【簡単】ホットコーヒーそのまま冷やしてアイスコーヒー

簡単なアイスコーヒーの作り方をご紹介します。氷で冷やす急冷式アイスコーヒーってめんどくさくないですか？

ホットコーヒーをそのまま冷蔵庫に入れちゃうという、ものぐさなアイスコーヒーです。

冷蔵庫で冷やすクールコーヒー

普通にホットコーヒーを淹れます。それをそのまま冷蔵庫に入れるだけ。

これがうまいんです。

常温より冷やしたほうが飲みやすいし、逆に蜜のような甘みも感じます。

コーヒーハンター川島良彰さんが「コーヒーはフルーツジュースだ」と言われていて、「それはちょっと言い過ぎじゃないの….」と思っていましたが、まんざら言いすぎじゃないかもよと思えてきました。

通常のアイスコーヒーは深煎りのコーヒーを濃く抽出するのが一般的です。濃い一般的なアイスコーヒーもおいしいけど、あんまり豆の個性を楽しめる飲み方ではないよな。

ということで、私は普通に抽出して冷やすだけのアイスコーヒーの方が好きになってしまった。コーヒー豆の個性がでるし、氷で薄くならないし、味を楽しめるんですよ。

でも、ちょっと慣れは必要かも。ふつうの人が飲んだら、「うすい」「すっぱい」って反応が多そう。

あと１点デメリットがあります。それは「コーヒーがにごる」こと。細挽きで淹れると、特にカンジますね。

なので、いきなり「おいしい！」とはならないかも。「こんなのアイスコーヒーじゃねえよ」と言われてしまうので、アイスコーヒーと区別しておきます。

計量カップごとは場所をとりすぎるなら、小さいボトルに入れて冷やしておくとそのまま飲めてさらにいい。

いいコーヒーはさめても、うまい    

最近はこのクールコーヒーにハマってしまって、朝のホットコーヒーの温かさが邪魔だなあとすら、感じることがあります。コーヒーの味を感じたいのに熱が邪魔するんですよ。熱が味の輪郭をぼやかすんです。

ただ、クールコーヒーには条件があります。

「豆がいい」こと。

スペシャルティコーヒーであったり、酸味がおいしいコーヒーが特に冷めてもおいしい。これに気づくきっかけになったのが、カフェ―パウリスタ「森のコーヒー」。

1:10で少し濃く

深煎りのコーヒー豆であれば中粗挽きで、コーヒー粉の10倍のお湯を注いで、ちょっと濃く淹れると、急冷式のアイスコーヒーに近い味わいでいい感じになりました。

コーヒー粉20gに対してお湯を200ml注いで、出来上がりの抽出量は180mlぐらいにする。

特にグラスに氷を入れるなら、ちょっとだけ濃いめにしておく。

深煎り以外の豆でも、いつもの淹れ方でいいのでコーヒー粉と注ぐお湯の割合を「1:10で少し濃く」してみてください。

もし濃すぎたら水で調整すれば大丈夫。冷やすと酸味が強くなって味も薄く感じがちなので、少し濃く作っておいて保険をかけとくといいでしょう。

クールコーヒーまとめ

朝に２杯分を抽出して朝にホットを１杯飲み、
もう１杯を冷蔵庫で冷やして、昼にクールコーヒーを飲む。

同じコーヒーを２度楽しめます。

これをやりだしてから、コーヒーの味の分析が上がったような気がします。ホットでは気づかなかった味を発見できます。

ま、一度だまされたと思ってホットをそのまま冷蔵庫に入れて飲んでみてください。いきなり「うまい！」はないかもですが、「意外とアリかも」と思えたら脈アリです。

今日も寄っていただきありがとうございます。サーバー代わりに耐熱計量カップがおすすめです。