今日のトピックは、「EPEIOS Coffee Grinder | コーヒーグラインダー ESSENCE」をレビューしていきいます。
こちらエペイオスさんよりご提供いただきました。
基本レビューは、事前チェックなし、忖度なし、デメリットあり、まちがったらゴメンね。ポンコツだったらボツな。という条件で、ぜぜひひでやっています。それでもOKといってくれた企業さんです。ありがとうございます。
結論先にいきましょう。
結論:理想のグラインダーあらわる!ツボです。ハマりました
電動コーヒーミルにこういうのあったらいいのにってツボを突いてます。コーヒーバカのチェックポイントわかってらっしゃる。
今まで、電動ミルのレビューでデメリットに挙げてきた項目をほぼクリアしてる。
40代趣味コーヒーおじさんがピンポイントで狙われていると感じざるを得ません。
普段飲むのは、自分用に1~2杯程度なんで、そう、このサイズでいいんすよ。バカでかいホッパーもいらん、挽ける量も50gぐらいでいいし、そんなに早く挽かんでいい。分回して打撃で微粉は出さんでほしい。で本体に豆、粉が残るのはイヤ、で、シンプルでカッコいいのがいい。
全部クリアしてるやん。ツボる~わあ
コレよ。まさにコレ。コーヒーバカをうならせる分ハイスペックとなり、価格も4万2千円しますが、今まで使った電動ミルのなかで1、2を争うレベルです。ここ数日使った。初見では、かなり評価は高いです。
大量に早く挽きたいって用途のミルではないので、ハイクラス、ミドルクラスのミルを検討中の方は候補に入れてもらって、参考にしてください。
今日のメニューはこんな感じで、据え置きにもポータブルにもなるので、ポイントが多くてちょっとボリューミーですが、ゆっくりしていってね。
使い方
まず、さくっと通常の使い方からいきましょう。
浅煎りスペシャルティコーヒー豆20gを挽いていきましょう。
スタンドの横から投入です。スタンドだとホッパー容量50g
ホッパーのフタがマグネット式でピタっと閉まってくれました。
挽き目調整は外部で行います。プアオーバーの挽き目50で挽いていきます。
ボタンを長押しでスタートです。
お、音静かですね。いいですね。
この間に特徴を公式サイトよりサマリましょう。
・ポータブル&カウンタースタンド2WAY
・コードレス タイプC充電
・80段階の粒度調整
・分解&掃除が簡単
・38mmコニカル式
・極細挽き~粗挽きまで対応
・リテンション改善>本体に粉残りが少ないってことらしいです
・モダンでコンパクトな設計
ということで、ここには取り上げられてないけど、オートオフ機能がついてるんですよね。これがうまく機能するかもチェックポイントですね。
あ、豆の音がなくなったかな。点滅して、赤に色が変って、停止しました。
時間は1分19秒でした。
エペイオスの手挽きミルGOだと、同条件、浅煎り20gで50クリックだと1分48秒かかったので、手挽きより早い。
刃の回転スピードとしては、たぶん電動のほうがゆっくりなんでしょうが、それでも電動のほうが早いですね。刃の違いがあらわれてますね。
ちょっと待って、この時点でフレーバーがマジでいい。エペイオスは手挽きがそうだったんですが、フレーバーがいいって印象なんですよね。だいたいどれも新品レビューですけど、エペイオスは特にいい香りするんすよね。
それでは挽いた粉をチェックしていきましょう。
オートオフが途中で止まって豆残りがないか、もしくは本体の粉残りがどれくらいかもチェックしましょう。
すくな!これなら、無視出来るレベルですね。いいですね
電動ミルは、本体に豆残り、粉残りがあるんですが、エペイオスかなり少ない。コレうれしい。
では粉のほうチェックしていきましょう。
いいねえ。問題ない。ちょうど市販のコーヒー粉ぐらいですかね。uccの粉ぐらいじゃないすかね。そして香りがすごいな。ふわ~っていい香り。いいコーヒーはいいグラインダーで挽くべし。
ということで、ドリップでいれましたが、エッセンスの味は、かなりいい。スペシャルティに合う。
フレーバー特性がはっきり、味はすっきり、水質はクリア。
じつはこの豆だけフレーバーノートと実感がマッチしてなかったんだけど、エッセンスだとわかるぞ。ライチあるね。たしかに後味にライチの感じする。市販のゼリーとかの人工のライチ味じゃないよ、生か冷凍か、硬い皮がついたフルーツのライチのほんのり甘さとちょっとグラッシーというか、青臭いというか、独特の植物の風味ね。あの感じもあるな。
