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Sandbox Smart Roaster R2をレビュー!スマホで自家焙煎コーヒーかよ!

スマホのアプリで操作できる電熱式のホーム焙煎機「Sandbox Smart Roaster」をモニターさせてもらいました。マクアケにてスタートしています。

ひろ

結論先に言うと、スマホで簡単操作、焙煎状況を数値化できて履歴が残るので、ガチで買おうか迷っています

ビター

1回に200~550gの生豆を焙煎できて、 浅煎り・中煎り・深煎りがスマホのボタン1つで、設定も調整できるので、オリジナルの焙煎プロファイルが作れるというスグレモノだよ

以前ブログでは「R1」というサイズが小さい100g焙煎機をモニターさせてもらって、今回は「R2」という新しい機械が登場ということで、紹介していきます。

私は、手動でくるくる回すヤツで、焙煎を8年近くやっているので、そこそこ焙煎についてもわかる方だと思います。そんな経験もふまえて紹介しますので、焙煎機を検討中の方は参考にしてください。

目次

Sandbox Smart社

Sandbox Smart社は台湾のスタートアップ企業です。コーヒー愛好家が集まり、コーヒーを通じ、”自分だけの一杯”を作り出す喜びを感じてもらうことを目指し、様々な製品開発を行っています。

「TIMEMORE」といい「1Zpresso」といい、中国・台湾からコーヒー市場へのスタートアップ多いっすね。

R2スペック

サイズ:W27.5 × H32.5 × D38.0 cm
重量:12kg
最高温度:240℃(30秒以内)
電圧:AC100~120V
周波数:50/60hz
電熱線方式:石英電熱直下式台湾製

正直デカいし、重いっす。リリース前なので、これ以上詳しいスペックがわかりません。すいません。この動画ではサクっと「こんなカンジで焙煎できるんだねー」っていうのを見てもらいます。

使い方

それでは使いかた説明します。
スマホにアプリをダウンロードします。
本体電源を入れて、スマホとbluetooth接続します。
プリセットの焙煎度を選びます。
本体のスタートボタンを押してスタート。
余熱が終わったら、スマホに豆入れろの表示が出るので、

本体上部から豆を投入しスタート。

回転ドラムに攪拌のための羽がついているんですが、排出するために斜めについてます。
常に手前の下に豆が来るようになっています。
回転してるので、問題ないんでしょうが、ここに貯まってるけど、均等に焼けるの?ってちょっと思いました。

特長

”R2” の特長について4つ見ていきましょう。

  • MAX900Wの電熱直火式
  • 200g~550gの焙煎が可能
  • スマホアプリで操作
  • ローストカーブと焙煎履歴

MAX900Wのパワフルな電熱直火式です。4本の石英管ヒーターがドラム中央に配置されています。石英管っていうのはふつうの電気ストーブとか、こたつとかに使われているオレンジのヤツね。真ん中に熱源があるので焼きムラが抑えられるそうです。

私的には量が焼けるのが魅力です。これかなりいい。
200g~550gの焙煎が可能。一度にこれぐらい焼けたらかなり楽。
スマホのアプリでの操作になります。android、iosどちらも対応アプリに基本プリセットがあるので、それをタップすれば、焙煎が始まるので、経験がなくてもある程度、質は担保できるかな。
スマホ連動なので,数値で確認できるのもいいです。
温度と時間をグラフ化してローストカーブをリアルタイムで確認できます。微調整も可能。
回転速度も調整できるらしいので、使い慣れたら、意図を反映できそう。

機械内の温度が可視化されるのがいいっすね。
焙煎履歴も自動記録されるため、上手くいった焙煎の分析もしやすい。使いまわしできるので、そのまま再現できるというのは、手焼き焙煎ではありえない話ですよ。
数値化めっちゃ大事ですからね。

生豆を焼くと、ある程度色が付きだしたら「パチ」音がします。「ハゼ」「バッチ」といって、生豆のなかの水分が気化して膨らんで、豆の繊維を壊す音です。この音が2回します。最初は大きい音「バチバチ」2回目は小さい「パチパチパチ」

ひろ

ザーっと出たー.
ここからは忙しい!冷やせ冷やせ!
冷却器が性能いいので、すぐ冷えてくれる

ビター

できました。ムラなく焼けてますね。大丈夫そうです。初回でこのクオリティであれば問題なくね?

