今日のトピックは、「ナノブルシェイキングボトル」です。これが何かというと、おいしい水が作れるボトルです。

ナノバブルという、直径1マイクロメートル(0.001mm)以下の超微細気泡。めっちゃちっちゃい泡入りの水が作れるボトルです。



コーヒーおいしくなるの?マジか。オラワクワクすっぞ!
水でコーヒーが美味しくなる理由


私らが好きな、夢中になってるコーヒーこれ、約98%は水です。成分の9割8分以上が水です。H2Oです。
水を飲んでます。若干なんかの成分で色と味と香りがついた水でしかない。
つまり水の違いでコーヒーがおいしくなります。


例を挙げれば、
コーヒー抽出世界大会「ワールドブリュワーズカップ」2016にて粕谷哲さんは、青森県と秋田県にまたがる白神山地の水「白神山水」超軟水(0.2mg/l)を使用して世界チャンピオンになりました。普通の水道水(48mg/l)なので240分の1ぐらいの軟水ですね。
水によってコーヒー成分が抽出されるのも変わるし、
また、我らがコーヒーYoutuberの親分、岩崎泰三さんは、できたコーヒーを高い位置からサーバーに移し替えて、空気を入れて、口当たりをやわらかく水質を変えてました。
コーヒーをおいしくするために、こういうワザで水質を変えるっていうのもあります。



水によってコーヒーの成分抽出に違いがあるのと、水質として飲みやすくなるっていうのがありますね
前おきが長くなってしましましたが、
ナノバブルとは


ナノバブルとは、直径1マイクロメートル(0.001mm)以下の超微細気泡で、気泡のまま水中に長時間存在できる特性を活かして、様々な分野で活用が期待されています。
ナノバブルの4つのポイント、身体にいい、洗浄力がある、浸透する、口当たりがいい
毎日のスッキリをサポート
ナノバブルが腸まで届いて、内側からのキレイをサポート。
14日間の飲用モニターの調査結果でも80%が改善効果を感じています。
界面活性作用
ナノバブル水だけでも油汚れを落とす。
浸透力
水の表面張力が小さく、通常の水道水に比べ浸透率が高い。人の皮膚や臓器でも同様な作用があることが言われ、研究が進んでいます。ナノバブルを含んだ液体は、5倍くらいの速さで吸収されることが実験で証明されています。
口当たりがまろやか
ナノバブル化すると、水がとてもまろやかな口当たりに。コーヒーや、お茶、炊飯用のお水として使えます。ナノバブル水は、温めてもナノバブルがなくなることはありません。


またナノバブル含有液の浸透力、吸収力、殺菌力などの作用は、経産省資料でも公表されています。(ファインバブルという名称)
経産省資料のファインバブルの特徴
・ファインバブルはウイルスやタバコの煙レベルの小ささ
・数週間~数カ月の長期残存
・目に見えない泡、浮かない泡
・2030年には約13兆円に拡大する
(事例)
・高効率排水処理
・トイレ洗浄で水の使用量が1/100に
・農作物の成長促進
・魚を海外に輸出する鮮度保持
・食品に使用
・キユーピー株式会社はファインバブルを業務用のマヨネーズに活用。“ふっくらとして口どけの良い食感”を実現
だって、へえ。お好み焼き屋さんでマヨネーズおいしいとこあるよね。あれかな。具体的な事例が出てますね。
ここで掲載されている「ファインバブル」と、このボトルで形成される「ナノバブル」が全く同一の性質を持つかどうかはわからないけど、
こういうの興味あるわ。可能性はあるっすよ。いやおもしろいなあ。
スペック


本体サイズ:W6.9(蓋)×H21.7cm
(蓋なし:∅65×H189mm)
容量:450ml(400mlで振る)
重量:109g
[本体]材質:ポリカーボネート 耐熱温度:90℃
[フタ]材質:ポリプロピレン 耐熱温度:90℃
[内フタ]材質:ポリプロピレン 耐熱温度:90℃
振るだけで、いつでもナノバブルがMAXの状態で飲むことができる、ナノブルシェイキングボトル。


持ち運びに便利なハンドル付きで、ボトル本体は振りやすくて持ちやすい独自の3次元カーブのフォルム。


400mlのミネラルウォーターを10秒間(32回)振った場合、約6,800万個のナノバブルが生成されることが(株)ナノブル研究所での計測で、実証されています。


比較


まずは水の状態で飲んでみましょう。浄水器を通した水道水とそれをボトルで振ったナノバブル水ですね。
「目隠しでもわかる、飲んで感じる、その実感」ということですが、飲み比べてみましょう。



おおお、わからん。変らん。マジか。ヤバい。オレわからんす
もうちょっと味覚に敏感な人ならわかるかもだけど。
コーヒー比較


コーヒーで違いがあるのか飲み比べてみましょう。
深煎りブレンド
全く同じ条件で、淹れました。違いは水だけです。で、飲み比べたところ、





あ、軽い、あと、味わいがある。味を感じやすい。水質的にやわらかい、やさしい感じがある。



コーヒーだとわかるんかい!