スゴ!ヤバいのキタぞ
どうしてもこの手のポータブル電動ミルは機能性で、精度は期待してなかったんですが、手動ハイクラスコーヒーミル、同等のレベルですね。
パーツ
各パーツをチェックしましょう。
基本パーツは3つ、モーター、ホッパー&刃、ストッカーのパーツの組み合わせですね。
心臓部の刃のパーツがこれで、外部挽き目調整で80段階です。
ポータブルだと容量30g
最小のゼロから挽けます。MAX80だとこれぐらいの間隔。
で、これがモーター部ですね。
誤動作防止でワンクリックでは作動しないようになってます。
ライトの色でバッテリー容量がわかるようになってます。半分以上は緑、半分以下はオレンジ色、25%以下は赤になって、残量が色で確認できる
組み合わせは、この白い目印が合体位置ですね。
USBケーブルついてます。ここにUSBを差す。コード差して充電しながらも動作可能となってますね。5V/2AのUSB充電使ってね。約2時間でフル充電ですね。
で、これがポータブル用のストッカー、底にシリコンもついてますね。
組み合わせると、長いし、重いですね。
スタンド用のストッカーがコレ、さっきのポータブル用よりちょっと大きいですね。底が前面シリコン。
スタンドに挽き目が印字してあるのはいいですね。覚えられんけん。コレうれしい。
スタンドがマグネットになってて、ストッカーを固定してくれますね。
分解が六角レンチですね。外すときは左回しですね。基本ネジは右回し、時計回りが締めるです。
あ、スプリングがない。これいいですね。内刃のみ。シンプル設計
内刃は7枚刃、コマンダンテ、1ZPRESSOと同じようなカタチですね。
で、チタンコーティングです。色がいいですね。ピンクゴールドじゃない、銅ブロンズみたいな色できれいです。
ググるとチタンコーティングで5~6倍耐久性が上がる。って出ますからね。
コレはポイントですね。
外刃もチタンコーティングありで2段階ですね
この刃の色かっこいいなあ。普段見えないところもかっこいいってそそるねえ。
挽き目
0~15:エスプレッソ
15~35:モカポット
35~60:プアオーバー
65~80:フレンチプレス
一番小さいマインのゼロ、ティラミスみたいになってますね
15~35がモカポット中間値の25がこれぐらいですね。ここもキレイですね
35~60がプアオーバー、ドリップですね。ここ幅広いですね。さっきの50クリック
60クリック、プアオーバーの範囲で一番大きい数値ですね。
MAXの80クリック、これが粗挽きですね。粕谷哲さんの46メソッド、に使うギリギリのラインかなって印象ですね。コマンダンテ30クリック前後って感じかな。
お手入れ
そうじをしていきましょう。
据え置き型の電動コーヒーミルは掃除がしにくいのが多いんですが、ポータブルにもなるので、掃除が簡単です。
ブラシとブロアーで粉を落としていきます。
手動ミルと同じような構造ですからね。粉残りが少ないですね。
チタンコーティングの効果もあるかもですね。
がっつり、掃除するなら、6角レンチで内刃を外してやる。外刃は外れない本体と一体型です。
基本、水洗いNGです。
デメリット
・価格
・寿命
・挽き目
価格はビビるね。お父ちゃんの小遣いだと、ひるむ価格だけど、
今まで使った電動ミルのなかでの評価は1、2、を争うね。
個人的好みの体感、肌感だけで言うと1番好きかも。
4年使うと思えば、1年1万円ぐらいのコスト感覚。そう思うとアリですね。
寿命っていうのは、そもそも論、基本コーヒーミルは消耗品です。物理的に刃を回して、豆を砕いていくので、刃のすり減りもあるし、可動部の消耗もあるし。っていう物なんですが、
この電動ミルはそれにプラスしてバッテリー寿命があるんですよね。リチウム電池(1600mAh)タイプなので、どれぐらいもつかですね。使用頻度によるだろうけど、5~10年ぐらいかな。でも、バッテリーヘタってもコードのままで使えるので、
最後、挽き目ですね。細め傾向ですね。
コニカルの電動グラインダーは結構、粗挽きが粗くない問題があるんですけど、その中でも粗くないですね。
ま、実際はこれ以上はほとんど使わないから、私はいいですけどね。
粗挽き派の人からしたら、もうひと粗さ欲しいでしょうね。選択肢から外れちゃいそうですね。
メリット
・精度
