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感想「コーヒー焙煎士のぼくがコーヒーに教わった大切なこと」土居陽介

よく見かけるあのネット広告の土居珈琲さん。もう、いかにも頑固オヤジを絵に描いたようなあのお父さん。絶対無口で生真面目で「不器用ですから」が似合いすぎの、もうあの顔だけでコーヒーうまそうじゃん。その息子さんが書かれた本です。「コーヒー焙煎士のぼくがコーヒーに教わった大切なこと」土居陽介

目次

怖かった父

父は気性が激しく厳しい人だ。(中略)父はとにかく厳しく、そして怖かった。(中略)たまに会うと理由も分からず突然大きな声で怒鳴られる。(中略)父はどうやら他人との付き合い方が分からなかったのかもしれない。

やっぱ、そうっすか。ひとつの章でこれだけ出てくるぐらいだからね、、、

コーヒーに人生のすべてをかけている父

そんなお父さんですが、もともとはコーヒーを販売している会社に勤めていて、喫茶店に営業に行っているうちに自分で焙煎したくなり、1980年に創業。喫茶店に焙煎したコーヒーを販売するようになったんだって。当時は販売先の喫茶店ですらコーヒーの味がわからなかった時代に、生豆の品質にこだわり、鮮度を保つため必要分しか焙煎しなかったそうです。

私の父は、人生のすべてをコーヒーにかけているような人である。子供時代に父と遊んでもらった記憶はほとんどない。仕事ばかりしていてほとんど家にいなかった。

まー、かわいそうにねー。

販路を一般消費者に変える

そんな頑固オヤジと一緒に仕事をすることになった息子さん。当然教えてくれるようなこともなく、「自分の仕事は自分で作れ」と言われ、営業に行っても喫茶店は目に見えて、落ち目なところばかり。HPを立ち上げて、一般の方に飲んでもらおう。と始めるも、受注もほぼなく、頑固オヤジに遊んでるように見られ、焙煎もうまくいかず、困難な日々が続いていたところに、たまたま新聞に取り上げられ、一気に受注が来て、大量の注文を徹夜して親子三人で力を合わせて乗り越えるという話。

いやーよかったよかった。
広告よく見かけるけど、どうなん?って思ってましたが、お父さんが高品質のコーヒー焙煎にこだわり、息子さんがその味をみんなに知ってもらいたくてネット通販を始めたからなんですね。息子さんは、もう社長に就任されてあるし、会社規模も全然違うから、このお父さんはもう焙煎してないだろうけど、書いてるうちに気になってきました。買ってみて来月にでもレビューしますか。

今日も寄っていただきありがとうございます。いろんな物語があるね。

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この記事を書いた人

30年以上も飲めなかったコーヒーが飲めるようになったら、豆を挽き、ハンドドリップで淹れ、焙煎をするまでハマってしまった。人生何が起こるかわからないね。詳しくはこちら

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