低価格の電動コーヒーミルで、ついに臼式のコーヒーミルが出ました。今まで3000円ぐらいで電動のミルっていったら、プロペラタイプしかなかったんです。
プロペラ式は微粉が多く、粒がそろいにくいので、おすすめできません。基本コーヒーバカはプロペラミルは使いません。
ということで、デリモdelimo臼式電動コーヒーミル¥2980をコーヒーバカが自腹購入でチェックしていきます。
結論:とにかく電動で安いのがいいならコレ1択
なんですが…個人的には手動を使うよ~
低価格の電動コーヒーミルというくくりの中では、これしかない。
なんですが、実際使ってわかった、気になる点も結構多かったので、私は手動をおすすめするスタンスです。
コーヒーミル検討中の方は最後まで見て、要検討してほしいです。
まずスペック見ていきましょう。
スペック
サイズ:高さ18.5 × 直径 7.3cm
素材:プラスチック
重量:400g
容量:25g
消費電力:13W
電源:リチウムバッテリー電源(USB充電式)
中国製
サイズ感としては、700mlぐらいのボトル容器って感じ。
開封してて、気になったのが、ん?なんかにおうぞ。ってところ。本体が若干においますね。新車の車のなかみたいな、ちょっとケミカル臭があります。ま、におい自体は弱いので、そのうちとれるでしょうってレベル。ですが、敏感な方のために一応お伝えしておきますね。
構造
各パーツをチェックしながら分解してみましょう。
まず粉受け、ミル歯のホッパー部、モーター部の本体の3つのパーツに分かれます。
で、分解していきましょう。
あっこれ結構パーツが細かそう。コレやべーやつやん。ちょっと慎重にバラしていきます。
まず調整ネジ、臼歯、臼歯の留め具、スプリング、ワッシャー、回転軸抜いて、プラの留め具、で、やっとホッパー、回転軸もバラせそうだけど、もうこれはこのままにしときましょう。
これ水洗いOKか?大丈夫?よく乾かしてねって感じですよね。コワー
内歯も外歯も一般的な臼式のセラミックタイプですね。大きさもハリオの手動セラミックミルと同じです。
挽き目調整は歯の下のダイヤルですね。反時計回りで、ゆるめて粗くなって、時計回りで、しめて細くなる。
特徴
全世界で圧倒的な人気!工場出荷台数40万台の実績!
Delimo電動コーヒーミルの特徴6つのポイント
・ボタン一つで操作
・コードレス
・粒度はダイヤル調整
・臼式セラミック刃
・水洗いOK
・USB充電
アマゾンで見ると、実は2種類あって、臼式とプロペラ式があります。冒頭で言ったように臼式の話です。
¥2,980のほう下が透明のストッカーになってる方が臼式ですね。間違えないように。
では、実際使っていきましょう。
使用感
コーヒー豆、中煎り10gを中挽きで挽いてみます。
歯の調整ネジで挽き目を設定します。
一番閉めた状態から半周、0.5周でいきましょう。
ロック解除して上部から豆を入れる。
モーターは上部になるんですね。
あとはボタンを1回押すだけ。
押し続ける必要はなく、ワンプッシュであとは自動で挽いてくれて、豆が無くなると自動でOFFになる仕組みです。
2分弱で挽き終わりました
電動のわりに遅い。モーター音が2分なり続けるっていうのは、ちょっと辛いかな
コーヒー粉チェックしていきます。
精度
あっいい感じですね。一般的な市販のコーヒー粉より、やや大きいかな。中挽きぐらいですかね。
カリタのミルで中挽き設定になっている「カリタ挽き」ぐらいかな。
微粉もるし、粒の大小もあるけど、まあこんなものかな。セラミックの臼式としては、平均的な精度でしょう。可もなく、不可もなく、問題ないレベルだと思います。
飲んでみた
ドリップで飲んでみましたが、うんおいしい。問題ないレベルですね。
お手入れ・そうじ
付属のブラシでシャシャッと微粉を落としましょう。
セラミックなので、よごれが気になったら、水洗いできます。
※本体モーター部分は水洗いNGです。まあこのパーツは汚れないので洗う必要ないすけど
そうじも特別めんどいってカンジじゃない。
充電が切れそうになったら青いランプが赤色に変わるので、コード差しとけよ。
挽き目チェック
他の挽き目もチェックしときましょう。
▼0.5周が中挽き「カリタ挽き」ぐらいです。
▼0.75周だと中粗挽きですね。
▼1周だと、荒挽き、ごくと言ってもいいかも。
0.25周刻みなのに、結構変わるね。
これね。歯のメモリとネジの間隔が違うんすよね。ここちょっと残念ですね。
調整ネジのメモリがあるけど、メモリとクリック感があってないんですよね
コーヒーバカ、ごちゃごちゃうるせーな!