・使用感
・デザイン
今まで電動ミルは手挽きには精度として劣る面があったんですが、
手動と同じ構造なので、精度も同等のグラインダーがこれですね。
というのもコニカル刃の電動グラインダーのほとんどは下にモーターが付いてる構造だから、粉の排出が横の出口から落ちるようになってるんですよね。
挽いた粉はすぐ落としたほうがよくて、粉と粉がすれて微粉が発生するらしいんで、コーヒーバカは挽いた粉がどう排出されるかは重要なんですよ。
このエペイオス、エッセンスはモーターが上にあるんで、手動と同じ構造になってて、動力がモーターか人力かの違い程度なので、手動同等、なんなら均一に回したほうが、粉の精度としては上がるプラス要因とも考えられますからね。
つぎ、使用感としては
音も静かですね。50デシベル。なんもしなくても30デシベルですからね。
挽く時間が早くないけど、オートオフなので、ほったらかし、手離れできるから問題ないですね。
あと電動グラインダーは本体に粉残りが多いんですけど、エッセンスは少ないですね。手動同等、これもうれしい。
最後、デザインです。
シンプルなデザイン、全部、金属、素材っていう高級感。サイズのコンパクトさ、
クールです。国内外のデザイン賞受賞ですね。
精度、機能、使用感がよくても、デザインがいいって思える、気に入る、マッチするってまあ、少ないですからね。物として十分使えるし、いい商品って思えても、デザインいいなあってなかなかないですから。
ま、だいたい電動グラインダーはファミリータイプが多いので、こういうミニマルデザインは少ないですからね。ちゃんと値段分のハイクラスグラインダーのデザインになってますね。
ていうか、このデザイナーさん、えぐいなあ。使用感、機能性も損なわず、このフォルムと質感、細かいところの処理もうまいし、ちょっとこれレベチっすよ。
まとめ感想
理想のグランダー
単純に気に入った。ツボです。
ポータブル使用でも問題ないですね。ということで、最後、アウトドア使用してみましょう。
ポータブルをメインで使うなら、別売りケースがあった方がいいでしょう。あとアウトドア使用にはあんまり、おすすめしないかな。
せっかく本体アルミ素材のクールなデザインなので、キズとかつけたくないな。
デザインが良すぎるから室内使用にとどめたいっすね。
やっぱり私はスタンド式での家での使用になるけど、それでも、コードレスだと、テーブルの上に持ってきたり、キッチンに持って行ったり、移動がラクなのはメリットですね。
電動コーヒーミルでどれ?ってなったら、個人的にエペイオスは大本命ですね。
これホント提供商品とか関係なくそうっすよ。ぜぜひひでね。
個人的に自腹でコーヒーミルに出せる金額って4万円台ぐらいなんすよね。
コマンダンテも数年前はそれぐらいで買えたんですよね。
というので、金額もギリ出せる価格かな。
この精度と使用感、なら妥当だし、このデザインで納得の価格かな。って感じ。
ただ、万人向けではないなあ~っていうのは、あります。
マニアがにんまりするタイプのミルです。もうそういう価格だし、スペックだし、大量に早く挽きたいみたいなファミリータイプのミルじゃないので、「容量少ないとか、遅いとか、高いとか」その手のコメントは結構です。
もうええって、わかってるて、最初から言うてるやん、ターゲットちゃうて、てなるので、その手のヤツは遠慮します。今回は勘弁してください。
エペイオスの手挽き「Essence GO」との比較もしましょうかね。手挽きのほうはワールドバリスタチャンピオン監修で刃が違いますからね。
ま、とりあえず電動グラインダー「Essence」はもう、推し確定なので、チェックしてください。
今日も寄っていただきありがとうございます。よいコーヒーライフをお過ごしください。
コメント
コメント一覧 (2件)
Makuakeで\27,300で購入しました。エスプレッソも挽けるポータブルな電動ミルで性能が良いものはこれ一択ではないでしょうか。自宅での普段使いはもちろん、旅行やキャンプでも使えるのでとても重宝しています。デザインもかっこいいので非常に気に入っています。ESSENCE購入の際には専用のセミハードケース購入をお勧めします。
ユーザーさんのコメントは貴重です。ありがとうございます。スタンド(据え置き)としてもメッチャ使いやすいです。6角レンチに抵抗ありましたが、それをチャラにする満足度ですね