今日のコーヒーは「ハイチ/マールブロンシュ」の新豆です。今年、ハイチは巨大ハリケーンに襲われ、農作物も深刻な被害を受けたと出ていたので、コーヒーも飲めないかもと思っていましたが、ハリケーン前の収穫分でしょう、少量ですが入ってきているようです。
ハイチ マールブロンシュ生豆
そのせいか、粒もちょっと小さく、ピーベリーの割合も多いけど、
ハリケーン被害のあったところのコーヒーですから、大切に飲もうと思います。
【生豆販売店コメント】今年のハイチは去年よりスクリーンが少し小さいですが、カリブ海系としてはブルーマウンテンに近い風味でバランスがとても良く、新鮮な生豆ですので甘みがあります。
【豆データ】産地:アルティポニット県 農園:COOPCAB協同組合
標高:800~1,500m 品種:ティピカ スクリーン:15~18
精製:フルウオッシュ 乾燥:天日乾燥 収穫時期:10月~3月
保管:定温倉庫 包装形態:麻袋60kg 入港日:2016年9月8日
ハイチ マールブロンシュ焙煎
煎り具合を変えて試飲中です。
◆浅煎り/もう別の飲み物として、飲むしかないね。あつあつで飲まないで、冷まして酸味と、かすかなフルーティーさを楽しむようなカンジかも。でも、飲んだ後の爽やかさ、後味は良かったりする。いや、ないな。
◆中浅煎り/酸味が出たねえ。イヤな酸味ではないけど、意外にフルーティーさはそれほどでない。コーヒーっぽさもない。
◆中煎り/飲んだ後の甘さはある。フルーティーさも少しある。コーヒーっぽさもあるけど、欲をいえば、もうひとクセほしいかも。苦味がないからか。ナシではないけどね~。悩ましいなあ。
浅煎りだと、ハンドドリップで味のコントロールが少し要るので、
中煎りでリリースしたいと思います。
浅煎り、中浅煎り、中煎りで飲み比べてみましたが、中煎りでもうひと味欲しいので、中煎りからやや焼いて「ハイロースト」にしました。
「ハイチ/マールブランシュ」です。マールブランシュはフランス語で『白い海』という意味だそうです。そろそろ外の絵も欲しかったので、海に来ました。海をイメージして「苦味のないすっきりしたコーヒーの香ばしさで、かすかな甘みとフルーティな爽やかな後味を楽しむ」といった味わいじゃないかと思っています。
今月はオーダーしてくれる友達の他に、テスト販売をしてみます。ヤフオクに出品したので以下から、僕たちのコーヒー旅につきあってくださる方よろしくです。
マールブランシュのつづりを調べてたら「 Mare Blanche」あれ?Mareってイタリア語で海。フランス語だと池、水たまり、英語にするとpool、、、かも?、、、、ま、いいじゃないですか。海もでっかい水たまりみたいなもんでしょ。
実はブルーマウンテンに近い味

ハイチはもともとフランス領だったからか、コーヒーのほとんどはヨーロッパに出荷されているため、
ハイチのコーヒーって日本では全くなじみがありませんが、
ハイチはジャマイカの隣に位置し、気候や環境が似ているので、
実はハイチのコーヒーはブルーマウンテンに近い味わいといわれています。
「ブルーマウンテン飲んでみたいけどね、、、高いよね、、、」って人には、
このハイチのコーヒーがおすすめです。
東京の自家焙煎の老舗「カフェバッハ」で飲んだブルーマウンテンは確かにこんな味でした。
ブルーマウンテンは日本でのネームバリューで味以上の値段がついてしまっているのでね。
今日も寄っていただきありがとうございます。