今日のトピックは「コレス ブレードコーヒーグラインダー C340」をレビューします。
こちらオファーいただき、ご提供いただきました。ありがとうございます。
基本、ブレード型のプロペラタイプはおすすめしていないスタンスです。コレスさんにもその旨、お伝えしたうえで、ご依頼いただいたので、こちらご紹介いたします。
プロペラもカップが取れるタイプだったら、使いやすいし、大量に早く挽けるって最大のメリットがあります。
そうなんです。結論
大量に早く挽ける!
プロペラはコレに尽きます。この点においては、プロペラが得意なところ。頻繁に大量に挽くって用途、ニーズがある方は参考にしてください。
使い方
コーヒー豆を入れます。
ボタンを押して、スタート、粉の大きさを確認しながら、何度か押す
カバーを外して、フタを軽くたたいて、コーヒー粉を落としましょう
カップを取り外して、ここが硬いですね。ちょっと力がいる。
で、粉を移すって簡単シンプルですね。
カップが取り外せると、使用感爆上がりです。
本体一体型だと、地獄です。コードが邪魔、本体もこういうカップに比べたら、でかい、重いですから。
ただ粒が揃わんなあ~
そうなんすよね。ここが最大のデメリット。
精度
見ていきましょう。説明書にあがっている時間で挽いてみました。
7秒:粗挽き
豆のカタチが残ってるヤツがいますね。ワイルドだろ~。粗く挽いちゃうぜ~
10秒:中挽き
ここでも豆破片がいますね。これが粗挽きでしょうね。
12秒:細挽き
>ここで中挽きぐらいでしょうね。粒も揃い始めてますね。12秒以上は必要でしょう。
20秒:極細挽き
>20秒以上が極細挽きになっていましたが、そこまでじゃないですね。細挽きぐらいですね。
12秒以上20秒未満で粒が揃うところが狙い目ですね。
連続拡大で見ていきましょう。7秒:粗挽き 10秒:中挽き 12秒:細挽き 20秒:極細挽き
スペック
ブレードコーヒーグラインダー
6,600円(税込)
型番:C340
サイズ:約W12.0×D12.0×H21.5cm
重量:約1.1kg
材質:ステンレス、ポリプロピレン 、AS樹脂、シリコン
電源:100V 50/60HZ
消費電力:180W
コードの長さ:約1.3m
付属品:ブラシ
定格時間:30秒
最大容量:コンテナ70g
生産国:中国
スペックがこんな感じで、コード長さ1.3m、中国製、コーヒー豆専用、コショウとか他のスパイスはダメです。
コーヒーバカが気にする電動のコーヒーミルのチェックポイントはここです。
※連続使用時間が30秒となっていて、その後、3分以上休ませてね。
電動グラインダーはどれもモーターが熱くなって危険だから、連続使用時間が決まっています。冷やすためのインターバル時間もあります。
なので1度に挽ける量が決まっています。豆をたくさん入れられるでっかいホッパーがついてるグラインダーでも実は1度に挽ける量は30g程度だったりします。
このブレードコーヒーグラインダーは30秒回し続けて70gを挽けるってことですね。
あっ2枚刃じゃない!右はカッターになってるけど、左は撹拌する羽になってますね。
カバーをセットしないと、作動しない。安全装置もOK。
お手入れ
カップを外して、ブラシでササっと、簡単だし、水洗いもOKじゃない!
グラインディングボウルは水洗いしないでください。
マジか。
水洗いはカバーとフタのみって書いてますね。まあでも、プロペラタイプは掃除が簡単っていうのはありますね。
掃除用ブラシも付属しています。
デメリット
・粒がそろわない
・微粉
・音
まず、先ほど見てもらったように粒が揃わない。揃えようとすると、細めになっていくというのがあります。挽き目を変えて、どうこうしない。中細挽きぐらいしか使わないって方にはいいでしょう。
つぎ微粉ですね。打撃で豆を砕いていくので、微粉は出まくりです。微粉はフタやカップの底に付着してるので、もうその分は使わない方が味は良くなるでしょう。あと、挽く前に豆に少し水分をプシュッとするとか。
で、最後、音です。モーター音がなかなかでかい。ちょっと集合住宅とかだと夜とか使いにくいレベル。壁ドンされるかもってビッビっちゃう。
80dbがどれくらいかというと、地下鉄の車内、交差点、電車の車内ぐらい。
メリット
・デザイン
・早い
・大量
金属素材で安っぽくなくていいですね。ブレードタイプのグラインダーは本体プラスチックが多いですからね。
ブレードタイプのグラインダーの最大のメリットは大量に早く挽ける点です。
家庭用の電動グラインダーで、最大70gまで1度に挽けるって、ないんですよ。
ブレードタイプは早く挽けるから、使用時間内に多く挽けるってことですね。
アイスコーヒーとか、まとめて大量に作るって方には、このプロペラタイプのグラインダーがおすすめです。
水出しコーヒーとかは、あんまり粒の精度とか気にしなくてもいいので、頻繁に大量に作るには最適です。
まとめ感想
大量に早く挽ける
この点においては、もうプロペラミルの独壇場です。
独壇場Beautyです。おまえの自由です。
粒度の精度を他と比べると、おとる面もありますが、イコールおいしくないとは限らない。
豆が良ければ、おいしく飲めます。
コーヒーの抽出大会では、挽き目を変えた粉をブレンドしてドリップして優勝した方もいます。
揃いすぎてると、味が単調になるってデメリットもあります。
微粉から粗挽きまであるっていうのは複雑な味わいにもなります。
一期一会の味、奇跡の粉ブレンドになるポテンシャルもありますからね。
うん。おいしい
このスペシャルティコーヒーはぺーパードリップだと、ちょっと味わいが、淡くて、物足りなかったんですけど、
このグラインダーで金属フィルターにすると、かなり複雑な味わいになりますね。
うん、この豆はこれが1番うまいなあ。
精度の高い高級ミルで挽いたペーパードリップが必ずしもウマいとは限らない。
さすがコレスのゴールドフィルター。
というので、大量だけでなく、8gとか、少量でも使えます。この精度を試したのが8gですね。1杯どりにも使えます。
今日も寄っていただきありがとうございます。よいコーヒーライフをお過ごしください。
コメント