「モカ シダモ」ってコーヒーをご存知ですか。コーヒーで「モカ」ってよく聞きますよね。イエメンかエチオピアのコーヒーを「モカ」と呼びます。あまりにざっくりしてるので、採れた場所の名前で細分化します。「シダモ」はエチオピアのシダモ地区になります。
今月の自家焙煎コーヒーはエチオピアのグジ地区のゲレザ農園のゲイシャ種です。
エチオピアのゲイシャは
「ゲイシャ」はコーヒーの品種の名前です。エチオピアに自生するもともとの在来種なんですが、収穫効率が悪く商業ベースが難しかった品種をパナマの農園が品評会に出展したところ、大評価を得て一躍有名になった品種です。いまやコーヒー業界は猫も杓子もゲイシャなわけです。ということで、世界各地で栽培されるようになりましたが、生産地によって味は全然違うのもおもしろいところ。
エチオピアのゲイシャは生豆の形状としては、やや小ぶりかな。
虫食いや欠けている欠点豆を取り除きます。焙煎後にあらわれる貝殻豆もハンドピックします。欠点豆じゃないけど、大きい、小さいの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。
原産国:エチオピア
生産地域:エチオピア南部シダモ県グジ地区
生産者(農園):ゲレザ農園
クロップ:2017-2018
品種: ゲイシャ
精製方法:非水洗式Natural
乾燥方法:天日乾燥(アフリカンベッド)
標高:1350~1600m
カップコメント:華やかで安らぐ香り、ジャスミンやストロベリー系の豊かな風味と酸味、カモミール系の優しい甘味
「ゲレザ」はここに生息する別名アビシニアコロブスというサルが由来となっているそうです。
焙煎度は中深煎りで
中深煎りにしました。甘い香りです。
ドリップしてみましょう
粗挽き10g使います。コーヒーミルを掃除したばっかりだったので、調整があまくちょっと粗すぎましたね。
深層フィルターに85℃でお湯が溜まらないように注ぐ「every drip」で150mlで淹れてみました。粗すぎたのでお湯を6投します。
では、飲んでみましょう。
エチオピアのゲイシャの味は?
うん!
いわゆるパナマのゲイシャというよりもオーソドックスにいわゆる「エチオピア」の味。
苦くもない酸っぱくもない。果実味の優しい甘みがあるコーヒーになりました。
でもエチオピアのモカよりも果実味が強い。メッチャ好み
中深煎りですが、苦味はなく、スッキリと飲めます。個人的には某所のカフェで飲んだエチオピアモカより好みですねw。なかなかのスマッシュヒットです。甘みとコクですね。
酸味 ★★☆☆☆
苦味 ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
コーヒー豆120g1000円(送料込)ご注文後、焙煎して発送します。
今日も寄っていただきありがとうございます。個人的にかなり好きな味。
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