今月の焙煎コーヒーは「ボリビア」です。ボリビアってどこ?地理にうとい私は位置関係が全然わかりませんが南米でした。隣国はブラジル、ペルーで、ウユニ塩湖が有名。こうやってコーヒーが好きになると、地理も多少なりとも学べるのが、楽しみでもあります。
ラパスはボリビアの事実上の首都で、アンデス山脈の盆地にあり、標高は 3,500 m を超え、世界一の高所の首都だそうです。隣接するエルアルト市の背景には、雪に覆われた 6,438 m のイリマニ山がそびえています。
「ボリビア AAベラビスタ・エステートBolivia AA Bella Vista Estate」
農園:ベラビスタ農園
標高:1,700m
品種:ティピカ、カツーラ、カツアイ
スクリーン:17アップ
規格:AA
精製:ウオッシュド
乾燥:天日乾燥
収穫時期:8~10月
入港日:2017年3月15日
味覚特徴:程よい甘み、クリーンな喉越し、クセの無い風味とバランスの取れたコーヒーです。
ボリビアコーヒーの深刻な問題
ボリビアのコーヒー産業は栽培地、農家の減少という深刻な問題に直面していて、 生産量が減少しているそうです。
コーヒーはもうからないので、お金になるコカの栽培に移行する農家が多くなっているそうです。コカはお茶の原料にもなりますが、麻薬コカインの原料ともなります。もちろん非合法ですが、政府の規制がゆるいため、コカ栽培が盛んになっているのが現状だそうです。
ボリビアの生豆
生豆の形状としては、大きくもなく、小さくもなく、普通ですね。
虫食いや欠けている欠点豆を取り除きますが、欠点豆が少ない。すごく状態がいい。欠点豆じゃないけど、大きい、小さいの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。
ボリビアのコーヒー焼いてみた
中煎りにしました。香りがケーキのスポンジのような焼き菓子系の甘い香りがします。柑橘系じゃないですね。焙煎後にあらわれる貝殻豆もほとんどなく、品質がいい。
ボリビアのコーヒー飲んでみた
飲みやすいし、苦味、渋味もなく、酸味はわずかに甘味を引き立てるぐらいで、確かにバランスがいい。雑味なくクリーンな味。こういの好きだな。後口に甘みが長く残って、余韻がいいねえ
ドリップ、エアロプレス、コーヒーパックなど、試してみましたが、ペーパーフィルターでのドリップが一番おすすめです。普通にハリオのV60で淹れておいしい。
あまり期待してなかったのですが、超えてきましたね。今までに33か国のコーヒーを飲んできましたが、10位に入るか、入らないかの好きさ加減です。
豆自体が焼き菓子みたいな甘い香りがして、いいんですよ。豆に惚れた!
ということで、世界のコーヒーに出合う旅「ワールドコーヒーツアー」今月の焙煎コーヒーは「ボリビア/AAベラビスタ・エステート」です。
コーヒー豆100g1000円(送料込)ご注文後、焙煎して発送します。
今日も寄っていただき、ありがとうございます。量を買わなかったので早い者勝ちで。
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