ドリップスタンドってなぜいるの?と、友人に聞かれたので、ドリップスタンドを使う意味 、使い方、淹れ方について紹介します。わざわざ買わなくても木製であれば簡単に自作もできます。
基本ドリップスタンドはスケールでコーヒーの抽出量を計るために使います
コーヒーの液だけを計るんだね。正確にドリップしたい人にはおすすめだよ~
それでは世界37カ国以上・3000杯以上のコーヒーを飲み、自家焙煎するコーヒーマニアのコーヒーブログevery coffeeが「ドリップスタンド」について掘り下げましょう。
ドリップスタンドを使う意味
そもそもドリップスタンドを使う意味は抽出したコーヒー液だけの量を計るために使います。
なのでドリッパーの重さが加わらないようにカップから浮かせるためにスタンドが必要なんですね。
それでは実際の使い方を説明していきましょう。
ドリップスタンドの使い方
①ドリッパーをドリップスタンドの上にのせる
ペーパーフィルターをセットしたドリッパーにコーヒー粉を入れて、ドリップスタンドの上に置きます。
②コーヒーカップをドリップスケールにのせてゼロセット
カップにコーヒー液が入れば、コーヒーだけの重さになるようにします。
③お湯を注ぐ
ドリッパーから抽出されてカップに落ちたコーヒー液だけの重さを計ります。
コーヒー液が13g抽出されたとわかりますね。
注ぐ回数と抽出量によって、味が変わるので、抽出量をチェックしながら、お湯を注いでいきます。
2投目で30g抽出したい。というように抽出されたコーヒー液を基準にするコーヒーの淹れ方に向いています。
今日は少し濃いコーヒーが飲みたいので、130gのコーヒー液が抽出されたらドリッパーを離します。
1杯130gのコーヒーができました。もうちょっと薄めなら150gというように、ドリップスタンドを使えば、その日の気分に合わせて抽出量を調整できます
ドリップスタンド代用
抽出量をカウントしているだけなら、耐熱の計量カップでも代用できます。
ま、厳密に言えば、熱湯の150gという重さは、体積の150mlではないのですが、味を左右するほどの差ではないので良しとしましょう。
注いだお湯の量と抽出量の両方をリアルタイムで同時に把握するなら、スケールの上に計量カップとコーヒードリッパーをのせて、お湯を注ぐと、注いだお湯の量と抽出されたコーヒーの量がわかります。
- 抽出量を基準にしたコーヒーの淹れ方は、ドリップスタンドか計量カップを使う
- 注ぐお湯の量を基準にしたコーヒーの淹れ方は、スケールのみ使う
- 抽出量と注ぐお湯の量を両方カウントしたいなら、スケールと計量カップを使う
注ぐお湯の量か、抽出されたコーヒー液か、どちらを基準にするかでドッリプスタンド使う派と使わない派に別れるね
市販のドリップスタンド
見ていただいたように基本はコーヒーの抽出量を計るものなんですが、今はスケールを無視した作りの物も増えてきました。
ハリオV60コーヒードリップステーション
ハリオのドリップステーションはスケールをセットして使えます。
カリタ コーヒードリッパースタンド
これはトレイがサーバーかカップに合わせて高さが変えることができるようです。
セリアのコーヒースタンド
セリアにもドリップスタンドがありますが、あまり高さがないのでマグカップの下にスケールが置けないという。
木製のドリップスタンドを自作
100均にもありますが、意外とアマゾンとかで買おうとすると、ドリップスタンドって高かったりするので、自作もアリでしょう。
要はドリッパーが乗っかればいいので、板とアルミパイプで簡単に作れます。このドリップスタンドを自作した数年前は、まだ商品がなかったんですよね。売ってないから作った。
ドリップスタンドまとめ
ドリップスタンドは抽出されたコーヒー液を計るために使う
もしくは「映えるから」「なんか本格的ていう気分」どちらもアリです。
見た目から入る全然アリです。私も基本そのタイプw
お前もか〜い!
でも実は計量カップ「ニャミー」とスケールの組み合わせが、コーヒードリップの正確性が高いとわかっちゃったね!
今日もevery coffeeに寄っていただきありがとうございます。見た目、重視派。
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