コーヒー濃度計を購入しました。毎日飲んでいるコーヒーの味をコーヒーブロガーとしては言葉で説明しないといけないのですが、5年やってきても全然上達しませんでした。「ふつうにおいしい」って思うのが、ほとんどですが、普段言わないような言葉で語ってしまったら、もう別の何かになってしまうので、香り、味、濃さ、風味、どれかを客観的にしたいなと思っていました。
アタゴ ポケットコーヒー濃度計 PAL-COFFEE(TDS)開封の儀

説明書、保証書(登録すると1年延長して2年になる)、校正成績書、データ通信書、リーフレットが入っています。

ボディはスケルトンでプラスティック製、測定するサンプルステージはガラスとステンレス製。本体重量は124gで単4電池2本使用です。

コーヒーの濃度を測ってみよう

ゼロ確認
その日初めて使うとき、電池交換したとき、水道水で測定してゼロ以外の数値が出たときは「ゼロキー」を押してリセットします。

コーヒー濃度測定

サンプルステージにコーヒーを約0.3mlの滴下します。こぼれないよう、測定ガラス面を傷つけないよう、金属製じゃない小さなスプーンを使うといいでしょう。
同じコーヒー粉10g使用し、同じお湯で注ぎ方もなるべく同じになるようにして150mlを同時に抽出しました。

円錐形ドリッパーのハリオV60と台形型ドリッパーのカリタ、ドリッパーの形の違いで濃度が変わるのか測定です。
飲んで味わってみた感触では、カリタの方が若干味が強く濃い。ハリオがすっきりした印象です。
では測定してみましょう。

ハリオV60は1.45%

カリタ台形は1.38%

おそらく雑味苦味の要素があると、濃いって思いがちなんでしょう。
ハリオの方が濃くても雑味苦味が少ないと、すっきりって感じるんでしょうね。


じゃあついでにボトルコーヒーを測ってみたら0.92%
色は黒いけど、味は薄いもんね。おもしろいなあ。
これから使っていって、この味でこの数値って体験とデータベースが集まっていけば、抽出精度も上がるし、味の評価も正確にできそうです。これはいい。
買ってわかったことまとめ
- 使う日の最初に水でゼロセットする
- 測定はスタートボタンを押すだけ
- 水洗いOK
- 50度以上の液体が本体のプラスチックにかからないように注意
- アンドロイドスマホもしくはWindowsにリーダーをつければデータ通信できる
- 測定記録できるiphoneアプリがあるが4200円と高い
- コーヒーの濃度がわかると収率がわかる


リーフレットを見てたら「収率」という言葉が出てきました。いろいろコーヒーの本を読んできましたが、初めて聞いたよ。収率ってなに?



今日も寄っていただきありがとうございます。おもしろアイテムゲットだぜ!
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