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エペイオススマートコーヒーメーカー「Mocca」をレビュー!湯量・湯温調整でマニア納得の味!

EPEIOS Mocca

今日のトピックは「エペイオス スマートコーヒーメーカーモカ」こちらご提供いただきました。ありがとうございます。

基本レビューは、事前チェックなし、忖度なし、デメリットあり、まちがったらゴメンね。ポンコツだったらボツな。という条件で、ぜぜひひでやっています。

公式ストア3.6万円。価格的にもミドル以上のハイクラスのコーヒーメーカーになっています。

味やデザイン、クオリティにウエイトを置いたQOL(クオリティオブライフ)志向の方がターゲットって感じですね。

味については、WBCワールドバリスタチャンピオン井崎英典さんが監修ということで、コーヒマニアとしても期待できるんですが、

見た目がエルメスのデザイナーを起用ってことで、

デザインについては正直、あんまり好みじゃない。ちょっとデザインしすぎてる感がある。存在感強いな。ちょっとクセが強いぞって、私の好みではないと最初に非を言っておきます。

ま、見た目は、良くても悪くても、いずれ慣れるからそんなに問題じゃないっす。

コーヒーバカは味っす。味。

一般的な深煎りブレンドも、浅煎りのスペシャルティコーヒーもどっちもおいしく飲みたいんですよ。特に浅煎りはハンドドリップでもムズイし、この両方を両立するコーヒーメーカーなんてありえない

結論、今まで使ったコーヒーメーカーのなかで1番うまい

といっても、コーヒーメーカーはそんなに使ったことがありません。

前の職場にあった象印の安価なヤツ、実家にメリタがあったかな、個人で購入したのはバルミューダ、ぐらいなんですが。

浅煎りスぺシャルティおいしくしてくれました。

この味であれば、使えます。使います。使ってます。

今日のメニューはこんな感じで、多機能なので、ボリューミーですがゆっくりしていってね。

まずは、詳細な事前情報なしで、説明書見ながら、サクッと普段の使い方で味わってみたので、その感想シェアします。

目次

使い方

ドリッパーホルダーを外して、ペーパーフィルターをセットします。一般的な2-4杯用の中サイズの台形型ペーパーフィルターですね。ランニングコスト抑えられますね。

専用スプーンで、ひとすくいが1杯分。11gってスプーンに明記されてあり、杯数分の粉を入れて、今回2杯作ります。

粉をトントン整えて、セットします。

スリットが正面の目印になっていて、カチッとセット。

杯数分の水を入れます。ホット、アイスの両方のメモリがガラスストッカーに明記があります。

3秒長押しでスイッチオン。ボタンでなくタッチ式ですね。モードを4種類から選択。

・ライクアプロ
・デイリーブリュー
・アイスコーヒー
・クリーン(掃除モード)

で、杯数を選択。1~4杯から。2杯。

パワーボタンがスタートボタンにもなっていて、ワンタッチでスタート。

毎回設定しなくても前回の設定が残るようになっています。

音が静かですね。

34秒後、第一ドリップ出ましたね。

湯量は多くはないですね。割と少ないのかな。

2分19秒後、第二ドリップ

さっきと同じぐらいの湯量で落ちてるかな。

3分47秒後、第三ドリップ

ずうと出続けるんじゃなくて、インターバルで蒸らしを挟さんでるようですね、

最初の1投目は蒸らしなしでドリップしてるようです。50秒ぐらいのドリップが3回行われるようですね。

抽出完了のお知らせで、スタートから終了までプロモードで2杯分が5分35秒です。

できました。サーバーを外して、カップに注いで、

すぐ飲まない分はサーバーを戻して置いておくと、ここで保温もしてくれます。

味は

エペイオスコーヒーメーカー飲んでみましょう。

ひろ

え、全然違う、しっかり味!こんな味出るんだ!こう来たか~!

ネガティブな味は出てない。苦いとか雑味とか、そういう要素はなく、全要素を出してるのかも。

ひろ

たっだあ〜。オレが淹れたほうがうまいなあ

個人的にはドリップでいい味が出てたから、違うベクトルに行ってる。結構ひっぱるね。って印象。

しまった~、合わないコーヒーを最初に選んだかも。

市販のコーヒー粉、モカブレンドです。中煎り中挽きです。

自分でハンドドリップで淹れたときは、酸味、甘み、モカの香り、みたいな抽出前半の味の良さがあったけど、コレは最初のドリップから抽出完了まで4分以上かかってるので、トータル時間の長さと、注ぎ回数も3回してるので,

