エルサルバドル/パカマラCOEグアチピリン農園

今月の焙煎コーヒーは「エルサルバドル/パカマラCOEグアチピリン農園」です。カップオブエクセレンスのスペシャルティコーヒーになります。単に酸っぱいコーヒーではなく、甘味が強いパカマラならではの果実味がうまい。カッピングの審査員が桃なんてコメントしてるぐらいですからね。

エルサルバドルは多くの火山があり、肥沃な火山灰性の土壌の高い山々がコーヒー栽培に適しているため、良質なコーヒーが昔から生産されています。近年は特にスペシャルティコーヒーでの評価が高まり、プレミアム化が進んでいるようです。

このグアチピリン農園は2009年にコーヒー栽培を始めた農園ですが、電気が通っていないような自然豊かな山のなかで果肉除去などの工程を手作業で行っています。
栽培品種のパカマラは、大粒のマラゴジッペと風味豊かなパカスを掛け合わせたで、スペシャルティコーヒーの代表的な品種。これをさらにハニー製法により豊かな風味に仕上げられています。

果肉の甘みを残すハニー精法

コーヒーチェリーの果肉を除去した後、水洗いせずに粘液質が付いたまま乾燥させる方法です。パルプドナチュラル精法ともいわれます。ところどころの赤い豆はミューレージ(粘液質)が付着している豆です。爪でこすり取れると、かすかに甘酸っぱい香りがします。

今月の焙煎コーヒーはエルサルバドルのパカマラです。コーヒーハンター川島良彰さんが品種改良に関わった豆で、昨年飲んだなかで1番好きだったコーヒーです。しかも今回はカップオブエクセレンスCOEのスペシャルティコーヒー。これはやばいでしょ。

パカマラとは

エル サルバドルで生まれた人工交配種。エル サルバドルで生まれたブルボンからの突然変異種「パーカス」と、ブラジルでティピカから生まれた突然変異種「マラゴジッペ」を交配させ、それぞれのよい所を残したのが「パカマラ」。突然変異種同士の品種改良種ですね。コーヒーハンター川島良彰さんがエルサルバドルのコーヒー研究所に在籍中に関わった品種でもあります。

最高品質のスペシャルティコーヒー

昨年飲んだなかで一番好きだったのがこのパカマラで今年も飲もうと思っていたら、COE豆を発見。COEとはカップオブエクセレンスの略で、その国でその年に採れたコーヒーの中から品評会にて審査された最高品質のコーヒーに贈られる賞です。値段をよく見ずに注文してしまいました。「げっ高えじゃん」合計金額で気づくみたいな。

生豆入荷

品名:COEグアチピリン農園  生産国:エルサルバドル地域チャラテナンゴ/ラ・パルマ 規格:SHGスクリーン大粒 標高:1,300m 欠点:規格なし 精選方法:ハニー 品種:パカマラ 収穫年度:2016/17
カップ・オブ・エクセレンス2017受賞
審査員コメント「バタースコッチ、桃、ミントなど」

大粒から小粒、ピーベリー(丸豆)まで意外と大きさと形にバラつきがあります。昨年のパカマラの方が大粒で大きさ、形は揃っていたんですが、これはちょっと焙煎が難しいかもしれませんね。ただ4分の1は私が飲む試し焼き用にハンドピックで選別してますので、お得意さんとおすそ分け用はある程度揃ったものが提供できるかと。

試し焼きは2種類を焼いてみましょう。

パカマラCOE焙煎

「ハイロースト」やや深い中煎りで、日本ではポピュラーな焼き具合。色は濃い茶色で酸味が抑えられ甘みや苦味が出てくる。

「シナモンロースト」浅煎りで、色はシナモン色。酸味のある良質の豆に適した焼き具合。
これはもうちょっと煎ってるかな。ミデイアムとの中間ぐらい。

ハイローストとシナモンローストを飲み比べましたが、苦味よりも酸味を味わいたい豆だね。苦味が混じって渋味にならないように果実味を生かしてクリアな飲み口で、甘味の余韻を長く楽しめればと。これはシナモンローストのやや浅い中煎りでいきます。

さすがスペシャルティコーヒー

クリアですっきりした味わいで、甘味がいつまでも残る。スペシャルティコーヒーって酸味を評価するコーヒーなので、酸っぱいが苦手な人にはおすすめしませんが、これは酸味はそんなに強くないですね。酸っぱいが苦手な人でもイケるかも。この果実の香りと味わいはかなり好みです。COEの審査コメントに桃とあるように、柑橘系ではないですね。もっと甘味特性のある果実の味わい。

今日も寄っていただきありがとうございます。やっぱりエルサルバドルのパカマラはうまいね。

もう一杯おかわりいかがですか


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