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バルミューダ「コーヒーミル」ちょっとブラックなレビュー

バルミューダのコーヒーメーカー「The Brew」のアクセサリーが発売されました。「バルミューダ コーヒーミル」です。

バルミューダのコーヒーメーカーは出来上がりの量が決まっているので、味を変えるにはコーヒー粉の量か、挽き目、粒の大きさを変えるしかなかったんです。

なのでバルミューダのコーヒーメーカーを使うなら、ミルは持ってた方がいいよって過去動画でもレビューさせてもらったんですが、コーヒーミルが遅れて発売になりました。

オンラインストアで11000円です。予想では2万円ぐらいかなと思ってましたが、意外と安かったなと。

ビター

開封の儀しながら、特徴を見ていきましょう。使い方と使用感をチェックして、 バルミューダのコーヒーメーカーで飲んでみましょう

ひろ

あと、コーヒーバカの視点から、ちょっとネガティブな側面のブラックな黒レビューも、ぶっちゃけしちゃいます。コーヒーミルが好きで11台所有しているので、少し辛口になるかもしれません

バルミューダのコーヒーメーカーは持ってないけど、バルミューダのミルを検討されてる方は最後まで見てもらうと、メリット・デメリットわかりますし、意外と安いという理由も、実際手にして、見えてきたので、参考にしてください。

それでは世界40カ国以上・3000杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブロガーひろが「バルミューダ コーヒーミル」をレビューします。

目次

開封の儀

パカッと説明書、本体とハンドル、ブラシが付属ですね。

特徴

HPによると、均一な挽き目で、コーヒー豆のおいしさを引き出します。豆を均一に挽くことができる、こだわりのCoffee Millで、均一に挽かれたコーヒー粉は、豆本来の味わいを抽出することができるので、BALMUDA The Brewと相性抜群。挽きたての香り豊かな一杯を楽しめますよ。切れ味のいいステンレス刃と、回しやすい構造で、軽い力でスムーズに粉砕。

挽目は22段階で調整でき、BALMUDA The Brewに最適な中細挽きや中挽きのほか、様々な淹れ方に応じたメッシュで挽くことができる。

本体寸法/直径 54mm × 高さ 182mm
ハンドル取付幅162mm 
本体重量/約450g
素材/本体・粉受け:アルミニウム
ハンドル:ステンレス、アルミ二ウム
軸・スプリング・ワッシャー・内刃 ・外刃:ステンレス
台座 ・調節ダイヤル:ステンレス
生産地/中国
最大容量/コーヒー豆20g

ファーストインプレッションは感触がいいな。ザラッとした質感で高級感ありますし、グリップの感触も良くて、挽きやすそうな感じは受けます。

あと、プラスチック素材がないのもポイント高いです。持ち手の素材もアルミなんですよね。素材はとにかくステンレスとアルミのみ。

気になるのは、1度に挽ける量がコーヒー豆20gってことです。

コーヒーメーカー「The Brew」は、3杯まで作れる設定なので、1杯10gコーヒーを使うとして、せめて30gは欲しくないですか。

バルミューダコーヒーミル使い方

コーヒー粉の挽き目の設定は、ダイヤルで行います。臼刃の間隔が広いと粗挽き、狭いと細挽きという構造になってます。

細挽き:9-13
中細挽き:14-17
中挽き:18-23
粗挽き:24-28

13クリック
17クリック
23クリック

10gで挽いてみましょう。

10gでは1分15秒かかりました。非力な男の手でこれぐらいかかったよ。

バルミューダ コーヒーメーカーで飲んでみた

コーヒーミルを初めて使う方に「挽き目どうするか問題」について、私の好みですけど、シェアさせてもらうと、目安にしてるのが2つあって「焙煎度」と「豆の品質」ですね。

●焙煎度によって挽き目を変える

浅煎りは中細挽き→深煎りは中粗挽き

焙煎が深くなるにつれて、粗くする

深煎りで細かくすると、苦味傾向が強くなるので、苦味を出にくいように粗くする。
浅煎りは味が出にくいので、細かくして味を出してあげる。

で、もう1個は、

●品質によって挽き目を変える

いい豆は中細挽き→安価な豆は中粗挽き

品質がいい豆になるにつれて、細くしていく

スペシャルティコーヒーみたいに、 いい豆は悪い要素が少ないので、細かく挽いて、いろんな味を出す。

そうじゃない安価な豆は、悪い味を出す豆も混ざってたりするので、粗くして、悪い味を出にくくする。

好みを見つけていくといいでしょう。

バルミューダの味は

ひろ

うまい! やっぱ挽き目だね。挽目で好みの味に寄せやすくなるし。香りも全然よくなるし

と、ここまでが普通のレビューですけど、バルミューダのこのミルについては、コーヒーバカとして、ちょっとネガティブな側面に触れざるを得ない。

バルミューダ コーヒーミル黒レビュー

コーヒーバカのみなさんはバルミューダのコーヒーミルを見て「ん?」って思ったんじゃないでしょうかね。

ビター

これタイムモアやろ?

