ネルドリップの特徴、豆の量と挽き方、抽出温度、手入れ、
ネルフィルターは面倒ではない
ネルフィルターは面倒だと思っているでしょ? 私もコーヒー飲み初めの時、やってみてすぐやめたんです。その時は特別おいしいとも思わなかったし、水を張ったタッパーに入れて冷蔵庫に保存、水は毎日変えるっていうのが、どうもダメだった。メンドクサイし、なんか衛生的じゃないのよね。そしたら、焙煎家のオオヤミノルさんが「ぼくは冷凍庫で保存してるよ~」って言ってたので、プロもそれでやってるのであれば、保存も簡単だし、だいぶ味もわかるようになってきたので、ちゃんと飲み比べて味の違いも知りたいし、ブログのネタも尽きてきたし、もう一回やってみようと思ったんです。では具体的にネルフィルターの使い方を見ていきましょう。
ハリオのネルフィルター購入
まずはネルフィルターをゲットしましょう。買ったばかりのおニューのネルは3,4分ぐらい煮沸して、ノリを取り除きます。買ったときの状態で縫い目が外になるようにネルの折り返しの穴にホルダーを通します。たったこれだけ簡単でしょ。
ネルドリップに合うコーヒー豆は
深煎りですね。マンデリンとかね。ネルはやっぱコクを楽しむような味わいのものがいいです。まろやかさが加わると相乗効果でうまくなるというヤツですね。
淹れ方はペーパードリップとほぼ同じ
ネルドリップの淹れ方
1.ネルフィルターを流水でよく洗い、水気を切る
2.コーヒー粉を粗びきで(1人分10g)
3.全体を湿らすぐらいお湯を落として20〜30秒蒸らす
4.粉の中心に4〜5回お湯を落とす(1人分150ml)
※温度はコーヒー豆の焙煎度で変えます。(浅煎り93度・中煎り88度・深煎り85度)
※粗挽きの粉をたっぷり使って短時間で淹れるのがコツ。
ざっくりこんなカンジねってわかる15秒動画です。※音声が流れます。
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— ひろ (@_everycoffee) 2018年9月24日
ネルドリップの味の特徴
まろやか。ひたすら、まろやか。このトロッとした水質。特に深煎りには合いますね。
ネルフィルターどっちがおもて
やった結果、結論から言うと、どっちでもいい。これは好みによって変えていいです。起毛した方を内側にすると、つまりやすいと言う人もいますが、起毛内側の方が若干まろやかなので、私は起毛内側で使っています。
ネルフィルターの手入れ
淹れた後はコーヒー粉をすてて水で洗う。布に匂いがついちゃうので洗剤は使わないようにね。ネルについたコーヒーの色が気になり出したら、煮沸する。
ネルフィルターの保存
一般的に言われている保存方法は、「使用後、煮沸して水洗いして、水をはった容器に入れ冷蔵庫で保存。水は毎日変える」というものですが、これはさすがにめんどくさいので、
水洗いした後、水気を取ってジップロックに入れて冷凍庫に保存
プロもやっている保存方法なので、これで十分です。何度もやってますが、匂いもきになりませんし、困ったこともないので問題ないです。使う時は水で戻して使います。
ネルのドリッパーを自作
とりあえず試してみたいならネルフィルターだけ買う手もあります。ドリップのホルダーは100均で太めの針金1本買えば自分で作れます。ドリップスタンド用にオリジナルの形にしましたが、金魚すくいの針金みたいなので十分です。ネルフィルターはお湯のヌケがいいので、それほど重くならないから、それほど頑丈なものでなくてOK
ネルドリップまとめ
ネルは意外と簡単なので、このまろやかさを一度お試しあれ
ネルの一番のデメリットは保存方法にあります。よく言われる「毎日水を変えて水を張ったタッパーに入れて冷蔵庫で保存」なんて、なかなかやってられないですからね。これに比べたら全然マシです。ま、ペーパーフィルターのそのまま捨てられるにはかないませんが。私は休みの日など、時間があるときはネルドリップにしています。
今日も寄っていただきありがとうございます。やりっ放しだったのでまとめました。