今日はコーヒーの本を紹介します。畠山大輝さんの「至高のコーヒーの淹れ方」
全体をざっくり読んで個人的におもしろかったポイントを挙げて、読書感想になります。
ポイント
私的におもしろポイント3つ挙げます。
- 基本のレシピ
- 成分の5つの要素
- コーヒーの表現
まず基本のレシピがうまい!
至高のコーヒーの淹れ方
基本レシピ〈フラワードリッパー〉
お湯230㏄(85℃)
コーヒー15g
中粗挽き
(みるっこ#7.5/カリタナイスカット#4/コマンダンテ#28/タイムモアC3#22)
1投 0:00→ 30㏄(蒸らし30秒)
2投 0:30→ 120cc
3投 1:00→ 160cc
4投 1:20→ 200cc
5投 1:40→ 230cc
終了 2:20
スペシャルティの浅煎りで湯温が低いけど、味はちゃんと出してくれる。
酸っぱすぎず、甘み、フレーバー、そして、畠山さんのコーヒーって、独特な質感があるんすよ。これがタクタイルか!
ダークマターの発見みたいに、味じゃない何かがあるみたいな。ここを解説したってところがすごい。
これいいな。もうこれを基本にしよう。
最高。味、フレーバー、余韻、質感、全部好き。
200ml飲めるけど、ちょっと多いな。150mL注湯にダウンサイズしても再現できるといいな。
そして、コーヒーの成分を5つで捉えていますよ。それらは時間の経過で出る量が変わってくるよ。ミネラル、酸味、甘さ、タクタイル、苦味・雑味
これは蒸らし動画のときの実感値がこれで説明できますね。時間が長すぎるとボヤっとするのは雑味が出てオフフレーバー状態になるってことですね。
最後、味の表現ですね。独自の表現で、語彙力少な!ってなってたので、取り入れて合わせていこうと思います。
読書感想
コーヒーバイブル登場!
今の私にぴったりでした。
私のような、ゆるホームブリュワーの中級者が読むと、ふわっと認識してた部分を補って、独自の用語を使ってた部分を正してくれる感じですね。
ちょっと内容的には、マニアな内容もあるけど、
難しい言葉も少ないし、無駄なく的確に書かれていて、非常にわかりやすい。
コーヒーの淹れ方の実践的なところは初心者でも大丈夫。写真で細かく説明があるから
この時はこの状態っていうのがわかるようになっている。
うまくまとまっている。いい編集ですね。編集者さん優秀。
数年前、CAFECで畠山さんのセミナーが開催されたとき、参加して実際お目にかかったことがあります。
穏やかで誠実な方という印象で、この本もその人柄が現れていて、素晴らしい。
これバイブルにさせてもらいます。
コーヒー本最近買ってなかったんですよね。一時期、同じような内容が多くてね、動画始めたら超リソース不足で、アウトプットばっかりになってたので、やっぱインプット大事。
っていうことでいかがでしたでしょうか。
これで読んだ気にならないように、上っ面をなぞってるだけなので、本質はぜひ本書を手に取って掴んでいただきたい。
今日も寄っていただきありがとうございます。畠山大輝さん神というお話でした。
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