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TIMEMORE S3をレビュー!精度20%向上の実力やいかに

今日のトピックは、タイムモアS3のレビューになります。

お待たせしました。タイムモアのS3こちら正規代理店TOPクオリティさんよりご提供いただきました。

忖度なし、事前チェックNG、デメリット挙げまーす。にもかかわらず、ご提供ありがとうございます。

ひろ

結論:タイムモア決定版あらわる!

タイムモアS3は挽き目が外部調整の90段階になりました。

タイムモアの商品はPDCAしまくり、さすがに精度・使用感かなり上げてきました。

とりあえず2024年5月現在だと、S3が最新モデルなので、今までの改良点は引き継いでますし、不具合はつぶしてます。

折り曲げハンドル、フタも取っ手もオール金属、30g容量のストッカー、底面のシリコンなどなど。

ビター

ただ、ちょっと気になる点もありました。ま、でも、それもちょっとした裏ワザでクリアできます。

コーヒーミル40台以上所有するコーヒーバカがややマニアックですが、他と比較しながらチェックしていくので、コーヒーミル、検討中の方は参考にしてください。

目次

使用感

まず、サクッと使用感いきいましょう。

コーヒー豆15gを入れて、外部の挽き目を7にセットしてスタート。

サクサク、軽いっすね。撮影しながらだと、体制がきついので、ちょっとひっかかりもありますが、体感では軽いです。スムーズです。

体感ではC3より、かなり早軽です。そして早い。もう終わった。

コーヒー豆15gで21秒です。

挽き目をチェックしましょう。7クリックちょうど中挽きぐらいですかね。いい感じですね。

てか精度上がってね?微粉めっちゃ少ないやん。マジか。

S3の特徴3つピックアップ

外部挽き目調整
0.015㎜/gridの超微調整で、エスプレッソに欠かせない高精度調整が可能です。90段階調整でエスプレッソからフレンチプレスまで色んなタイプに対応。

S2Cアップグレード
(Spike to Cut)S2C臼刃の最新アップグレード「S2C890」より高い均一性になり、明るいフレーバーを引き出し、クリーンな味わいを実現

高精度ベアリング
 S3のカスタマイズベアリングは精度を20%向上させます。標準ベアリングと比べて、元の7μmの許容差が5μmに減少し、寸法の安定性(一貫性)が100%向上しました。

ひろ

なるほど!ここは使ってみての実感値ありますね。スムーズでした

挽き目

他の挽き目をチェックします。説明書によると

エスプレッソ:0~1
モカ:0.5~2
ハンドドリップ:5~8
フレンチプレス:8~9

外部目盛り9、5、1、で挽いてみました。

タイムモアは相変わらず細め傾向ですね。フレンチプレスの9目盛りでも粗くないですね。カリタ挽きよりちょい大きいぐらい。中挽きやや粗め、中粗挽きのやや細めって微妙なところかも。

ハンドドリップの5目盛り:一般的によく「ハンドドリップに」って言われる中細挽きって感じかな。この辺りをメインにしてそうですね。

エスプレッソ1目盛り:エスプレッソは詳しくないので、評価しにくいですが、私が使ってるポータブルタイプのエスプレッソマシーンのレベルなら全然問題ないと思います。

目盛り1~9の粒度範囲が狭いかなって印象でエスプレッソからハンドドリップまでカバーしてるかなって感じですね。

個人的には畠山大輝さんの「至高のコーヒーの淹れ方」中粗挽きで試してみましょう。

コマンダンテ28クリックがS3だとちょうど9目盛りぐらいか。ちょっと小さいか、ぐらいね。なのでギリ中粗挽きまでカバーしてる。

目視ですけど。均一性、微粉の少なさはコマンダンテレベルといっても過言ではないところまで来てますね。

でも、もうちょい粗くしたいですよね。タイムモア粗くない問題は、解消されてないって感じですが、やりようはありそうなので後半で試してみましょう。

構造

はいそれでは、外観とミルの構造をチェックしましょう。

タイムモアのロゴの面に目盛りのセット位置がありますね。

挽き目調整はカメラのレンズみたいに、重すぎず軽すぎず、クリック感あります。目盛り表記は1~9で0.1単位でクリックがあり、90段階ですね。

ストライプ溝で、さっきの1目盛りのエスプレッソ挽きだとちょっと滑りやすい。本体金属だとグリップ感は弱かったですね。

ストッカーを外すと、デカ調整ネジですね。あ、調整パーツかなり刻んでますね。1周が30クリックになってます。

分解していきます。心臓部の刃、バネ、ワッシャー

外刃は本体一体型。外部調整も一体型。中の支えが2本で一体型。

上部を回して内刃と外刃の距離を広げる、縮めるって構造ですね。

でこちらが、内刃ですね。

形状はC3と同じですが、微妙にでかい。重さもあります。

C3の刃がこれ右、直径で比べると2ミリ程度違うかなって感じですが、

一回りぐらい大きいし、重さもはっきりわかるぐらい違う。

挽いた時の感触も早って感じたので、C3ユーザーの方も肌感で違いを感じられると思います。

ファーストC3と比べてみましょう。挽き目合わせは追い込んでないので取り急ぎですが、目視の範囲では、大きな差はないレベルですね。C3は2年ぐらい使っていますけどね。C3持ってる人は買い替え、買い足しの検討要素になってきますね。少量なので、量が増えていくと差が出るかもですね。

