今日のトピックは、「ハリオスマートG pro」をレビューします。
コメントにちょこちょこレビューリクエストいただいていたコーヒーミルです。
ハリオがステンレス刃の手挽きコーヒーミルを出すらしい、ってのは、知ってはいたけど、一旦様子見してたら、そのまま、あんまり見聞きしない存在になってる印象ですが、
「どうなんや?」って気になってる方も多いみたいですね。
最初に結論いきましょう。
結論、結構好きです。最初の1台としてもアリ。
個人的にコンパクトなミルが好きというのもありますが、40個以上のコーヒーミルを所有するコーヒーバカです。
コーヒーミルの品質やチェックポイントはだいたいわかってきました。
そのうえで、精度、使用感、価格、どれも高得点、平均点、アベレージ高いと感じざるを得ません。
ハリオはやっぱりミルのコスパがいいですね。
ということで、今日のメニューはこんな感じで、チェックしていきましょう。
コーヒーミル検討中の方は参考にしてください。
構造
開けてみると、ミルだけに。あ、もう一体型ですね。そのまま入ってますね。じゃあ、まず外観と構造からみていきましょう。
ハンドルはシリコンバンドに装着できて、使うときは外して取り付けですね
で、ストッカーを外して、
ホッパー容量が気になりますね。後でチェックしましょう。
心臓部の刃をチェックしましょう。
挽き目調整パーツは1周が15クリック
ステンレス刃です。
5枚刃のスター型、タイムモアC2タイプですね。
よくある汎用中華ステン刃です。
このままバラシますか。ワッシャー。スプリング。
軸も外れる。
外刃もステンレスの2段階ですね。C2同様ですね。
お、外刃も外れるみたいですね。これはC2だとできない。
ということで、かなり細かくバラせますね。
ホッパーのベアリングも外れるけど、一旦このままにしときましょう。
刃の形状、サイズはタイムモアC2と同じで中身は汎用中華ステン刃ミルですね。
説明書に中国製って明記してますね。
特徴
粒度の揃いやすいステンレス製の臼を搭載しています
ダブルベアリングにより軸ブレしにくく、挽き心地が安定しています。
ハンドルをバンド部分に収納できるコンパクトな設計で持ち運びに便利です。
粉受けには挽いた粉の量が一目でわかる目安目盛り付きです
使用感
では実際使っていきましょう。
コーヒー10g中深煎りを22クリック中細挽きで挽いていきます。
うん、サクサクですね。問題ない。本体が細いのでグリップいいですね。
あと軽いのもいいなあ。挽きやすいですね。
これだったら女子にもおすすめしやすいな。
挽く時間が33秒、ま、ゆっくりめに回したので、こんなもんでしょう。
精度をチェックしましょう。
22クリック中細挽き。うん、市販のコーヒー粉ぐらいの大きさですね。
きれいに揃ってて、いい感じです。問題ないですね。
挽き目
他の挽き目をチェックしましょう。
説明書では4つに分けてくれてますね。
15-18クリック:細挽き
19-22クリック:中細挽き
23-26クリック:中挽き
27-30クリック:粗挽き
1周の細挽きですね。問題なしです
2周の30クリックが中粗挽きぐらいかなっていうのも、まさにタイムモアC2と同じような挽き目感覚ですね。
15クリック:細挽き
20クリック:中細挽き
24クリック:中挽き
30クリック:粗挽き
比較
国内メーカーでステンレス刃の手動ミルを出してるのは、ハリオの他にはバルミューダ―のコーヒーミルです。
ですが、バルミューダのミルは先ほどから言うてる「タイムモア」という上海メーカーのC2というモデルのコーヒーミルがベースになっています。製造はタイムモアです。
バルミューダは潔くはっきり明記してますね。
ということで、比較してみます。ミルだけに。
大きさ、形状、全く同じですね。
素材もカタチも物理的に同じだったらだいたい同じですね。
バルミューダ(タイムモア)は外刃は外れない、アルミ素材の本体と一体型になってます。
違いは調整の臼座の1周のクリック数が違う。
バルミューダ(タイムモア)は12クリック。ハリオは15クリック
ハリオはより細かく刻めるようにはなってますね。
デメリット
・耐久性
・粉残り
・独自性
まず、本体素材がプラということで耐久性がどれくらいかってところですね。
でも、普通の樹脂より強度がありそうな材質。メタクリル樹脂になってますね。ググると、メタクリル樹脂は、透明性や対候性はすべての樹脂の中で最も優れており、古くから航空機などの風防ガラスとして用いられています。というので、さすがアウトドア使用も考慮した材質になってますね。
そして、プラであるがゆえに、ストッカーに落ちた粉のはりつきもありますね。
冬の静電気の季節はヤバいかもですね。あと構造的にも刃の周りの粉残りもありました。
強めにトントンしてください。
最後、中身は汎用ステン刃ミルなので、独自性はない。このミル独自の良さとか、売りになるところはないかな。逆にいえば、間違いないってことでもあるんですけどね。
メリット
・分解
・軽い
・価格
分解して外刃が外れるっていうのは、いいですね。掃除しやすいです。
そして、本体が軽いですね。356g、で、この細さもグリップ感ありで挽きやすい。
それでいてホッパーにも24g2杯分まで挽ける容量があります。
定価6600円、アマゾン実売5200円
4、5千円の謎の中華ミル同等の価格ですね。
中身はほぼ同じようなもんだとしても、OEMだとしても、ハリオという日本の100年企業が販売している、という安心感でこの価格なら、かなりいい。
基本的には本体プラ素材による、メリット、デメリットの話になるかな。
まとめ感想
結構好き
使用感、問題なし、普段使いも出来そうです。
コーヒー飲み始めの頃、ポーレックスをメインで2年間毎日使ってたので、それ同等の使い方はできそうな感じはしますね。
今まで使ったなかで、アウトドアコーヒーミルという、くくりだと、上位1、2ぐらいのポジションですね。
ただあレビューとしてはおもんないなあ~ Щ(`Д´ )
っていわれたら、その通りですね。ぐうの音も出ないですね。
「汎用中華5枚刃スター型ステン刃のミルやろ?
もうこのタイプのヤツはどれも一緒やん」とお思いでしょう。
自分はそうは思いません。
外刃が外れるのは、本体がメタクリル樹脂だからこそできるのではないでしょうか。
ハリオのスマートGのコンセプトがあったから、生まれたアイテムです。
本体プラ素材にステン刃っていう組み合わせ、なかろ?他に知らんばい。
ですよね。デメリットに独自性なしって言っちゃいましたが、ありました。
気づきました。プラ&ステンの素材の組み合わせですね。
まさにいいとこどりしてますよね。
特に女性にすすめしやすいミルですね。
ちょっとパーツが多いけど、組み立て分解も大丈夫ですよね。
詳しくはこちらよりチェックしてください。
お、ちょっと待った。マジか、買ったときより値下がりしてる4500円31%引き。えええ買いやん。しまった今買えばよかった。この値下げ、ひょっとして廃盤か、生産中止か、売りつくしかって勘ぐってしまう値段ですね。この値段ならコスパ王でしょ。いいやん。マジか
ということで、今日のコーヒーはいかがだったでしょうか。気軽に感想コメントください。
今日も寄っていただきありがとうございます。よいコーヒーライフをお過ごしください。
コメント
コメント一覧 (1件)
ステンレス刃で安価のミルは気になっていたので助かります。
ハリオって言うとゼブランもハリオでは?と思い調べてみると、ブランドが違うだけで仕様はほぼ同じようですね
ttps://camp.hidesanpo.com/hario-zebrangmill-smartg-tigai/