バルミューダからメールが来ました。ザ・ポットがリニューアルして発売されたそうです。BALMUDA The Pot [ K07A-WH K07A-BK ]
バルミューダのポットはデザインがいいので、数年前からいつも候補に挙がってはいたけど、温度設定機能がないので、ちょっと決め手に欠くということで、購入にいたらなかったんですが、
新しくなった2022モデルということで、期待を込めて速攻ポチったので、レビューしていきます
開封の儀とスペックをチェックして、2022変更点を見ていって、実際に使ってみて、 特徴をみて、メリットデメリット挙げて、まとめ感想となります。
他にドリップポット4個所有しているので、他とどう違うか、使用感も比較しての評価と感想になるので、ドリップポット検討中の方は参考にしてください。
では開けていきましょう
開封の儀
パカッと開けて、ズルっと出して、こんなカンジ。
説明書と本体
持った感じいいな。
本体から出るコードの長さを調整できるように、裏に巻けるようになってますね。
サイズ:(約)幅26.9×奥行14.2×高さ19.4cm
コード長:約1.3m
重 さ:約0.9kg
容 量:最大0.6L
素 材:樹脂、シリコン、POM、
SUS+粉体塗装、アクリル
電源電圧:AC100V 50/60Hz
消費電力:1200W
湯沸かし時間:180±30秒
中国製
機能
・空焚き防止機能
・自動電源オフ
2022変更点
2022年のリニューアル発売ですからね。どこが変わったんでしょう?購入したサイトを見ますと、
●印字カラー と 水量表示 が変わりました。
は?そんだけ?
そんだけええええええ
マジか
レビューはスピードが命なので、思わずポチちゃったけど、
え?ていうか、コレわざわざ、発売しましたってメールする内容か。ロゴの色と中のプレートだけで、リニューアルとかって言う内容か。知らんがな、勝手に変更しとけよ。
えーーーーこのネタよわくね?もう終了じゃないですか。オワタやん。
ん、ちょ待てよ。今なら未使用でメルカリで売れるな。いや、なんなら、返品できるかも。で、この記事どうする?
メーカー写真とイメージ写真だけのエアレビューで済ませればいいんじゃね。
いや、それはダメだ。ウソなく書く、自分の体験を書く、で、やってきたじゃないか。
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。
今まで見てくれた読者をオレは裏切れない。俺はウソなく体験したことを発信する。それがコーヒーブロガーってもんだろ。
はい。若干の葛藤がありましたが、レビュー続行しまーす。
ま、実際使ってみて、注ぎの使用感とか、お湯の出方なんかも他のポットと比べて、コーヒードリップにどうかみていきましょう。
使ってみた
では実際使っていきます。600ml満水にします。
なんということでしょう。なかに満水表示プレートがあるので、わかりやすくなっています。
匠の気遣いが感じられます。
えっ?2022モデルの改良点なんですか!これはいいですね~
スイッチを下げて、約3分で沸騰。沸騰したらスイッチが上がる
外も熱くなってます。
コーヒードリップなので、温度下げの時間も計っておきます。参考用に。
フタ開けて放置して90度になるのに、3分53秒でした。
ドリップしてみます。
最近の私の淹れ方がちょうど、このポットのレビューに向いてそうなので、
every coffeeコーヒーブロガーの個人レシピ2022でいきます。
蒸らしの代わりに、最初の1分は点滴ドリップをしています。
で、1投目は少量をゆっくり注いで、50mlを目安に落ち切ったら、
次の2投目をちょっと早く注ぐ。100mlを目安に、落ち切る少し前に、
3投目は量を多く、早く注ぐ。2投目の高さを超えるぐらい。
重みをかけて、素早く落とす。
で、150mlになったら、ドリッパーを外す。
コーヒー粉10gで150ml抽出してます。
挽き目によってはちょっと薄いですが、普段飲むのはこれぐらいライトにしてます。
単純に個人の好みです。
朝イチ仕事の前に飲むので、さっぱりめにしてますね。
あんまり濃かったり、強い味わいは、体調に影響するときがあるので、朝のコーヒーはサクッと控えめに。
調整は
コーヒー粉の量で濃さを調整してます。
濃くしたいなら粉の量を増やす。プラス2gで12g使うとか。
コーヒー粉の挽き目、細くか・粗くか、で、味わいを調整しています。
