今日のコーヒーは「カフェオレ」をご紹介します。ホットカフェオレの作り方のコツはミルクの温度にあります。温めすぎないというだけで、香りがいい、おいしい甘みのあるカフェオレになりますよ。
そういえば子供の頃、温めた牛乳が臭くて嫌いだったなあ
そう!温めすぎると生臭くなるでしょ。それをしないとおいしくなるよ
「カフェオレはコーヒーか」というと、ミルクも大事なんですね。カフェオレの意味、レシピ割合を見ていきましょう。
それでは世界40カ国以上・3000杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブログevery coffeeが「カフェオレ」をご紹介します。
カフェオレの意味
カフェはフランスで生まれだからフランス語です。「cafeカフェ」はコーヒー、「auオ」が前置詞、「latiレ」が牛乳で、「カフェオレ」です。
カフェオレの作り方ポイント
- コーヒーと牛乳の割合は1:1
- コーヒーは濃いめ
- 牛乳の温度は60度
まず、コーヒーと牛乳の割合は半々です。なので、深煎りのコーヒー豆を少し濃いめに作るとちょうどいい。
とはいえ、コーヒーの味わいと濃さは好みによるのでお好みで調整しましょう。
次に牛乳の温度は60度以下にしましょう。ホットカフェオレは牛乳を温めますが、温めすぎると、おいしくないよ。
というのも、牛乳は加熱すると、タンパク質が変性します。
(参照:https://www.j-milk.jp/findnew/chapter2/0411.html)
たんぱく質は甘味やコクをつくる要素なので、加熱しすぎると、甘みが弱くなるし、また加熱臭が出て臭いも悪くなるので、加熱しすぎない。
鍋で温めるなら、沸騰前の鍋のフチで細かい泡が出るぐらい。
レンジで温めるなら600Wで40秒を目安に。
カフェオレのレシピ
息子さんからオーダーが入ったので、1杯140mlのカフェオレを3杯作ります。
カフェオレ1杯140ml
コーヒー70ml 牛乳70ml
深煎りコーヒー豆15g
コーヒーを作ります。
ネルに近い味わいを出してくれるステンレスドリッパーを使います。
1杯140mlの半分70mlのコーヒーを3人分で210mlを作ります。濃い目にするためにコーヒー豆は45g使いました。
220mlできました。軽量カップをサーバー代わりにしちゃえば便利ですよ。
使っているコーヒーサーバーがレンジOKだったので、コーヒーサーバーに牛乳を入れました。適度にレンジで温めました。
牛乳をカップに注いで、75ml入ってしまった。
同じ量コーヒーを注いで、150mlのカフェオレができました。
究極のホットカフェオレ
ホットカフェオレをこだわって作るなら、次のポイントも入れるとより美味しくなるでしょう。
- コーヒーはネルドリップ
- 低脂肪を使わない
- 保温性の高いカップを使う
まず、カフェオレのおいしさは「まろやかさ」にあると思うので、まろやかな、トロっとしたコーヒーを作るなら「ネルドリップ」でしょう。今回はネルの味わいに近いステンレスドリッパーを使用しましたが、もっとこだわるならネル。
次に一般的に売られている牛乳には、いくつか種類があります。
①成分無調整:生乳を殺菌し、そのまま詰めて乳脂肪分が3.0%以上含まれているもの
②成分調整:生乳から、乳成分(脂肪・ミネラル・水分等)の一部を取り除いたもの
③低脂肪: ②の生乳 から脂肪分のみを除去し、脂肪分を0.5~1.5%にしたもの
④無脂肪:②の生乳から脂肪分を除去し、脂肪分を0.5%未満に調整したもの
⑤加工乳:牛乳に乳製品(バター・クリームなど)のみを生乳に加えて、濃厚タイプや低脂肪タイプにしたもの
(参照:https://kakakumag.com/food/?id=11569)
①がいわゆる「牛乳」であり、やっぱり成分未調整の牛乳の甘さや脂肪分がコーヒーには合います。
最後に、今回のカフェオレは「牛乳を温めすぎない」がポイントなので、温度が低い分、保温性が高い2層式のカップなどを使って、事前にお湯で温めておくといいですね。
カフェオレとコーヒー牛乳の違い
カフェオレとコーヒー牛乳の違いについて、よく言われますが、
そもそも論として「コーヒー牛乳」に明確な定義がありません。なので、
カフェオレはコーヒーと牛乳を「1:1」で作るコーヒーのアレンジのことで、
コーヒー牛乳はコーヒーと牛乳と砂糖で作る「乳飲料」というカテゴリーというのはどうでしょう。
砂糖やら入れて、甘みを加えたら「コーヒー牛乳」ということで。
おいしいカフェオレの作り方まとめ
カフェオレは濃いコーヒーと半々で牛乳は温めすぎない
コーヒーに牛乳を加えるだけのシンプルなアレンジでこの癒し効果
コーヒー牛乳もスイートよ
今日もevery coffeeに寄っていただきありがとうございます。癒やしのカフェ俺
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