スペック

サイズ:約195×54mm
重量:約800g
素材:アルミニウム合金、ステンレススチール、シリコンパッド
容量:約30g(焙煎度による)
付属品:掃除用ブラシ、布製キャリーケース、日本語取扱説明書(兼保証書)
中国製

メンテ

はいではコーヒーミルのメンテは内刃と外刃を中心に付属のブラシで残った粉を落としていきます。タイムモアの付属のブラシは使いやすいので、ずっと使ってますが、他にも、毛の長いブラシとか、ブロアーがあると、しやすいです。

金属刃のミルは水洗いNGです。

頻度はどれくらいだろう。人によります。いろんな豆を飲む私は違う豆と混ざるのがイヤなので違う豆に切り替えるときは掃除してます。

同じ豆を飲んでるときも週一とかはしてるかなって感じですね。

デメリット

・価格
・構造
・粗くない

まず価格ですね。定価25000、実売¥23,800前後って感じ、安くはない。

タイムモアのなかではXLiteが¥27,580で一番高いけど、おそらく生産終了になって、このS3が最高機種のフラッグシップモデルになるんじゃないかって言われてますね。

個人的にきになるのが、ネジがデカいのと刃の外に溝があるところ。

ロジックだけで言うと、挽いた粉はすぐ排出された方がいいんですよ。粉が貯まると、こすれて、微粉が出やすいそうなので、排出スペースは広いほうがいい。

ま、ここはマニア視点で検証もしてないのでスルーして構いません。実際使っていいじゃんって感じられたので。

最後タイムモアの粗くない問題ですけど、たしかに説明書の使い方だと外部目盛りのMAX9だと、粗くない。

でも内部の調整ネジを1周(30クリック)すると、デフォルトより粗く挽けます。

上部9目盛り+内部調整1周30クリックで挽いたのがこれですね。だいぶ粗くなりました。

46メソッドってカンジですね。

※説明書にない使い方なので、あくまで自己責任でお願いします。

メリット

・デザイン
・精度
・使用感

今までのタイムモアのミルのなかで、一番デザイン的に洗練されてると感じます。シンプルで高級感あり、使いやすく、場所も取らない。

C3より精度は上がってるかなって感じました。肌感です。C3だともうちょっと微粉がある印象ですね。粒の揃い方も良かったですね。結構違いますね。

豆に対しての刃の大きさはやっぱこれくらいがいいのかな。

コマンダンテ、1Zプレッソもこれぐらいの大きさなので、物理的にもそのクラスと並んできましたね。

あと精度を上げてるのが、S3はベアリングが向上してるからですね。回転がスムーズでブレがない、というので、これは実際手にしないと、わからないところなので、強調しておきましょう。地味ですけどね。マニアからしたらかなり違うぞって実感。ニンマリするポイントですね。

普段使いする分には申し分ありません。十分過ぎます。総合得点は高いです。

まとめ感想

精度、使用感、間違いない

もう価格だけの話かなと思います。おそらくS3を検討する方って、コマンダンテ、1ZPRESSO、タイムモアどれ?って感じではないでしょうか。

普段飲みであれば、もう価格で決めていいと思いますけどね。

コスパが一番いいのはタイムモア。このクオリティでこの価格ですからね。

競技会とか視野に入れてるような専門的な方は、ま、そういう方はコマンダンテ買うだろうし。って考えると。

ハイエンドコーヒーミルのなかで、2万円台のミルでこの精度と使いやすさならタイムモアはいいポジションにいると思います。有力候補です。コマンダンテ、1ZPRESSOと精度でも肩ならべるレベルになりましたね。

あとC3持ってる方が買った方がいいか問題ですが、

これムズイっすね。単純に刃が悪くなって、買い替えならステップアップしていいでしょう。C2から買い替え、買い足しなら、おすすめできます。

今までのC3のバージョンアップとは全然違いますからね。挽き目ダイヤルが違う、刃が違う、ベアリング向上してる、物理的に大きく変えてきたから、精度、挽き具合、使用感はかなりアップしてるので、

そこに金額出せるならですね。私はミル好きなのでこれなら自腹購入してもアリだなって判断ですけどね。

コーヒーミル40台以上所有するコーヒーバカが、今まで手にした手挽きミルのなかでTOP5には入る。というのは、言えます。実感値です。

ご提供いただいたトップクオリティさんは正規代理店の日本企業で、実売価格での販売で、証明書とメンテナンス用クロスもついてて、フォロー面でも安心です。

TIMEMORES3アリです。TIMEMORE看板商品がついに出た。という話でした。

今日も寄っていただきありがとうございます。よいコーヒーライフをお過ごしください。

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