苦いなら粗く、酸っぱいなら細く
みたいな感じ。
前半でしっかり味を出すというイメージです。
飲んでみます。うまい!さっぱりすっきり仕事モードになります。
バルミューダ ザ・ポットから話それちゃったけど、戻すと、点滴ドリップは難しかったなと。初めて使ったんで慣れてないのもあるかも。細く注ぐ、太く注ぐ、湯切れは問題ない。
ということで、メーカーサイドからのポイントをチェックしときましょう
特徴
ちょうどいいサイズ、使いやすい軽さですと。
コーヒー3杯、カップヌードル2杯分。よく使う量に合わせたサイズ。取り回しやすく、片手でさっと使える軽さです。
で、
スムースな注ぎごこち
研究しつくされたハンドルとノズルが、気持ちのよい注ぎごこちを実現しました。ハンドルはすっと手になじみ、ノズルは湯切れよく、ねらったところに的確に注ぎやすいように設計されています。
ゆっくりも、はやくも自由自在
ドリップコーヒーはゆっくりと、カップ麺はすばやく。ストレスなく流速をコントロールすることができる
どこからでも見やすい灯り
いろいろな角度から見やすい電源ランプは小さなネオン管を使った独特の優しい灯り。
なるほど、メーカーの推しポイントは、たしかにそう感じられるかな。
では、次に「コーヒードリップポットとしてどうよ?」っていうところ見ていきましょう。
メリットデメリット
バルミューダ ザ・ポットはコーヒードリップ専用のポットではないんですが、「コーヒーに使用する」という視点で、勝手に評価していきます。
なので野球のピッチャーがソフトボールの試合に出されて評価されるみたいな、強引なところはありますよ。バルミューダさんすいません。
で、コーヒードリップで言うと、
ポイントは3つかなと、「お湯の温度」と「お湯の量」と「注ぎやすさ」。
まず、温度設定機能がないのはデメリットですね。
これはしょうがない。バルミューダのそぎ落とすデザイン哲学でしょうし。
で、お湯の容量は満水600mlです
私は基本1杯なので問題ない。妻のオーダーが入って2杯でも大丈夫だし。3杯でも大丈夫。ギリギリ4杯いけるかどうかの量なので、
1度に4杯分を淹れる人にとっては、容量が少ないのでデメリットだけど。
それ以下なら問題ないかな。水はその都度、入れ替えたほうがいいし。
最後、注ぎやすさは
容量が小さい分、軽くてコントロールしやすい。点滴ドリップもやってみたけど、ポタポタと点滴にはなりにくい。注ぎ口の太さがあるので、まとまった量がボトボトってなる。
細く、太くの注ぎ分けはスムースだし、注ぎ心地はいい。湯キレはいい。ドリップの使いやすさとしては中かな。
比べてみた
改めて他のポットと水の量500mlを入れて同じにして、注ぎを比べてみましょう。
感想まとめ
やっぱりコーヒー用としては温度設定がないのでおすすめしません。
やっぱ温度は欲しいっす。
温度計突っ込んで、常に温度を把握してドリップしてるわけじゃないけど、
でも、温度は味に影響するので、なるべく数値化したいし、
「冷めるまで待つ」という行為がメンドクサイ。
1回他のポットで設定機能使ったことあると、これはデフォルトになっちゃう。
コーヒードリップとして「注ぎ」は問題ない。
いち時期、ドリップの世界チャンピオンの粕谷哲さんも、バルミューダのポットを使っててメディア露出していたこともあって、気になってはいたんですよね。プロモーションかスポンサードの関係からでしょうけど。
温度とか、点滴ポタポタとか、コーヒー抽出の専門性は気にしません。という、キッチン家電として、見れば問題ないし、
バルミューダのトースターと揃えたいとか、このデザイン性に金額分の価値を感じるのであれば、いいかな。
2016年以来、たいしたリニューアルがないというのは、ま、それだけ完成度が高かったという意味でもあるので、旧でも新でもどちらを買ってもいいんじゃない。
ていうかこのバルミューダのポットが出るまでは、黒いポット自体なかったからね。今じゃ主流になってるけど。そこはリスペクトです
ということで、コーヒーガチ勢はスルー、インテリア性を求めるコーヒーおしゃれさんは、アリでしょうという、バルミューダ ザ・ポットのお話でした
今日も寄っていただきありがとうございます。温度設定つければいいのに…
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