すいませんでした。細かくてすいません。つぎメリットデメリット挙げていきましょう。
メリットデメリット
デメリット先にいきます。
【デメリット】
・パーツが多い
・粉が残りやすい
・オートオフが微妙
・電動なのに遅い
・音がうるさい
・挽き目調整が微妙
・耐久性
レビューのときはだいたいデメリットは3つぐらいにおさめるんですが、おさまらんす。
おさめられんす。
パーツが多いはコーヒーミルは掃除が必なので、分解・組み立てが簡単なほうがいい。
で、コレは小さいパーツが多いぞ。
で、内部に粉が残りやすいんですよね。挽き終わって、掃除のため分解したら、パラパラって粉が結構出てくる。検証いあたわけじゃない感覚値的なところですが、コーヒーミル16台所有しているコーヒーバカが「多くね」って感じたよーってとこ。
あとオートオフが微妙です。まだ残ってんじゃんが多々あったり、同じ豆でも半分も終わってないのに止まったり、法則性がない。センサー的なのもないし、モーター側で軸の回転の変化でオフにしてるんでしょうが、精度は高くないので、ストレスにも感じるかも。
電動なのに遅いので、音がうるさいんすよ。
音量自体はまあ平均的なものなんですが、挽く時間が長いから
うるさい時間が長くなって、ストレスかな。
私がモーター音が苦手っていうのもあります。
100均の扇風機とかダメなんすよ。そういうタイプ。
新しい商品なので耐久性が未知数です。使用年数もどれぐらい持つかわかりません。
通常使用で1年保証はついてますが、
セラミック歯は刃が徐々にすり減ってきます。以前毎日使ってたセラミックミルだと2年ぐらいかなって感じです。
徐々になのでわかりづらいんですけど、新品と比べると、びっくりするぐらい違います。
もちろん精度が落ちるので、味も落ちるんすよ。
歯を変えて、びっくりするぐらい、おいしくなった経験があります。
使い続けられるけど、デコボコがなくなっていって、粉の精度が落ちて、味もぼんやりになっちゃうよ。しかも気づきにくいという。リスクですね。
部品購入もなさそうなので、使い捨てになっちゃうかな。
リチウムバッテリーのヘタリ具合もリスクとしてはあるかな。
【メリット】
・電動でラク
・コードレス
・価格
当たり前ですけど、電動がラクです。このミルの特徴は自動で止まるってところ、
電動ミルってONを押しっぱなしにして、自分で止めないといけないので、その間、拘束されちゃうんですよ。
これは押したら、あと、ほったらかしに出来るので、他の準備できるんすよね。
オフ機能の精度は微妙ですが、他のミルにはない特徴なのでここはポイントですね。
つぎにコードレスというのも、意外にいいんすよ。コードがあるだけで、かなり制限されてたなとわかりました。来客とか、アウトドアとか、場所とシーンを選ばないのはいいですね。
っていうのが、3000円未満ってすごくね?って感じ
まとめ感想
とにかく電動で安いのがいいならコレ1択
でも個人的には手動を使う。
ちょっと個人的にはデメリットの方が大きかったかな~
電動のラク以上に、遅いうるさい等のストレスのほうが大きかった。って感じで、これなら個人的には手動を使う。
でも3000円台の電動ミルで、ついにエントリーモデルが出たっていうのはある
電動で安いのがいいっていうニーズが多いのは知ってます。だいたいみんなそう言います。聞いてきました。
なのでそういう方にはおすすめします。
あと、耐久性のリスクだけですね。2年もてば、コスパいいかな。とは思います。
やっぱ耐久性、使用年数も込みで、コスパなので、現時点で「コスパがいい」とまでは言えないすけど、ま、でもレビューとか、SNSとか、パトロールしたけど、「すぐ壊れた」等のネガコメ報告はなかったので、大丈夫じゃないでしょうか。
私はポイントがあったので、楽天で買って3980円でしたが、ショップレビューすれば2年まで保障を延長してくれるそうです。耐久性を気にするなら楽天で。とにかく安くゲットしたいならアマゾン2980円かな。
コーヒーミルのまとめ動画の評価に落とし込むと
精度:★★
構造:電動臼式のセラミック
使用感:挽く時間が長い
掃除:分解水洗いOK
価格: 2,980円
耐久性: ★★
3000円台のコーヒーミルであれば、やっぱ手動、で、次にこの電動臼、プロペラよりマシっていう位置づけ。
でも電動で機能とかも、もろもろ考慮すると、お値段以上デリモって感じ。
とにかく電動がいいなら最初の1台にアリです。
今日も寄っていただきありがとうございます。delimo コーヒーミル臼式電動コードレスでこの価格かよというお話でした。
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