砂糖を入れないブラックコーヒーは低カロリーで体によく、ダイエット効果が期待できますが、飲むだけで劇的な凄い効果はないです。ダイエット目的でブラックコーヒーデビューの方に向けて解説していきます。
自分の体験で言うと、毎日ホットでブラックコーヒーを数年間飲んで、徐々に体重が減りました
数カ月飲むだけで劇的に変わるような効果は期待できないよ~
ちなみにブラックで飲むのは日本人だけと言われてきましたが、現在はそうでもありません。
それでは世界40カ国以上・3000杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブロガーひろがブラックコーヒーを紹介します。
ブラックコーヒー効能
ブラックコーヒーとは 、砂糖とミルクを入れないコーヒーのことを一般的に「ブラックコーヒー」もしくは単に「ブラック」とも言います。
英語で「black」も日本同様ですが、砂糖を入れてミルクを入れないコーヒーを指すこともあるそうです。
カフェイン
コーヒーといえばカフェインですね。最近は悪いかのようにネガティブにとられることが多いんですが、ポジティブな面もあります。
実はカフェインにはメリットがあります。
- 覚醒作用
- 脂肪を分解
- 燃焼する働き
- 利尿作用
頭がすっきりする集中力が上がるというので、コーヒーを飲んでいる方も多いでしょう。
また、カフェインは交感神経を刺激する作用があり、コーヒーを飲むと体脂肪の燃焼が促進することが知られています。
利尿作用によって、老廃物を出し、代謝も良くなり、むくみの改善につながります。
適量であればいい効果もカフェインにはあるというのも含んでおいてください。
(参照:全日本コーヒー協会 コーヒーの成分 > カフェイン)
カロリー
ブラックコーヒーのカロリーはどれくらいかと言うと、
コンビニコーヒーSぐらいのコーヒー1杯150mlで6kcalです。
他の飲料(100ml)で比べても、コーヒーは自然飲料なのでカロリーは低いですね。
- ブラックコーヒー 4kcal
- 缶コーヒー(乳成分入り/加糖)38kcal
- インスタントコーヒー(2g溶かした場合)約5~6kcal
- 紅茶 1kcal
- 麦茶 1kcalコーラ 46kcal
- スポーツドリンク 21kcal
- ミネラルウォーター 0kcal
※可食部100g当たりに含まれる成分
(参照:文部科学省 食品成分データーベース)
クロロゲン酸
クロロゲン酸とはポリフェノールの一種でコーヒー豆に含まれる成分です。抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果などがあり、肥満の予防のためのサプリメントなどに利用されています。
クロロゲン酸の健康効果
- ダイエット効果
- 脂肪肝を予防する効果
- 糖尿病を予防する効果
(参照: わかさの秘密「クロロゲン酸」 )
ダイエット
ダイエットに期待できるブラックコーヒーのメリットは、クロロゲン酸とカフェインです。
ダイエットが目的なら、ブラックコーヒーのホットがおすすめです。ホットコーヒーの方がアイスに比べてメリットが多いからです。
ホットコーヒーのメリット
- 成分の吸収が良くなる
- 体が温まる
- 血行促進代謝が良くなる
カフェインとポリフェノールの脂肪分解・燃焼の効果を高めるコーヒーを飲むタイミングがあります。
食後30分以内にコーヒーを飲むと食べた食事の脂肪吸収をより抑え、運動の前後に飲むと脂肪燃焼効果がよりアップするそうです。
たしかにコーヒー関係の人で太ってる人少ない説
ブラックコーヒーの作り方
ホットコーヒーの淹れ方はペーパードリップがおすすめです。苦味が少なく、お湯の注ぎ方で多少味の調整ができます。
- ペーパードリップ
- エスプレッソマシン
- パーコレーター
- フレンチプレス
- 水出しコーヒー
おすすめのブラックコーヒー
普段コーヒーに砂糖やミルクを入れて飲まれている方が、ブラックデビューするなら、苦味が少ないコーヒーが飲みやすいでしょう。
コーヒー豆は焼くほどに苦味が強くなります。
コンビニコーヒーはだいたい深煎りの味わいです。
あのコーヒーがブラックで飲みにくいなら、焙煎度(焼き加減)が深煎りよりも中煎り・浅煎りがおすすめです。
浅煎りのスペシャルティコーヒーは酸味中心の味なので、苦味が少なく、砂糖を入れなくても自然な甘みがあります。
また浅煎りのコーヒーのほうが、カフェイン・クロロゲン酸、コーヒー成分が多いので、ダイエットには浅煎りコーヒーのほうが効果的です。
ただコーヒーの酸味が苦手な人も多いので、好き嫌いがわかれるかも。
ブラックコーヒーダイエットには、浅煎りをペーパードリップでホットで飲むのが効果的
浅煎りのスペシャルティコーヒーの美味しい淹れ方がこちら
ブラックコーヒーは日本だけではない
ちなみに「ブラックで飲むのは日本だけ」と書いてるサイトもありますが、そんな事ありません。かなり古い認識ですね。
アメリカ発祥のスペシャルティコーヒーの世界では、当然ブラックで飲みます。スペシャルティコーヒーを提供するお店は世界中で増えているので、ブラックで飲む人も増えています
またアメリカではダイナーのお代わり自由の薄いコーヒー(いわゆるアメリカンコーヒー)をブラックでガブ飲みするアメリカ人はいるそうです。
私もハワイでカフェ巡りをしたとき、砂糖ミルクを入れずに飲む欧米人を見かけて「へえ」って思いました。
メジャーではありませんが、海外でもブラックで飲む人はいます。決して 「ブラックで飲むのは日本人だけの非常識」ではありません。
ただ日本のように「ブラックで飲めないと大人じゃない」みたいな空気はないそうです。
砂糖ミルクをコーヒーに入れるかは、あくまで個人の自由。アメリカは特にアレンジして自分流を楽しむ食文化。たしかにスパイスとかソースへのこだわりはすごいですよね。
エスプレッソの国イタリアでも 「イタリアではブラックコーヒーを飲まないことはない」つまり少数だけど、飲む人もいると。
(参照:ロケットニュース24「【検証】カフェの本場イタリア人に「日本の缶コーヒー」を飲んでもらい感想を聞いてみた → 意外すぎる衝撃の結果に!」 )
ブラックコーヒーまとめ
ブラックコーヒーは体にもいい自然飲料
コーヒーはコーヒーの実の種を焼いて、粉にして、お湯で抽出して紙で濾すという、自然な飲み物です。特にブラックで飲むと化学成分ないっす。
コーヒーは自然な成分なので、身体への作用や効果は少ないのかもね。
ブラックコーヒーにダイエット効果は期待できるけど、劇的には変わらない
あくまでサポート的な効果なので、飲むだけでやせるみたいな魔法の飲み物ではありません
今日も寄っていただきありがとうございます。おいしく飲んで健康に。
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