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オオヤミノルさんのトークイベントに行ってきました

オオヤミノルさんをご存知でしょうか?京都の焙煎家の方で、美味しいコーヒーって何だ? (CASA BOOKS) – という本を出されています。

コーヒーを飲み始めていろいろと調べたり、知ったり、飲みに行ったり、試したり、していくうちに「おいしいコーヒーってなんだろう?」という疑問が生まれました。そんな時、見つけた本でした。おお同じ疑問だ。で、読んでみると、コーヒーを生業にしたいろんな方との対談本なので、マニアックな話もあり、いろんな考え方があって、コーヒー商売の世界を垣間みられます。

「おいしいコーヒーってなんだろう?」というその答えは今も出ないままなんですが、単純にどんな人なんだろう?という興味で行ってきました。

オオヤミノルさんのトークイベントは大分県竹田市のアトリエ「Coto」で行われました。
オオヤミノルさんのHPで大分に来るっていうのを前日に知って
急遽グーグルマップさん頼りで行ってきました。
民家を改装したアトリエで、
オオヤさんのコーヒー豆とビンテージコーヒーミルが販売されていました。
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トークイベントは質問形式で
オオヤミノルさんが淹れたコーヒーを飲みながら、ゆるくたっぷり2時間。
飾らなくて気さくでナチュラルな方でとても面白かったです。
以下、私が質問したこととそのお答えです。

「オオヤさんが今までで一番おいしいと思ったコーヒーは?」
むつかしいねー。そうねー。
ボク2回結婚してるんだけど、最初に結婚した時奥さんに淹れたコーヒーかな。
「僕はコーヒー嫌いだったんですが、ある日コーヒーが飲めるようになって、
その、なんでコーヒーをうまいと思うのか?」

(真意は「人はなんでコーヒーをうまいと思うのか?」ってことを聞きたかったんだけど、
その場でうまく伝えられませんでした。)
それは知らないよー。
さっきの話じゃないけどさー。汚れたんじゃない?大人になった。
ここでは「大人になったから」で済ませていいんだけど、
でも、なんかあるんだろうね。それを考えるのはおもしろいんじゃないかな。
「ネルドリップのネルの保存は?」
洗剤は使わないで、洗って冷凍庫に入れとく。
臭くなったら、煮沸してやれば大丈夫だよ。
味が出なくなったら、変えどきだね。
といった感じでした。
こういうナマの機会では、話している人の表情や雰囲気を感じたいので、
ほとんどメモをとりませんし、ブログのための取材みたいにしたくないので、
読み物としてはダメなところはスイマセン、、、。このブログは個人記録みたいなもんですので。

DSCF0187.jpg
オオヤ語録を覚えてる範囲でメモっときます。
●コーヒーになると急にみんな味の評価をするけど、味噌汁やお茶をそんな風に飲まないでしょ。
●なんでかわかんないんだけどコーヒー豆を長距離移動させると、味が出ないんだよ。
●硬水はコーヒーに向かないね、味が出ない。軟水がいい。
●フランス、イタリアのシェフはコーヒーの味わかんないね。日本料理の人はコーヒーの味わかるね。
●食の世界でいうと、コーヒーってアマチュアなの。板前やシェフは幼い頃から修行してる人いっぱいいるよね。それに比べたら、コーヒーの人って調理人としては短いでしょ。
●煮干しとコーヒーは合うよ。
●電気ケトルのお湯は冷めやすいね。
●どうしてもおいしくないコーヒーを飲まなきゃいけない時はベビーチョコ1粒食べるといいよ。
●香りと味っていうのはまた別かな。
●調理っていうのはダメージを与えることだよね。
●コーヒーは生鮮食品ですって言う人いるけど、乾燥させて焼いてるものだから明らかに違うでしょ。
●コーヒーっていうのは焼いた種からジュースを取り出す作業です。

全部掘り下げていけそうですが、あんまり引っ張ってもしょうがないので、最後に「それ、すっごいわかる!」っていう収穫した話で締めくくります。

他の参加者の方が「日によって味が変わるときがあって、おいしい味が出せない時があるんです」
って質問されていて「それはギリギリの味なんじゃない?」って答えられていました。
なるほど!それ、すっごいよくわかる!!

ここからはオオヤさんの生の言葉じゃなくて、僕の解釈なのですが、ギリギリの味って言われていたのは、あなたのコーヒーの味の好みがまずあって、時によっておいしい味が出せないそのコーヒーは、あなたの好みのギリギリの線のコーヒーなんじゃないの?って事。

だから、酸味が強かったり、苦味が強かったり、甘味が弱かったり、ちょっとでも味の成分が変わっちゃうと、好みから外れちゃうから、あれっ?もっとおいしかったのに、、、ってなる。

僕はサードウェーブの浅焼きの酸っぱいコーヒー嫌いじゃないんですよ。でも、ギリギリの線なんです。だから、ちょっとでも味の成分が変わっちゃうと、あれ?今日は失敗したって、感じてた。オレが下手なんだって、責めてた。

そう、僕のコーヒーの味の好みの中心はスプレモの中深煎りなんです。だから、この味に近いコーヒーは味の変化を楽しみながら飲めるんです。やっとわかったー!これ大収穫やー!ありがとーオオヤさん。行ってみるもんだね、イエスアイムグッド!

今日も寄っていただきありがとうございます。動きなはれや。

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この記事を書いた人

30年以上も飲めなかったコーヒーが飲めるようになったら、豆を挽き、ハンドドリップで淹れ、焙煎をするまでハマってしまった。人生何が起こるかわからないね。詳しくはこちら

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