今日のトピックは、EPEIOS手挽きコーヒーミル Essence Goをレビューしていきます。
こちらエペイオスさんよりご提供いただきました。ありがとうございます。
使わせてもらった感想は

香りはっきり、味クリーンでこの価格かよ
ちょっとレベル感ちゃうぞと感じています。



ハイエンドミルに新たな選択肢登場ですね~
コマンダンテ、1ZPRESSO、タイムモア、コーヒーミル三國志に第4の勢力とかんじざるを得ません。
というのも、いま手持ちに40個以上のミルがあるコーヒーバカなので、単純に使った感想がこの商品の特徴でもあり、選ぶ時のポイントになってくるので、シェアしていきますね。
個人的体感値でフィーリングでいうと、上位トップ5の評価にくいこんできたという肌感です。
コーヒーミル検討中の方は参考にしてください。まずは通常の使用感をチェックします。
使い方


浅煎りスペシャルティコーヒー豆20gを挽いていきましょう。
外側の挽き目調整で、プアオバーの挽き目50で挽いていきます。
毎回ですが、この撮影しながらのポジションは力が入りくい姿勢になっているというのは、含んでおいてください。


普段はもっと胸の前のポジションなので、ちょっとチカラを入れにくい姿勢になっているのは含んでください。
挽いてみましょう。お、軽いスタート、挽く力加減は軽いです。さくさくです。
あれ?取れた!取れんの?


なんか磁石みたいにカチッってつきましたけど、取れるんだ。
動揺を隠せませんが、回転はサクサクですよ。
むしろ軽すぎて、力加減が軌道とそれた感じですね。


エチオピア、ナチュラルの浅煎りです。比較的豆が小さいのもあるけど、それでも浅煎りなので硬い豆ですが、サクサクと挽けてますね。
ただあ、結構時間はかかりますね。やっぱ10枚刃だと時間はかかります。
刃の枚数が多いということは、刃の面積が広いので、1度に巻き込む豆が少ないってことですかね。
ちょっとずつ豆を巻き込んで挽いていくので、時間がかかるんでしょうね。
終わったかな。
108秒でした。 1分48秒
途中で持ち手が取れたタイムロスが2-3秒あったけど、


コーヒー豆20g挽き目50だと2分弱って感じですね。
やっぱり10枚刃、軽く挽けるけど、時間はかかる。ここはトレードオフですね。


挽いた後はこんな感じですね。若干、内刃まわりに粉が残ってますね。


イメージの中挽きよりやや細かそうな感じはしてますが。
挽き目


挽き目50の粒度チェックしておきましょう。
どうでしょうか。うん、やや細めの中挽き、中細挽きって、感じです。このあたりの粒度は揃いやすいっていうのはありますが、均一でキレイですね。
味は


井崎英典さんの「世界一おいしいコーヒーの淹れ方」を参照してドリップしました。


うん、おいしい。浅煎りですがしっかり味と香りが出てますね。やっぱ細め、いいですね。
なんかフレーバーを感じやすい。いつもよりフレーバーがしっかり感じやすい。
それでいてクリーンカップですね。いいですね。
やっぱり井崎英典さんのレシピと、相性が良さそうです。
特徴スペック


使用感や普段飲みには問題ないってところで、スペック等チェックしていきましょう。


ケースに入っていて、主なパーツは3つ。本体、ハンドル、ストッカー


ストッカーの内径が55mmですね


エスプレッソのバスケットサイズに合わせてるって感じですかね。エスプレッソ詳しくないのですいません。ミルのなかでこのストッカーはいちばんデカいですね。1ZPRESSO KULTRAよりデカい。
持ち手のフタの裏に挽き目が書いてある、コレめっちゃ助かる


ここはポイントですね。はっきりわかりやすい。
本体サイズ:19×6.5cm
ハンドルサイズ:12.5cm
内刃サイズ:Φ2.95×2cm
外刃サイズ:Φ3.8×1.7cm
容量:ホッパー約30g(最大)
素材:アルミニウム合金
刃:ステンレス 持ち手:木
生産国:中国
付属品:本体、レンチ、携帯用ケース、取扱説明書
挽目調節:80段階で、挽き目調整が外部でカチカチ、クリック感ありです。


素材はオール金属で、持ち手が木製


内刃取り外しがレンチですね。


内刃が10枚刃の2段階ですね


外刃も2段階のステンレス刃ですね。


世界一のバリスタ監修極上のコーヒーミル
ワールドバリスタチャンピオン 井崎英典 氏監修。挽き目クオリティ、携帯性、デザイン性、価格帯などあらゆる点で極めてハイレベルな手挽きコーヒーミルが誕生。38mmの10枚刃を採用したことで、味わいと使いやすさを極限まで追求しました。
味わいを損なうことなく、挽きやすさを追求することはハンドグラインダーに非常に重要です。このグラインダーには十枚刃を搭載し、刃の表面積を増やすことで摩擦を軽減し、挽き始めの圧倒的な軽さを実現。明るい酸味や繊細な質感を引き出します。使いやすさと味わいに拘ったグラインダーです。
80の挽き目と再現性
0〜80段階の挽き目調整を可能にしたことで、エスプレッソ〜フレンチプレスなど幅広い種類のコーヒーを楽しめます。
挽き目


