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ニカラグア/SHGジャバニカ・パジェダンタリ(every coffee)

今月の焙煎コーヒーは「ニカラグア/SHGジャバニカ・パジェダンタリ」です。なんのこっちゃって感じですが、言葉をつけたすと、ニカラグアの標高の高いところで採れたジャバニカという品種のパジェダンタリ農園のコーヒーです。

目次

希少種「ジャバニカ」とは

エチオピアからインドネシアのジャワ島に根付いたコーヒーの品種に「ジャバ」というものがあります。それがニカラグアに渡り改良され、「ジャバ」と「ニカラグア」で「ジャバニカ」。

病気に弱く非常に栽培が難しいため、栽培している農園も生産も少量のため、あまり聞いたことがないと思いますが、世界のコーヒーマニアの間ではひそかに人気があり、近年コーヒーコンテスト(カップ・オブ・エクセレント)で2位に輝くなど、味は確かだという品種です。

その生産地ニカラグア北中部のヒノテガ地区は国内で最も多種多様な生物が生息していて、自然豊かな熱帯雨林に囲まれています。豊富な栄養を含む火山灰が多い水はけのよい土壌で、標高は1,050〜1,680メートル、年間8カ月間も雨期があり、気温も18〜23度と安定していて、この環境がジャワ島と似ているため、ジャバニカが栽培できているそうです。また、コーヒーノキは直射日光に弱いため、この農園では、柑橘類やバナナ、カカオといった植物をシェードツリーにして、一緒に栽培されているそうです。この豊かな自然環境でしか育たないデリケートな品種ということです。