今月の自家焙煎コーヒーは日本人がブラジルに渡り作ったコーヒーをご紹介します。無農薬で作られたコーヒーのやさしい甘みで、素朴な味にハマりました。日本人らしいこだわりのコーヒーの作り方もおもしろいと思います。
鈴木功さんのパライーゾ農園
生産地域:ミナスジェライス州 パラカツ郡
生産者(農園):パライーゾ農園
スクリーン:15UP
品種:カツアイ
乾燥方法:天日乾燥
標高:1100m
鈴木功(いさお)さんは1954年宮城県生まれ、北海道大学農学部卒業後、ブラジルに移住し、1987年パライーゾ農園を開園した日本人。
この農園ではコーヒーの有機栽培を開始し、ブラジル有機栽培認証BOD取得、有機JAS認証取得しています。なんと無農薬のコーヒーなんですよ。
日本人らしいこの手間ひまかける製法、すばらしいコーヒーバカ加減です。
テレビ「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」 2017年9月1日放送『ひとり農業、なんとブラジル編!コーヒー豆栽培』で紹介されたんだとか。そんな鈴木さんの夢は「自分達が作ったコーヒーを日本の人たちに飲んでもらうこと」だそうです。
生豆は
生豆の形状としては、やや小さく、不揃いで小ぶりです。豆の大小は品種の特徴なので、「大きいイコールおいしい」ではありません。
天日乾燥のためか、無農薬のためか、虫食い豆が少し多いなあ。こういった虫食いや欠けている欠点豆を取り除きます。欠点豆じゃないけど、大きい、小さいの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。焙煎後にあらわれる貝殻豆もハンドピックします。
焙煎度は中煎りで
中煎りにしました。香りは特に特徴的な香りはなく、焙煎の香ばしい香りですね。
ドリップしてみましょう
円錐形のフィルターを2つ折りした深層フィルターに粗挽き10gを85℃でお湯が溜まらないように5投する「every drip」で淹れてみました。では、飲んでみましょう。
鈴木功さんのコーヒーの味は?
なんだか小沢健二の曲を聞いたあとのようなほっこりした余韻。クラシックの効果はどうなのかわかりませんが、これはケッコー好きですね。まさに秋という感じでこの季節に合ってる。普段飲むコーヒーにしたいな。
酸味:★★★☆☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★☆☆
コク:★★★☆☆
香り:★★★☆☆
甘みは3.5ぐらいかな4まではいかないかな
コーヒー豆120g1000円(送料込)ご注文後、焙煎して発送します。
今日も寄っていただきありがとうございます。もうちょっと自分用に多めに買えばよかった。
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