今月の自家焙煎コーヒーは「コロンビア/COEミナ農園」です。10月1日はコーヒーの日なんですよ。コーヒー業界の年度はじまりは10月なんだそうです。
コーヒーの新年度ということで赤字企画!カップ・オブ・エクセレンスのスペシャルティコーヒーを仕入れちゃいました!
出た!何も考えていない。自分が飲みたいだけのやつ
それでは世界40カ国以上・3000杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブロガーひろがカップ・オブ・エクセレンスのスペシャルティコーヒー「コロンビア/COEミナ農園」をご紹介します。
コロンビアのどんなところ?
ナリーニョは太平洋と赤道に沿ったコロンビア南西部に位置し、その特別な地理的恩恵を授かっています。この場所は北緯1度というほぼ赤道直下にあるため、コーヒーの生育に必要な日射量はお墨付きです。さらに、良い植物を生み出す栄養をたっぷりと備える火山性の肥沃な土壌であることも特長です。ナリーニョのコーヒーは険しい山の斜面で育ち、すべて手作業で収穫から乾燥までの処理がなされ、最高品質のコーヒーを生み出す土地として知られています。
FNC コロンビアコーヒー生産者連合会
ふつうナリーニョほどの高地でコーヒーの栽培は不可能なんですが、この地域では谷底から立ち上がる暖かく湿った空気のおかげでコーヒーが育つんだそうです。そして、低い気温の中で育つので、コーヒーノキが糖分を溜め込み、甘みのあるコーヒーの実ができます。
品名:COEミナ農園
生産国:コロンビア
地域:ナリーニョ・ブエサコ
規格:規格無し
スクリーン:規格なし
標高:不明(この地区は1,700~1,800mくらい)
欠点:規格なし
精製方法:ハニー
品種:カスティージョ
収穫年度:2019/20年
その他:カップオブエクセレンス2020受賞 87.09
コロンビアCOEの生豆は
生豆の形状・大きさとしては、やや小ぶりですね。ただ品質はいいですね。生豆の時点で甘酸っぱい香りがします。虫食いや欠けている欠点豆を取り除きます。焙煎後にあらわれる貝殻豆もハンドピックします。
欠点豆じゃないけど、大きい、小さいの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。
焙煎度は中煎りで
中煎りにしました。焼き菓子のような甘い香りのなかに果実系の香りがかすかにします。
ペーパーフィルターでドリップ
中粗挽き20gのコーヒー粉に85℃のお湯で240ml抽出しました。では、飲んでみましょう。
まず、水質がなめらか!チョコレート、ブラウンシュガー、という甘みもわかる。温度が下がると、フルーティさが感じられますね。香りはそこまで際立ってはないかな
審査員のカップコメント
Aroma/Flavor:Malic Acid (4), Citric Acid (2), Lemon (2), Apricot, Bright, Citric, Plums, Sharp, Simple, Stone Fruit, Structured, Sweet, Tangerine, Tartaric acid
Acidity:Juicy, Lingering, Low complexity, Rough finish, Stone Fruit
酸味:★★★☆☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★★☆
コク:★★★★☆
香り:★★★☆☆
レモンとかのフレーバーまでは感じられなかったし、酸味がもう少しあってもいいかな。もうちょっと焼きが浅くてもいいかな。微調整します。
ということで、世界のコーヒーに出合う旅「ワールドコーヒーツアー」今月の焙煎コーヒーは「 COEミナ農園」です。コーヒー豆150g1000円(送料込)ご注文後、焙煎して発送します。
カップ・オブ・エクセレンスはいまだけ
今日も寄っていただきありがとうございます。数はないので、お早めに。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも楽しみにしています。ポテンシャルはとても高いと思うんですがどうも淹れるのが難しいですね。フラワーやオリガミでいつもの様に淹れるとスパイシーさが際立ってしまい試行錯誤しました。自分は浅煎りコーヒーを淹れる時に良くカリタウェーブを使うんですが、これだと最近のスペシャルティコーヒーらしく酸味が感じられる美味しいコーヒーになってくれました。
たしかに素直に「こういう味です」みたいにわかりやすい子じゃないですよね。いろんな味のわいがある複雑系なので当たりが見つけにくいかも。ちょっと条件変えると、味も変わりやすい。
こういう豆の時は、いろんなドリッパーをお持ちなので助かります。