飲んでみた

はい。ということで、肝心な焙煎したコーヒーを飲んでみましょう。焙煎して3日ほど経ちました。

中煎りがこちら。

深煎りがこちら。

焙煎してすぐは、味が若いんですよね。ガスばっかりが出て、味が落ち着かないので、本当は焙煎後1週間~10日ぐらいが私は好きですね。

焙煎して日が経ってなくて、見たカンジ、もう、うまいに決まっている

とはいえ、コーヒーは飲んでみるまでわからない

ひろ

うまい!問題ないっすね

深煎りになっちゃったけど、初回は失敗するだろうなと思って、中煎りを目指して、失敗して深煎りになってもおいしい豆を使ってたので、想定内ではあるんですよね。

初めて使ってこのレベルなら、慣れていけば、問題なさそう。

附属品

附属品も紹介しておきます。

排煙フィルター

煙を吸う用の機械です。中に紙フィルターが入ってますね。

冷却器

この冷却器がなかなかのスグレものなんですよ。風を当てるんじゃなくて、吸い込むようになっていて、すごく冷却力がつよい。これは必ですね。

コーヒーグラインダー

あとコーヒーグラインダーが出ましたと。タイムモアC2によく似た形状と仕様です。使ってみましたが問題なかったです。

メリットデメリット


見ていきましょう。

【デメリット】
・においと煙
・デカい

・アプリでの操作

においと煙はしょうがない。これは物理だ。科学だ。現象なのでしょうがない。これがリアルガチワールドだ。

あと基本密閉式なので、焼け具合の確認が窓で見るだけ。匂いで判断できないのもちょっとデメリット。目に頼るしかない。

本体がデカいも、しょうがない。なんせ生豆500g焼けるんでね。この量からしたら、コンパクトなほうでしょう。

で、次にスマホ操作なので、ミスるとリカバーしにくいかな。直感的にシンプルに動かしたい。スマホが介在すると、どうしても身体性が少なくなるよね。昭和の人なんで、体で覚えてなんぼじゃい!みたいな気合と根性がデフォルトなので。

スマホ操作については、まあ、これも慣れですよね。慣れ。回数でカバーです。大雑把に言ってしまえば、排出の仕方さえ押さえとけば、いいだけなので。
でもアプリなので、サービス終了とかがちょっと怖いなと思いました。残存リスクではあります。

【メリット】
・技術がいらない
・ギリ部屋で焼ける
・量を焼ける
・数値化と履歴

初めて使った機械でこのクオリティはかなりヤバい。 タップするだけだし、プリセットの進化でクオリティが上がるっていうのもメリットっすよね。
あと、集合住宅でもギリ焼けるかな。窓際とかベランダとかで焙煎できるでしょう。うちは角部屋だし、地方なので、大丈夫でしたけどね。
あと、量を焼けるってところ、200~550gこれは魅力です。

そして、最大のメリットは数値化ですね。温度と時間が見える化されて、再現性がある。

まとめ感想

私のようなコーヒーバカにはぴったり

ビター

でもお高いんでしょう?

ひろ

いまアマゾンで33万7千円ですが、これは魅力です。実際スゲー、ガチで検討中です

やっぱ数値化できるのはいい。手動式だと難しいことをサクッとスマホでできちゃうは、価格分の価値はあるかな。ホームロースターとしては優秀。

網焼きの手焙煎はもっと難しいし、環境も必要だし、疲れる。焙煎できるようになるまで心折れるんすよね。「うわ。めんどくせ」がショートカットできて、焼ける環境がない集合住宅とかの部屋での自家焙煎を始めるデビューとしては、いいと思います。

あとは「焙煎したい」という気持ちとこの値段が合うかですね。

ビター

履歴はかなりいいよね~。うまくいったプロファイルを繰り返し使えるのはメリット大

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