今日はドリップ用の電気ケトルをレビューします。
HAGOOGIさんよりご提供いただきました。ありがとうございます。基本レビューは、事前チェックなし、忖度なし、デメリットあり、まちがったらゴメンね。ポンコツだったらボツな。という、なかなかの条件でやっています。それでもOKといってくれた心ある企業さんです。
結論先に言いましょう。
注ぎやすさと現場対応を強化してきた
狙ったところに細く注ぎたいというコントロール重視かつ1Lの容量ほしい。保温が2時間っていう現場で活躍しそうなモデルです。
以前2023年版のグリーンカラーをレビューさせてもらいましたが、前回のレビュー内容を強化してきたって感じですね。偶然なのか、開発の参考になったのか、大幅に改善されてるので、HAGOOGIの1Lモデルであればこれが断然いい。
値段はメーカー希望小売価格:14,380円(税込)、公式ストアで10200円、アマゾンで実売¥12,200 税込。価格もまあまあの1万円ちょっとってラインですね。
ドリップケトル10個以上所有するコーヒーバカがレビューしていきますので、ドリップケトル検討中の方は参考にしてください。
2024変更点
変更ポイントから見ていきましょう。4つありまして、ノズル形状、持ち手、保温時間、ドリップタイマーですね。
10mm直径のグースネック注ぎ口を設計。お湯をほぼ垂直に注ぐことができ、注ぎ先をコントロールしやすく「注ぐ湯の量」「注湯スピード」を自分好みに調整できます。
20人のプロのバリスタがさまざまなサイズや形のコーヒーポットを試してもらい、最終的に満場一致で最も使いやすいと認められたこのコーヒーポットをデザインした。
ノズル形状が直線的になって、注ぎ口が水平にカットされています。
これグースネックか?ガチョウの首ですよね。下向きになってるのがグースネックでは?
用語の選択ミスのような感じはありますが、注いでみますと、自然に傾けるとこんな感じ。放物線での落下ですね。
湯キレはピタっといいですね。
真下に注ぐには湯量をここまでしぼる必要はありますね。でも比較的手間に落ちてますね。
点滴をしようとすると、ムズイ。点滴ドリップには向いてないかな。容量も1Lありますからね。
でも、お湯の流れはねじれもないかな。っていうので、注ぎの精度コントロール感は上位クラスですね。まちがいない。
つぎ、持ち手の形状が「T字」みたいになりました。私個人的にこのタイプが握りやすくて好きです。
内向きにもグリップできます。湯量がすくないと内向きで握ったほうが注ぎやすいかもですね。
ま、相変わらずフェイク木目ですけどね。
保温時間が2時間になりましたね。
自動保温なので、保温したくないなら、電源ボタンを押すと保温オフになります。
保温オフの状態でほったらかしにしてると、自動オフになります。
ドリップタイマーが付きました。
台座から離すと、自動でタイマーモードになって、ボタンを押すとカウントスタート。もう一回押すとストップ。長押しでリセットいいですね。
あと操作がボタン式になりましたね。これもいいですね。使いやすくなってますね。この手の操作系は感触があって確実に設定したいですからね。操作系はかなり改善されてますね。
ドリップ
はい、では300ml を入れて90° で沸かすと、どれぐらい時間かかるかな?
