今日のコーヒーは「standart japan」第11号のサンプルコーヒーです。
2014年と2015年の香港バリスタチャンピオンシップで優勝、ワールドバリスタチャンピオンシップ2015では4位に入賞したDawn Chanさんが手掛けるコーヒーショップ。香港のAMBER coffee breweryが焙煎したコロンビアの豆になります。

フレーバーが絵で表示されてあるのはおもしろいですね。
Osmanthus、パッションフルーツ、りんご
Osmanthusってなに?検索…。キンモクセイか!
開けてみましょう。

あっなんかお菓子っぽい感じします。

豆の状態は浅煎りですね。かなりフルーツのフレーバーが強いですね。パッションフルーツ、りんごなるほどね。
このフレーバーをなるべく液体にしてカップに落としたいと思います。
コーヒーオイルは欲しいですね。ペーパーフィルターはオイルをカットするので、ステンレス系のフィルターでいきましょう。
サンプルコーヒーは豆の量が少ないので1杯10gでいきましょう。

10gですが、濃度も欲しいですね。中細挽きでいきましょう。

となると、「茶こしドリップ」という選択肢になります。

濃度が欲しいので、95度のお湯を使います。さらに注ぐ回数を多くして濃度を上げます。5回注ぎます。

1投目20mlで蒸らします。あああフルーツのフレーバーがいいですね。
30ml間隔で注いでいきます。

後半、比重の重い粉が下に溜まってヌケが悪くなるので、軽く撹拌をしました。

150ml抽出しました。カップに注いで少し温度を下げます。

Osmanthus Rainの味は

うん!フルーツのフレーバーがそのまま再現され、味もしっかり出ていて、酸味も良く、後味にさわやかな甘み。飲みやすく仕上がったんじゃないでしょうか。
素直な豆ですね。「Osmanthus Rain」雨のキンモクセイってことでしょうか。しゃれたネーミングです。たしかに特殊なフレーバーですが、キンモクセイってところはちょっと違うかな。それともOsmanthusが、日本のキンモクセイと違うのかもしれませんね。パッションフルーツがいちばんしっくりきます。
では濃度を計ってみましょう。1.24%

最初に感じたお菓子っぽい感じがひっかかっていましたが、わかった!
グミだ!
アルミパックのにおいとフルーツのにおいがお菓子のグミの記憶と結びついたんでしょう。
おもしろいですね。これはかなりお気に入りしました。


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