後半の味まで出して、濃度もしっかり出してるって感じかな。

計ると1.33%

濃度的にはやや高めのOK範囲ですが、ドリップより味わいはマイルドな感じ。

ハンドドリップでの長時間とも違う味わいって印象ですね。

お湯もある程度貯めてるんでしょうね。あ、そうだ、お湯を貯める浸漬式に近い味わい。

ハリオスイッチ、クレバードリッパーみたいな、フラットなマイルドさ。あれか。

お湯を一度に貯めるんじゃなくて、3回に分けて、インターバルとって、繰り返して、ドリップの透過と漬け置きの浸漬のいいとこどりみたいな感じかも。

あああね、ハイブリッド的な要素はあるかも。

コーヒーの要素をまんべんなく出す、かつ、悪い味は出さない。

っていう平均的なアベレージ高くもっていくみたいな。

浅煎りも深煎りも、細挽きも粗挽きも、マシーン側でコントロールできないのに

おいしくしたるぜってことですからね。

あますことなく、フラットに、平均的に、効率よく味を出すってことですよね。

特徴

気づいた点挙げていきながら、公式サイトの情報と擦り合わせていきましょう。、公式動画で監修者井崎英典さんのインタビューもあったので参照しました

ドリップ跡を見てみると、フラットですね。やっぱりお湯も貯めつつ、まんべんなくお湯がいきわたっているって感じでしょう。

水タンクがここで、このシルバー部分だけで加熱してるってこと?

あ、違う。後ろの支えが熱くなってるここに水を通して加熱してるのか、なかなかすごいですね。デザインと技術が融合してますね。

ドリップのお湯の出口はここで、

カバーを取ってみると、ここからお湯が出るようになってて、カバーは中央に1つ、周りに5つ、小さな6つ穴になっています。

自然落下だとこの穴の大きさだと水が落ちないので、ある程度シャワー噴射もしてるのかな。流水で撹拌も起きてるでしょうね。

シャワーヘッドの開発は、量と速度を「流体力学」を参考に抽出効率を高めた。「ドリップの再現をしない」

って明確に言われていますね。それがメインコンセプトと言ってもいいぐらい。

機械にしかできない注湯ですね。

完全密閉なので、蒸らし、抽出温度も高く維持できるし、自然落下じゃなくて、お湯の噴射での撹拌になるので、ハンドドリップではできない、独自構造での抽出になりますね。

そしてプロモードは蒸らしを長くしてるそうです。トータルタイムでデイリーと1分ぐらい違うと。

なるほど、さっきのコーヒーは合わない。酸味、甘み、香り、前半の要素が好きなんで、後半まで長めにしっかりが合わない。1発目に合わない豆を引いちゃった。エペイオスさんすいません。是々非々で、ぶっちゃけで、させてもらっています。

外側はドリッパーを支えるだけのホルダーですね。

内側がドリッパーになっていて、セットして、先端が押されると、隙間ができて、水が落ちるようになっています。

機能としてはサーバーを外したときの液だれ防止でしょう。

ドリッパーに水を入れて、コーヒーメーカーにセットしてヌケ具合を確認すると、意外とヌケはいいのか、そんなにお湯を貯めるって感じでもなさそう。

お湯の出方だけみたいですね。ドリッパーを外してお湯だけ落としてみましょう。

かなり細く落ちてますね。点滴と噴射と落下とを複雑に出してますね。

それとお湯を貯めてを組み合わせて、抽出効率を上げてるんでしょうね。

湯量を少なくゆっくり落として結果的に接触時間が長くなっているから、浸漬っぽい味にもなってるかも。

なるほどねえ。これはハンドドリップでは実現、再現できないでしょうね。同じ味に使用と思ったら豆の量を増やすとか条件変わってきそうですね。

ちなみに本来は純正ホルダーをセットしないと動作しないように安全装置がありますので、マネしないように。

アプリ

このコーヒーメーカーの特徴はスマート家電になっています。エペイオスのアプリでコーヒーメーカーを選択して、wifi設定して、カスタム抽出ができます。

調整はお湯の温度と全湯量を調整できるみたいです。時間まではできないのか。

コーヒーの量も入力項目があるけど、反映はどうかな?ユーザーサイドのメモ的にある項目かもね。

さっきのモカブレンドのリベンジで、ドリップでうまくいった条件に合わせていきましょう。

86℃で、コーヒー量の15倍のお湯を注ぐ設定にしました。

マイレシピを送って、スタートは本体ボタンを押すようになってます。誤送信防止で2重操作になってるみたいですね。

さあ、どうでしょう。

おおおお、キタ――(゚∀゚)――!!