浄水器は味の感じにくさと水のブロック感がありますね。


濃度を計ってみると
ナノバブルは1.42% え、そんなに出てる?


いやそんな濃くは感じないけどね。
普通の水は1.30% ええええ、そんなに違う?


何回か計りましたが、変わらなかったので、そうなんでしょう。


0.1%違うと、結構ネガティブな味にも感じやすいんですよ。特に今回の深煎りはね。
時間たって冷えた状態で、比べると、ホットよりもわかりやすくなって、
普通の水のコーヒーはネガな重さと苦味がありますね。
ナノバブルコーヒーは、飲みやすい、苦味も抑えられて、いい軽さがありますね。


ただ、ここがもどかしいところで、普段飲みで実感しにくいかもね。同時淹れ比べって温度設定できるケトルが2台要るし、量、温度、器具、オペレーション、全条件一応あわせてますからね。こんなのYoutubeやってるコーヒーバカだからですからね。
浅煎りのスペシャルティコーヒー


浅煎りのスペシャルティコーヒーで飲んでみましょう。
苦味や酸味を抑えるとか、味に影響があると、使いずらいんですよね。
さらにオペレーションの差が出ないように漬け置きにして紙で濾します。


コーヒーとお湯の量も温度も時間も同じ、条件は全て同じで飲み比べたところ、





ナノバブルは水質的にやわらかい。そして味が明確ですね。解像度高い
味わい自体は一緒、甘み、酸味だとか味の要素のバランスは同じだけど、味の輪郭がはっきりした感じ。
香り、フレーバーの差はないかな。口に含んだときにの柔らかさと味の明確さが違う。


ふわっとやわらかいけど、味ははっきりみたいな、ちょっと今までにない感覚。
ただ、劇的な差じゃないってところが、もどかしい。
濃度を計ってみましょう。
ナノバブルが1.38%


ナノバブってない水が1.12%


え、そんな違う? これが不思議なんすよね。
味の印象はそんなに差がないのに濃度が0.2%も違う。ふつう0.2%違ったら、結構印象変わるんですけどね。


また何回か計測しましたが、差分はだいたい同じでした。
量で濃度上げたら、もっと味わいが変わってしまうんですよね。





浸透力が違うってこと?収率が高くなってるってこと?
コレ採用でいいんじゃね。コーヒー豆自体の良さはそのままで、味わいをはっきり、口当たり柔らかく、飲みやすくしてくれる。



水を振るだけでコーヒーおいしくしているってなったら、なかなかチートアイテムかもね
効果


1週間ほど、普段飲んでいる水も、白湯も、コーヒーもこのボトルでナノバブった水を飲んでいます。
お通じはいいし。肌もいい感じなんですけど。飲む前からそうなんですよね。基本健康なんですよね。
効果はわかりません。悪くないってことしか言えないかな。悪くはならなかった。
おなか下したりはしてないっす。


で、常温の水の違いもわかるようになりました。普通の水のゴクっじゃなくてね。あのブロック感はないですね。



やっぱちょっと、やわらかいです。飲みやすいっす。すっとのどを通るのは感じる
メリットデメリット


デメリット
・価格
・根拠
・素材
まず価格¥2750(税込)送料無料です。
ギリギリいいところ突いてきますね。もうちょっと効果を実感できると、おすすめしやすいんだけどな。たしかにコーヒーの味はいい感じに感じやすくおいしくはなったんですけど、微妙な差ですもんね。
エビデンスですよね。アカデミックな科学的根拠もうちょっと欲しいですよね。
ハーバード大学の研究論文とか欲しいっすよね。
ま、それだけ、新しすぎる。早すぎる。時代早い、新注目ってところですから。
素材が樹脂のポリカーボネートですね。これがトライタンとかだったら値段のハードルも下がって買いやすいんですけどね。ある意味、健康系の商品なので、ぜひトライタン製も作っていただきたい。


メリット
・ランニングコスト
・手軽
・おいしくなる
まずランニングコストかかりません。水入れて振るだけです。電気も、カートリッジも使いません。
そしていつでもどこでも手軽に使えます。たまに湧き水汲みに行ったりしますが、直にその場でナノバブれます。
なんといっても単純に水もコーヒーも飲みやすい。っていうところですね。
もうエビデンスとかいいっす。ようわからんばってん、おいしくなるならよかたい
まとめ感想


コーヒーちょっとおいしくなった
でも、同時に同条件で飲み比べないとわからないレベルです。とびきりおいしくではありません。
もうちょっと味に敏感な方はわかるかも。
妻は水の違い、飲み比べで、何の説明もせず1発でやわらかいってあてましたね。
こういうのが好きな人向けです。こういう水の効果とか、いい水とか、が好きな人ですね。
観葉植物とかの水にもつかえそうですね。
ま、過剰に効果を求めないで、こういう水関係の商品が気になる方は、ぜひ一度お試しください。
今日も寄っていただきありがとうございます。よいコーヒーライフをお過ごしください。
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