精製」といいます。
【豆データ】
品名:イルガチェフェG-1 ナチュラル
生産国:エチオピア
地域:シダモ・イルガチェフェ
規格:G-1
スクリーン規格:無し
標高:1,900~2,000m
欠点:~3
精選方法:ナチュラル
品種:HEIRLOOM
収穫年度:2014/2015
その他:爽やかな香り
「ナチュラル」は実がついたまま天日干して、豆を取り出す精製方法のこと。
品種の「HEIRLOOM」とは、なんだろう。
調べたところ、エチオピアでは半野生での栽培や野生種の収穫が伝統的に行われているそうで、「品種とかわからん、そこらへんに生えていた木」ということみたい。コーヒーの原産地エチオピアの野生の木からとれた実を
そのまま天日干しして、取り出した豆。
精製方法には主に「水洗式」と「非水洗式」の2種類があるそうです。
非水洗式(アンウォッシュト)は、天日乾燥式やナチュラルともいわれ、収穫後のチェリーをそのまま天日干しします。2〜3週間後、乾燥し黒く固くなった実を脱穀機にかけ、不要物を取り除き、コーヒー豆を精製します。

この赤っぽい豆は内果皮(パーチメント)や乾燥した果肉がところどころ残っている豆です。非水洗式のコーヒーは果肉の甘みが種に移り、水洗式コーヒーとは異なった柔らかな風味になるんだとか。
非水洗式のコーヒー豆は初めて焙煎するので楽しみです。
イルガチェフェ焙煎
久々に手編みで焙煎しました。右手超痛えし、めっちゃつかれた。豆が小さくて、焙煎キットのメッシュだとポロポロ落ちるんでね。さて、どんな味か楽しみです。

イルガチェフェ飲んでみた

ナチュラル精選だからかフルーティーな酸味がさわやかです。
そう、コーヒーの起源に近いコーヒーを飲んでみたかったんです。きっと、こんな味だったのではないかと。
ペーパードリップだとちょっと物足りなさもあるのかも。次はサイフォンで淹れてみようかなあ。
今日も寄っていただきありがとうございます。