甘み、果実味、ドリップの時と近い味わいに寄せましたね。

なるほど。温度か!

こうやって調整できるのはかなりいいし、市販のコーヒー粉でもこのレベルになるならいい。

しかもこれがピッてスマホでワンタッチで毎日同じ味が飲めるならいいんじゃね。

スマホ操作も簡単。設定が多すぎると、IT脱落おじさんが出ますからね。

もうええって、すぐリタイアしますからね。

合わないコーヒーに対しても、アプリで湯温と湯量を調整できるので、大丈夫。よかった。

アプリでは履歴も残るし、タイマー予約もできるみたいです。

セットして寝て、目覚ましコーヒーも可能ってことかな。

味わってみた

他のモードといろんな豆、挽き目で試してみましょう。

深煎りブレンド粗挽き

デイリーモードで淹れました。

苦み、雑味を出さないので、深煎りは飲みやすくなりますね。マイルドにまとめます。

粗挽きなので、すっきりですが、細くしていって、味を出していく、濃度上げていっても、全然いいと思います。

深煎りはデフォルトのプロでも、デイリーでもいいと思います。

挽き目も粗めでも細めでも、問題なしでした。

デフォルトモードは深煎りが得意ですね。メインでしょう。

浅煎りのスペシャルティ中細挽き

ドリップとの差を知りたいので、ドリップ同様中細挽きにしました。

デイリーモードで淹れます。

フラットでクリア、後味にコクを感じるようなしっかり味。

やっぱりデフォルトだと酸味と果実感は出にくいって感じなので、浅煎りは粗めに挽いて、アプリで温度下げるカスタムを作った方がよさそうですね。

浅煎りのスペシャルティ粗挽き

浅煎り、粗挽きで、コーヒーとお湯の比率1:15、注湯温度84℃ にしましょう。

エペイオスの手動ミル「エッセンスgo」で最大値80クリックです。エペイオスの手動ミルは井崎英典さんが監修なので、相性がいいかもですね。

できました。飲んでみましょう。

酸味キター

酸味、甘み、フレーバー、クリーンでマイルド。

フレーバーも来ましたね。やっぱこの手動ミル、フレーバー感じやすいな。

スペシャルティにはこの井崎セットがいいかも。

温度下げて、粗くしたから、ちょっとライトにはなったけど、これはこれでOKです。

ま、次は挽き目を少し細くして調整ですね。どこまで細くして酸味が出るかですね。

挽き目で酸味と濃度のバランスのいいところに着地すればいいでしょう。

アイスコーヒー

は、日本の喫茶文化をリスペクトして、冷コーって表記になっています。

妻の名前なので嫌やなあ。なんか反応してしまうな。緊張が走る。話もどして

説明書にレシピが載っています。

アイスコーヒー(2杯分)
・22g
・注湯量180ml
・氷180g

サーバーに氷を入れて、スタート、氷の重さも計っておくと、薄くならなくていいですね。

できました。よくかき混ぜましょう。温度は3℃です。いいですね。しっかり冷えてるので、氷も溶けにくくなってますね。

カップに注いで

うん、うまい

豆がおいしいならおいしい、マンデリンG1、苦味、甘み、アイスコーヒーにぴったり。

コーヒーメーカーはアイスコーヒーうまいっすよね。

雑味を出さないのでアイスコーヒーが好きな人にはおすすめです。

コンビニの100倍うまいです。

スペック

最後、パーツとスペック、さらっと見ていきましょう。

・サイズ : 幅18.5cm×奥行き19.6cm×高さ41.3cm
・本体重量 :約2.34kg
・容量 :水タンク約850ml、コーヒーサーバー約860ml
・電源:AC100V、50-60Hz
・消費電力:1050W
・電源コード:約1.2m
・素材:水タンク:ガラス+透明Tritanプラスチック、コーヒーサーバー:ガラス+PPプラスチック、ドリッパー:PPプラスチック、内部水管:食品グレードシリコーン
中国製

杯数と注湯量がこんな感じ、

コーヒー1杯に注ぐお湯が180mlで出来る量は170mlぐらい。1杯がマグカップサイズ設定なのはうれしいですね。

コーヒーとお湯の量、ブリューレシオ抽出比率が16.36倍で、市販のコーヒー粉の中挽きが濃度1.33%だったので、かなり抽出効率は高いですね。

本体お値段しますが、コーヒー粉節約したいみたいな、家計にはうれしいですね。

細かいところで気になったのは、水タンクとフタがガラスなので、カチャカチャ音がして、ちょっと気になりますね。ホームセンターとかでデカい半透明の輪ゴムとかかましたいな。