他の挽き目をチェックしておきましょう。フタの裏に記載してある表記だと
0-15:ESPRESSO
15-35:MOKA POT
35-60:POUR-OVER
60-80:COLD BREW
MIN(ミニマム)0 エスプレッソ
25 モカポッド
MAX80 COLD BREW
やっぱり外側挽き目調整タイプは細挽き傾向になります。
粗挽き派の人は合わないですね。もうちょっと粗らめが欲しいって感じ。
ドリップでも粗挽きは使わない方ですね。やっぱりエスプレッソ寄りかな、
ミニマム0で浅煎りのスペシャルティが普通に挽けた、ハンドル回せたので、
普通もっとガチガチに硬いんですよ、1ZPRESSO-KULTRAでも、もっと力使うのに、これは余裕で回せた、その分時間はかかるけど、全然ラク。
浅煎りスペシャルティのエスプレッソにはエペイオス使う。これはもう決定。
あと、まだ数日の使用ですが、エペイオスはフレーバーがすごくはっきりクリアに感じるし、水質もクリーンカップだなっていう印象。
お手入れ


コーヒー20gを挽いた後、内刃のまわりに多少粉がついてますが、本体、ストッカーに残っている粉は少ないですね。
ブラシは付属してないので、ブラシとかブロアは別で買いましょう。水洗いNGですね。
デメリット


・時間
・構造
・分解
まず挽く時間ですね。刃が多い分、軽く挽ける分、挽く時間がかかりますね。
もうコレはトレードオフですね。
そして、構造上、細め傾向ですね。これはどの外部調整ミルもそうで構造的にしょうがない。ここもトレードオフですね。
普段粕谷さんの46メソッドで粗挽きを中心に使ってる方には向かない。
あと、内刃の外側に溝になってるタイプは粉がつまりやすい。味に反映されないけど、気になっちゃう。
分解が6角レンチ使用になります。内刃の外し方、付け方の説明がないんですよね。
内刃を付けるときにちょっとコツがあって、軸とベースの穴のカタチを合わせて、グッと強く押し込んでからネジを付けてレンチで締める。
軸と穴のカタチを合わせて押しこむ。


6角レンチで内刃を外すっていうのはエペイオスが初ですね。
メリット


・挽く力
・精度
・値段
浅煎りの硬い豆でも、軽く挽けます。ここは女子にもおすすめできるんですけどね。
本体も握りやすい大きさになっています。
精度は文句なしです。均等です。微粉も少ないです。
もう専門機器で計測しないとわからないレベルでしょう。
普段使いでは十分すぎる精度です。
香りもはっきり、味もクリア、ここはさすがワールドバリスタチャンピオン監修。
挽き目サンプルにした粉を適当にお湯蒸らし、水ドリップしたら、めっちゃおいしかったんですよ。たまたま豆の状態と条件があったのかもですが、なんか、ひとレベル上の味になる気がする。アレこんなうまかったっけ?みたいなのが連発してるんですよね。
最後、値段です。公式ストアで¥23,100(税込)
ちょっとありえない価格ですね。
他と比べたら4万円クラスのミル同等といえそうです。
まとめ感想


香りはっきり、味クリーンでこの価格
やっぱり井崎英典さんのコーヒーの淹れ方と相性よいと思います。
久しぶりに「スピン」で淹れましたけど、いいですね。
特に浅煎りスペシャルティのフレーバー感は好きです。
粗挽きの使用頻度低いなら、粗挽きはどのミルでもどうせ粒度バラつくので、粗挽きは他の安いミルで済ませて、中挽きのドリップがメインなら、かなりおススメです。
エスプレッソならコレ確定です。私は時間より軽さを優先します。
おそらくEPEIOSを検討する方って、コマンダンテ、1ZPRESSO、タイムモアどれ?って感じではないでしょうか。
ハイエンドコーヒーミルのなかで、2万円台のミルでこの精度と味なら、EPEIOSいいポジションにいると思います。有力候補です。コマンダンテ、1ZPRESSOと肩ならべるレベルですね。
普段飲みであれば、もう価格で決めていいと思いますけどね。
アマゾン実売価格で購入しやすいのはEPEIOS。セールで2万円きってたりすると、ヤバい。
このクオリティで2万円きるのは反則レベルです。
タイムセール、クーポン出てるかチェックしてください。
今日も寄っていただきありがとうございます。よいコーヒーライフをお過ごしください。
コメント