今年最初の今月の自家焙煎は、日本でほとんど流通していない希少な マダガスカル産の コーヒーを紹介します。
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それでは世界40カ国以上・3500杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブロガーひろが「マダガスカル/ミマブルボンナチュラル」をご紹介します。
マダガスカルのコーヒーの歴史
マダガスカルはアフリカ大陸の南東から沖へ約400キロメートル離れた西インド洋にある島国。マダガスカル島は日本の国土面積の約1.6倍の広さの世界で4番目に大きな島。大陸から離れたため、独自の生態系の島ですね。
そんなマダガスカルのコーヒーの歴史は、19世紀半ばレユニオン島のコーヒー「ブルボン種」が持ち込まれたのが始まりとされています。
しかし、今では、コーヒーの総生産量のうち90パーセントをロブスタ種が占めており、アラビカ種の生産量はきわめて少なく、さらに古い歴史を持つマダガスカルのブルボン種はほぼ壊滅状態だとか。
今回の自家焙煎は、そんな希少なマダガスカルのブルボン!
マダガスカルのコーヒーの特徴
生產国:マダガスカル
地域:アンタナナリボ州ミアリナボ アヴァラトリニアボ村
生産者:MIMA生産者組合
品種:ブルボンほか
スクリーン:14UP
精製方法:ナチュラル
収穫時期:5~6月
土壌:火山性土壌
標高:1,300m
中煎りにしました。
カップ評価:レモングラス、シトラス、すもも、スターフルーツ、マンゴー、ピーチ、ラズベリー、MIXベリー、オリーブ、カカオ、リッチ、プラム、シロップ、黒みつ、わたあめ、パパイヤ、ココナッツ、黒糖、バター、レッドワイン、アーモンド、チェリー、プラム、カルダモン、コンプレックス、フルーティー、スパイシー
というカップ評価ですがどうでしょう飲んでみます。
マダガスカルのコーヒー飲んでみた
2.5の中細挽きで淹れます。
独特!クセつよ! あっカルダモンフレーバーか!たしかにたしかに
でも、やや渋みかな。粗挽きがいいかも。
カッピングでは、粗挽きで甘み酸味が程よく感じられたので、そっちか!
5の中粗挽きでは、甘い香り、ソフトな口当たり、甘みが強調されますね。黒糖とベリーの酸味。でもカルダモンは無くなったな。
中粗挽きなら、もうちょっと濃度がほしいので、粉+2gか、湯-20mlぐらいでもよさそう。
もしくは中間に落とし込むか。
いい意味でクセがあるので、活かしつつも、自分の好きなポイントの味の挽き目を見つけたほうがいいかな。
ふつうに3.5の「カリタ挽き」が中間の味かな。もうひとクセ欲しいなら細くしていく。
強い味わいじゃないけど、天日干しのナチュラル製法ならではの複雑な味で、甘みがありますね。
うん‼まとまりました!
総じて、やさしいフルーティーな香り。ほどよいシロップのような甘さとベリー系の酸味。カルダモンを連想するスパイシーなフレバーとコク。 黒糖をイメージする甘さの余韻、という印象。
酸味:★★★☆☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★★☆
コク:★★★☆☆
香り:★★★★☆
ということで、世界のコーヒーに出合う旅「ワールドコーヒーツアー」今月の焙煎コーヒーは「マダガスカル/ミマ ブルボン ナチュラル」です。コーヒー豆150g1000円(送料込)
今回は お一人様、1袋限り
今日も寄っていただきありがとうございます。マダガスカルはなかなか飲めんばい。
コメント
コメント一覧 (2件)
毎月楽しみにしています。
マダガスカルってコーヒー栽培しているんですね。クセがあるという事でドキドキしながら中粗挽きで淹れましたがとても飲みやすい味でした。凄く好きな味です。
初めて飲むコーヒーが多くて毎月ワクワクしながら待っています。今年も宜しくお願いします。
いつもありがとうございます。マダガスカルはなかなかレアな部類かなと思います。話のネタにでもしてください。今年もよろしくお願いします。