今月の自家焙煎コーヒーは「タンザニア/バラムセレクト エピソード1」をご紹介します。タンザニアというのは、いわゆるキリマンジャロですね。

正直あまり期待してなかったんですが、期待値を大きく超えてきました!
かなり好みの味です



タンザニアのコーヒーを格付けするおじさんが厳選した豆がこちら
それでは世界40カ国以上・3000杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブロガーひろがタンザニアの「バラムセレクト」をご紹介します。
バラムセレクトとは
バラムセレクトとは「バラムさんが選んだコーヒー」です。バラムさんはタンザニアの優秀なカップテイスター(コーヒーの味を判定する人)。
タンザニアのコーヒーをオークションに出品するために、格付けをするのがバラムさんの仕事。
なのでタンザニア中のコーヒーが彼の元に集まり、タンザニアのコーヒーを知り尽くした男がバラムさん。
集まったコーヒーの中には、まれに風味が優れた「これは!」という豆があるそうで、そんなタンザニアのお宝レアコーヒーをバラムさんが特別に日本のファンに紹介してくれる企画が「バラムセレクト」。
その第1弾がキリマンジャロの南東斜面1,700mに位置するムシンギ組合のコーヒー。
キリマンジャロの生豆は


品名:バラムセレクト エピソード1
生産国:タンザニア
地域:キリマンジャロ山南東斜面
規格:AA/AB
スクリーン:15~18
標高:1,700m
欠点:規格無し
精選方法:ウォッシュド
品種:ケント・KP423・ルイル11
収穫年度:2019/20


生豆の形状・大きさとしては、普通なんだけど、小ぶりなもの、極小豆の比率が多いかな。
虫食いや欠けている欠点豆を取り除きます。焙煎後にあらわれる貝殻豆もハンドピックします。欠点豆じゃないけど、大きい、小さいの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。
焙煎度は中煎りで


中煎りにしました。焼き菓子のような甘い香りがメインで、豆の状態での香りの特徴は少ないかな。
キリマンジャロをドリップ


中粗挽き10gをハリオV60で、85℃のお湯150g注いで5投しました。


では、飲んでみましょう。
キリマンジャロの味は





雑味なく、やさしい甘み!
マジか!?めっちゃ好みの味
一口目で「あっいい豆」ってわかる。決して突出した個性的なフレバーじゃないけど、コーヒーの王道の味わいなんだけど、メチャメチャ好みみたいな。
雑味なくクリアで、甘みの質がいいんすよ。酸味は弱いけど、ちゃんといい名脇役でいてくれるし。
酸味:★★★☆☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★★☆
コク:★★★☆☆
香り:★★★☆☆
今年のベストに入るんじゃない!? コーヒー格付けおじさんいい仕事するなあ。ええええ、もっと買えばよかった。





タンザニアのコーヒー格付けおじさんが厳選したコーヒーご賞味あれ。今回ハンドピック念入りにしたから、数少ねえっす。お早めに
ということで、世界のコーヒーに出合う旅「ワールドコーヒーツアー」今月の焙煎コーヒーは「 タンザニア/バラムセレクト エピソード1 」でした。
今日も寄っていただきありがとうございます。コレ勝負玉のコーヒーにしたいぐらい。
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