1分30秒でした。
2023年版では2分半だったので、1分早くなってる。
※水の量が300ml以下だと温度管理に誤差が生じることがあるそうなので、300ml以上を推奨ですね。
ケトルを台座から外すと、タイマーに切り変る。押してスタートして
ドリップしていきます。
お、注ぎやすい。いい感じに細いし、いい感じに下に落ちる。
接近できますね。ノズル形状が奥まで接近戦で近づけるカンジですね。
ジャブローのシャアズゴックですね。
ハンドルも持ちやすいですね。やっぱこのタイプが私には合ってるのか。
底はプラスチックなので、左手で素手で支えても大丈夫ですね。
全然問題ない。いい感じに注げる。これいいわ。
畠山さんの至高のドリップしやすいじゃないですか。相性いいですね。
うまい!いい味。コーヒーもうまい。
ノズル形状は注ぎのコントロールがしやすかった。2023モデルも注ぎやすかったけど、それを上回ってきたな。さすが20人のプロバリスタが認めただけはある。
ファーストインプレッションでは注ぎやすさ、使用感、かなりいい。やるなあ。ぶっこんで来たな。ハゴオギさん本気やん。
これはレギュラー入りかも。しばらく使ってみよう。
スペック機能
サイズ:L15 x W29 x H18 cm
重量:ケトル765g/台座込1.4kg
容量:1 L
電圧:100V
ワット:1200W
素材:ステンレス鋼
付属品:ケトル、フタ、操作盤
コード:1m
色:黒
中国製
HAGOOGIはキッチン家電を中心に展開する中国の企業ですが、日本でも法人設立してます。HAGOOGI株式会社が滋賀県にある。日本の公式サイトもあるので、安心ですね。特徴ガーっと挙げていきます。
- 40℃~100℃の1℃単位温度設定
- 沸騰後自動保温
- 自動オフ
- リアルタイムの温度表示
- ドリップタイマー
- 空焚き防止
- お知らせ音オン・オフ
- 1年間保証(LINE登録で3年まで延長アリ)
まあ機能としても使用感も問題なくおさえてくれてますね。
満水1Lを100℃に沸かすのに6分28秒。約6分半ですね。
2023年版では約5分で冬夏の違いはあるので、常温の温度差かも。
メリットデメリット
【デメリット】
・重さ
・容量
・デザイン
ケトル自体の重さが765gです。これは手持ちのケトルのなかで過去最高の重さかもですが、体感で重いって感じじゃなくて、計ったら、いちばん重かっただけなので、
どうせ両手持ちで注ぐスタイルになるので、そんなに気にならないってなるのか。
やっぱ重いってなるのか、もうちょっと使ってみての判断になるかな。
つぎ、本体容量ですね。私は1杯メインなので、ちょっとでかいな。その分重いな。っていうのはあります。ま、だからといって、普段使いできないってことは全然ないんですけどね。
撮影で4杯同時淹れとかしょっちゅうやってるので、1Lモデルをレギュラーで使っててもいいかなとも思います。
最後デザインですね。持ち手をなぜかフェイクな木目にしちゃう。角ばった人工的な形状なんで、もう黒でもよかったような感じですけどね。ちょっと見た目が残念という。逆に安っぽくなってしまうという。デザインがんばってハゴオギさん。
【メリット】
・注ぎやすい
・使用感
・保温時間
メリットは、まず、注ぎやすいです。下に落ちてくれます。真下ではないけど、比較的手前に落ちてくれますね。
ノズル形状が折り返し点からの直線が長い分、ドリッパーの奥まで差し込んでいけますね。接近できます。ここはポイントですね。
そして使用感がかなり改善されています。ボタン操作になってるし、保温の設定、タイマー機能の使いやすさ、認識しやすさ、ここはかなり評価高いです。
フタも周りにシリコンでのヌフっとタイプですね。このタイプが好きです。
最後、保温2時間はなかなかないんじゃないでしょうか。お店とかの現場では30分とかは短いだろうし、2024年版はかなりプロの意見が反映されてると感じざるを得ません。
まとめ感想
注ぎやすい、使いやすい、レギュラー獲得か
今までレビューしたなかでも上位です。ベスト3は確実です。
コーヒーの淹れ方を畠山さんの至高の淹れ方に変更したので、湯量は多くなくて、真下に注ぐ、淹れ方だと、HAGOOGI2024は、かなり注ぎやすい部類です。レギュラー候補です。
レギュラーと言い切れないのは、ケトルの重さだけ。惜しい。
ホームブリュワーとしては、これで600mLぐらいのバージョンがあればって、感じですが、出店とかの機会があれば、間違いなくこれ使います。この子です。それぐらい現場モデルですね。
ま、これで1万円台であればかなりお得ですね。もしセールとかアマゾンクーポンで1万円切ったら、もう、ありえんコスパ神降臨って感じです。
今日も寄っていただきありがとうございます。ハゴオギさんが本気の現場モデルぶっこんできたというお話でした。
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