あと、サーバーのフタもなんか取れやすい。フタに弱い

デメリット

・デカい
・価格
・ミルがない

まず、デカい。高さがある。

ま、これはコーヒーメーカーの良さとして、4杯分700mlとか大量抽出できるって点でもあるし、しょうがないかな。監修者の井崎さんも大量に作れるのがコーヒーメーカーの良さと言ってました。

そして、価格的にハイクラスのコーヒーメーカーになってきます。

・バルミューダ:5.1万
・ツインバード:4.4万
・シロカ ミル付全自動:2.7万

このクラスのコーヒーメーカー検討されてある方はだいたいこの辺でしょう。つかったことあるのはバルミューダだけですが、肌感、実感としてはバルミューダよりエペイオスがいい。バルミューダは調整できないんで、豆によって伸るか反るか出てくるんですよね。

ま、それにだいたい後出しの方が有利ですからね。開発するうえで、競合他社製品も研究してるでしょうし。バラシてどういう部品使って、どういう構造になってるか、とかやるだろうし。後発のエペイオスはアドバンテージありますね。

実際、調整でかなり味が変わるのでこれはいい。

ミルついてない。豆から挽く全自動じゃない。ってことですが、

味と使用感、メンテナンス、コスト、等、考慮すると、分離した方がいい。に絶対なるんすよ。まともなユーザーフレンドリー、ユーザーファーストな開発者だったら、全自動にしないでしょ。売れるからのマーケット優先だとミル付全自動になるんでしょうね。

無印ももう全自動販売してないっすよね。

それにエペイオスは、電動も手動もいいミルがあるんですよ、こちらを使ってもらう。

メリット

・独自の味
・安定
・調整

ドリップではできない味になっています。ドリップはポットのノズル一点からの自然落下なんですけど、機械だと全く違うお湯が出せるので、ドリップでは味わえない味が作れる。

コーヒーメーカーの良さですね。

機械制御なので再現性は高く、味は安定する。

ハンドドリップで味が安定しないのが悩みだったら解決です。

私のようなコーヒーバカでも機械制御のブレない抽出を1個持ってると心強いですね。

判断基準が1個増えますね。このマシーンでこういう味になったプロファイルできますね。

しかも調整できる。

某有名高額コーヒーメーカー、扇風機が有名なB社だと、合わない豆がきたとき、調整の選択肢が粉の量と挽き目だけになるんですよね。

スマートコーヒーメーカーだと、

コーヒーミルを持ってなくても、アプリでお湯の温度と湯量をカスタマイズできる。

安価な深煎りブレンド豆と、

発酵させた浅煎りスペシャルティが、

同じ淹れ方で、個人のおいしいの範囲にくるわけがないんすよ。

やっぱ擦り合わせはいるので、調整できる、これはデカい。

基本アプリメンドイおじさんが、これは簡単。大丈夫。味のためならいとわずです。

浅煎りスペシャルティは温度下げて、挽き目を粗くする、そんだけ。

まとめ感想

今まで使ったコーヒーメーカーで一番いい。

最初の1杯がたまたまはずれたので、ヤベー奴キタと思ったら、そこからの挽回がすごかったですね。

この豆だとどんな味だろうって、ドリップと違う答えがおもしろかったし、あ、こういうおいしさなんだと味の傾向がわかると、調整の精度も上がっていきます。

スーパーのコーヒーからスペシャルティまで、いろいろ試して、やっぱ雑味、苦味、えぐみ、みたいなネガティブな要素がなかったのが、すごいっすね。

深煎りはデフォルトでいいかな。浅煎りはカスタムで粗挽きの低温にする。ってぐらい。

自分用に買うとなると、公式の3.6万だと、かなり悩むけど、アマゾンだとクーポンで3万前後の価格になると、かなり買いやすいし、リアルな選択肢になってきますね。

コーヒーが好きな人へのプレゼントでも納得の味に自分で調整できるので、うれしいです。

ハイクラスなコーヒーメーカーにはなるけど、味の方は初心者からマニアまで広範囲にリーチしている。

エペイオスすごいな。外さんな~。さすがバリスタチャンピオン。

こんだけおいしかったら、デザインの件もOKです。オレが好きになれば、いいだけ。

今日のコーヒーはいかがだったでしょうか。気軽に感想コメントください。今日も寄っていただきありがとうございます。

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