数日、飲み続けているコーヒー豆がありまして、ある日、突然味が変化した。「今日は甘味が出たね!飲みやすいぞ!」そのコーヒーはおいしいんだけど、少し気になる要素があったんです。味の輪郭がぼやけているようなカンジで、あともうちょっと甘味があったら、最高なんだけどなと思っていたところ、偶然の出来事だったんですが、急にそんな理想の味になった。これはひょっとして新たなメソッドになるか。フォースウェーブ起こしちゃうよ。その偶然の発見は、
コーヒー粉がぬれていた
コーヒー豆をミルで挽いたら、なぜかコーヒー粉が濡れていた。前日ミルを掃除したので、ストッカーに水分が残ってたのかな。ベチャってなっていて、あーあ、今日はダメか。と、あきらめてコーヒーを淹れたんです。そしたら、
すごい甘い!
控え目な甘さだったのが、甘味が出てる。そして、まろやかな味。飲みやすい。こっちが好まれそう。何だこれ? 単にコーヒー粉が水で濡れていただけなのに、こんなにも飲みやすくなるかね。っていう大変化。どうして?何が起こっているんだ?低温抽出ともちがうか。
今日は失敗か〜。からのまさかの!甘み!why? pic.twitter.com/KZPXllhOjV
— ひろ☕️コーヒーブロガー (@_everycoffee) October 18, 2017
再現性があるのか
次の日もやってみましたが、同じように甘い。違う豆でもやってみましたが、同様に甘味を強く感じます。数日、実験しました。コーヒー粉をぬらすと、淹れたコーヒーの温度がやや低いように感じます。温度が変わるのはあるでしょうね。あと苦味が弱くなる感じはしますね。
偶然発見したコーヒーが甘くなる方法を検証中。新たなメソッドとなるか! pic.twitter.com/QMLEGE0iKB
— ひろ☕️コーヒーブロガー (@_everycoffee) October 19, 2017
ということで、同じ豆で同じ条件で同時に淹れて、飲み比べて検証したいと思います。
コーヒー粉を水でぬらすと甘くなる?飲み比べてみた
コーヒー粉を水でぬらして、ドリップすると、甘みが増すと偶然発見しました。ちゃんと同じ条件で同時に淹れて、普通のドリップと飲み比べて検証してみます。飲み比べて、味の成分のどの要素が違うのか、差を細かく味わってみましょう。
コーヒー粉を少し水でぬらす。水滴が落ちないぐらい。しめらす程度ね。
あとは、普通にお湯で淹れていきます。どちらも最初に蒸らしを30秒します。
できました。コーヒー粉を水で濡らしただけの違いですね。
飲み比べてみます。
味の違いは?
微妙な差でした。
えーーーーーーーーマジで!?
前回、「ブラックコーヒーを2割増しで甘く感じる方法発見か」なんて大きく出ちゃったけど、わずかな差だなー。感覚的にはもっと差があると思ったけどね。
でもね、わずかな差なんだけど確実に違いはあるんですよ。心理的な気のせいレベルではなくね。おいしい味を感じやすくなるし、苦味がおさえられて、果実の酸味を感じやすくなる。味の輪郭がはっきりする感じもあって、香りもややよくなる。ただ飲む人によってはわからないだろうね。私も2、3年前だったら「一緒じゃん」って言ってたかも。こんなに微妙な差だとは思わなかったなあ、、、。この微妙な差がわかるようになったという味覚レベルが上がっていることでもあるんだけど、、、。あくまで個人の感想です。で、一応逃げとこう。
なんでこうなるのかは調査中。コーヒーの抽出原理について、いくつか本を読み返しましたが、はっきり論理的に説明できていません。ツイッターで「低温で甘味が出やすくなってるんでしょうね」とのアドバイスもいただいています。
ウエット法
すごい邪道な方法なのかもしれないけど、オレがこっちの方が飲みやすいと思えばそれはアリでしょ。個人の自由じゃないですか。なので普段コーヒー飲むときはこの方法取り入れます。もっと日常的に続けてみて、いろんな条件でやってみて、時間をかけて検証したいと思います。一応、名前つけとこう、コーヒー粉をぬらすので「ウエット法」としときますか。興味のある方は試してご意見いただけるとうれしいです。「テメーの気のせいだろ」等のネガコメ覚悟で第三者も込みで検証したいんですよ。
昨日のツイッターの反応では「やってみたら甘味を感じました」というのをもらったので、ちょっとホッとしてますが。
今日も寄っていただきありがとうございます。かわいいってだけで買って使っていない小さなミルクピッチャーをこのウエット法に使おう。出番がきたね。
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