ひろ

実はそうなんですよね〜

タイムモアは中国上海のブランドで、コーヒーミルを中心に、スケールやドリッパーなど、を製造・販売しています

タイムモアのコーヒーミルと既視感ハンパない。デジャブか。いやこれはOEMだろうと。OEM って他社ブランドの製品を製造すること。コンビニのプライベートブランドのポテチをカルビーが作ってるみたいなことね。

バルミューダが発注して、タイムモアが作ってる。ま、バルミューダはあくまでもコーヒーメーカー「The Brew」がメイン、そのアクセサリーですし、「コーヒーミルも開発せえ!」とはいいません。そんなコストハンパねえやん。
私も大人ですし。そこは企業さんの立場もわかります。「ミルは作ってもらおうぜ」「いいプロダクトがあるじゃないか。ちょっとデザイン変えてね。ここに利益も乗っけんでよかたい、オンラインストアと直販店で扱えばいいやん。流通にのっけって売らんけん」っていうのはアリでしょう。一応、裏に明記してあるし。「タイムモアで作っとるとよ」って書いてあるやんね。

で、タイムモアのどのラインがベースになってるのかな?というところで言うと、本体が11000円なので、それより安いモデルでしょうから。

やっぱり栗子C2でしょう。

HP見てみますと、

コーヒー粉:約20g
本体のサイズ:幅52 mm × 高147mm

C2が使用している刃の形状・サイズ・材質 (ステンレス) がタイムモア他の上位モデルと同じで、機能に遜色はありません。過剰な機能・材料を省き、残すべきところ (切れ味) を残して価格を下げました。タイムモアのコーヒーミルの中で一番コスパの良いものです。

五軸高精度CNC切削せっさく加工での55-58HRC硬さの臼刃は均一な挽目の保証です。微粉の発生も最小限に抑えられます。
コンピュータ制御の削り出し加工している。

ということで、タイムモアのコーヒーミルと比べてみましょう。これは一番高い上位モデルですけど。刃にチタンコーティングして、外装に木を使ってるから高いってことか。えーなんだよそれ。形状は、ほぼほぼ一緒ですね。

ま、それぐらい。変な使えないミルじゃないよ。ってこと。19800円のミルとほぼほぼ遜色なく挽けまっせと。

タイムモアなら、もう何年も製造販売されてて、実績のある、検証されているプロダクトがベースになってるということで、そんなディスることもなかろう。変なメーカーの使えないミルだったら、悪いけど。ま、ここはいいとして。

それよりも、問題は、最大20gってところ。

私は普段、基本1、2杯しか淹れないので問題ないんですが、

コーヒーメーカーに3杯の設定があるんだから、ここは30gでしょうよ。あと10g欲しいでしょ。
バルミューダさん、量の設定がややモヤるんすけど。

タイムモアに「 栗子C2 Max」 コーヒー粉の容量30gのモデルがあるんすよ。

なぜ、そっちをベースにしなかったんだ。バルミューダさ〜ん。

まとめ

バルミューダ コーヒーメーカーを使っていて「コーヒーミル」を検討中なら、「TIMEMOREタイムモア 栗子C2 Max コーヒーミル 容量30g」¥8,600という選択肢もあるよ。と提示しておきます。

電動であれば、カリタナイスカットGのブラック蔦屋家電モデルなら統一感ありますね。

バルミューダ コーヒーメーカー持ってないけど「コーヒーミル」だけ検討中なら、タイムモアでよくね?って感じ。

「とにかくバルミューダのデザインが好きなんやー」であれば、モノの性能は間違いないのでOKでしょう。

要するに「バルミューダのデザイン」に価値を感じる方であれば、おすすめです。
やっぱりデザインとモノとしての質感はいいです。

アルミのマット加工ですが、サラッとしたマットでなく、ザラっとしたマットなので、このタイムモアの上位モデルよりもグリップ性は良くて、挽きやすいです。

バルミューダのデザインで、タイムモアの品質で、この価格なら、総合的にいいミルとも言えます。

今日も寄っていただきありがとうございます。だんだん好きになってきた。なかなか男心をくすぐる一品です。

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この記事を書いた人

30年以上も飲めなかったコーヒーが飲めるようになったら、豆を挽き、ハンドドリップで淹れ、焙煎をするまでハマってしまった。人生何が起こるかわからないね。詳しくはこちら

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