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ニカラグア/SHGジャバニカ・パジェダンタリ(every coffee)

今月の焙煎コーヒーは「ニカラグア/SHGジャバニカ・パジェダンタリ」です。なんのこっちゃって感じですが、言葉をつけたすと、ニカラグアの標高の高いところで採れたジャバニカという品種のパジェダンタリ農園のコーヒーです。

目次

希少種「ジャバニカ」とは

エチオピアからインドネシアのジャワ島に根付いたコーヒーの品種に「ジャバ」というものがあります。それがニカラグアに渡り改良され、「ジャバ」と「ニカラグア」で「ジャバニカ」。

病気に弱く非常に栽培が難しいため、栽培している農園も生産も少量のため、あまり聞いたことがないと思いますが、世界のコーヒーマニアの間ではひそかに人気があり、近年コーヒーコンテスト(カップ・オブ・エクセレント)で2位に輝くなど、味は確かだという品種です。

その生産地ニカラグア北中部のヒノテガ地区は国内で最も多種多様な生物が生息していて、自然豊かな熱帯雨林に囲まれています。豊富な栄養を含む火山灰が多い水はけのよい土壌で、標高は1,050〜1,680メートル、年間8カ月間も雨期があり、気温も18〜23度と安定していて、この環境がジャワ島と似ているため、ジャバニカが栽培できているそうです。また、コーヒーノキは直射日光に弱いため、この農園では、柑橘類やバナナ、カカオといった植物をシェードツリーにして、一緒に栽培されているそうです。この豊かな自然環境でしか育たないデリケートな品種ということです。

そんな「ジャバニカ」が今年は非常に状態がよいということで新豆をゲットしました。

【豆データ】産地 ヒノテガ  農園/パジェダンタリ農園  標高/1,050~1,350m
品種/ジャバニカ  スクリーン/16アップ  規格/SHG  精製/フルウオッシュド
乾燥/天日乾燥  収穫時期/11月~3月  入港日/2016年11月4日
販売店コメント「紅茶のダージリンのような甘い香りとブルーマウンテンような煎り上がり、バランスの取れた風味で近年にないすばらしいニカラグアです。」

今日も寄っていただきありがとうございます。

ニカラグア ジャバニカ焙煎してみた


DSCF2259.jpg

中煎りと中深煎りで試し焼きしました。販売店のコメントによると「紅茶のダージリンのような甘い香りとブルーマウンテンような煎り上がり、バランスの取れた風味。」とありましたが、どうなんでしょうか。

●中深煎り
焙煎2日後なので、まだ味が落ち着いてないけど、
たしかに、うっすらとダージリンの要素はあるね。
甘味もあるし、フルティーな味わいもかすかにある。
イヤな味がないのはけっこー特長的ですね。飲みやすい。
たしかにバランスがいい。
バランスがいい分、飲んでるときの味自体は
ちょっと物足りなく感じたんだけど、
飲んだ後に口の中に広がる甘味がすごい。
これは近年まれにみる体験かも。

●中煎り
こちらもイヤな味がなく、
中深煎りと比べると、酸味も強くなってますが、
新鮮な酸味なのでこれもアリですね。
フルティーな味わいも出てるから、悩むなあ。

寒くなってきたので、ホットで熱々を飲んで楽しめるよう中深煎りにしました。

ニカラグア ジャバニカの味は

うまい!ジャバニカ!

苦くない、酸っぱくない、後口の甘味が上品。これはファンになった。このかすかに感じられるダージリンのような独特の香味と後口に広がる甘味が特徴。

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