前回ペーパーフィルターの違いによって、味が違うとわかったので、ハリオ、カリタ、メリタ、コーノ、各社のペーパーフィルターを比較してみようと思います。ただしドリッパーの形状が違うのでコーヒーの味は当然違うわけです。ということは、コーヒーなしのお湯だけを注いで違いがあるのか見ていきましょう。
ペーパーフィルターにお湯を注ぐ

90℃のお湯を1投目、2投目と分けて均等に注ぎました。
「なんしよんの?」妻に見つかってしまいました。一番見られたくないベストな状態であります。DSO(どうかしてる夫)と思われても仕方ないでしょう。確かにこれはマニアックすぎる…。コーヒーブロガーとはいえ、このブログも来るとこまで来ました。もうコーヒーすら飲んでないもんね。

一瞬、中2病的な被害妄想が発生しましたが、気を取り直して、一つずつ飲んでいきます。

飲み比べ、嗅ぎ比べて、においが気になる順で結果発表ジャジャン!


メリタ、カリタ、ハリオ、コーノの順です。要はお湯の抜けが悪いほど、お湯と紙フィルターの接触時間が長いほど、においがつく。紙質の差というよりも時間の差。これはメリタとカリタには不利な実験だったので、ちょっと追加しときましょう。
ペーパーフィルターはお湯通しをする


再度、お湯を注いで、1回目と2回目を比べてみます。





まとめ
お湯通しをすれば、においは気にならない。
これでドリップの「最初に紙フィルター濡らす問題」にも決着がつきました。お湯だけ注ぐと紙のにおいが気になったので、お湯通した方がいいでしょう。それも結構多めにやった方がいい。ていうか私は今度からそうするよ。実際コーヒー淹れてしまえばわからない差でしょうが、一度このにおいを嗅いでしまうと、ちょっと気にしてしまう。心理的な問題でしょう。



一番においがなかったコーノ式ペーパーはハリオV60でも使えるので一度お試しあれ。
今日も寄っていただきありがとうございます。奇行に見えるけど、これは地味に収穫でかい。