ファイヤーキングというアメリカの食器をご存知ですか。1986年に生産終了した大量生産品なのに今も世界中にファンがいるガラス製品です。当然コーヒーカップ、マグカップも多くのラインナップがあり、その1つを購入したので、ファイヤーキングのマグカップをご紹介します。
ファイヤーキングとは
ファイヤーキングはアメリカのアンカーホッキング社の耐熱強化ガラス容器のブランド名です。1940年から製造を開始し、大量生産され、アメリカ全土の多くの家庭やレストラン、ホテル、病院等で使用されていました。
1986年に生産終了したファイヤーキングですが、世界中にファンがいて古い年代のものは高値で取引されています。現在は日本で「ファイヤーキングジャパン」として復活しています。当時のデザインはそのままに、大量生産とは違い、ひとつひとつハンドメイドで製作される質の高い新品をオンラインストアで購入することができます。食器なので中古に抵抗がある人にはいいですね。
丈夫な耐熱ミルクガラスが有名で、そのなかで特にファイヤーキングを代表する人気の色に「ジェダイ」 Jadeite(翡翠の意味)があり、その名の通り、ひすいのようなソフトな緑色で、 まさに古き良きアメリカを代表する製品です。
ファイヤーキングのマグカップの種類
ファイヤーキングのマグカップにもいろんな種類があります。人気のある代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
Dハンドルマグ
マグカップで最も人気なのが取手の形がアルファベットのDのような「Dハンドル」 です。
エキストラヘビーマグ
洗浄機で洗っても割れない業務用として生産されたマグ。重量感があり、ぽてっとしたフォルムがかわいくて、人気があります。
バレルマグ
樽の形をして340mlとたっぷり入るマグカップです。
スタッキングマグ
後期に大量に作られた積み重ねられるタイプのマグカップ。
70年代のマグカップをゲット
私は収集グセがあるので、ずっとファイヤーキングには、なるべく手を出さないようにしてたんですが… 最近マグカップが必要になり、探してたら70年代のスタッキングタイプのリブボトムでライムカラーというのをヤフオクで2000円で見つけてポチりました。いわゆるファイヤーキングっぽくないところが逆に良かったのかも。
コーヒーがおいしく見える理由
と、ここまで長い前置きでしたが、ファイヤーキングのマグカップがおいしく見える理由は、コーヒーを入れると、こうやって半透明に透けて見えるところです。ガラスなので液体の色が加わって、マグカップの表情が変わります。陶器にはない視覚効果です。
あと、かわいいところかな。なんともいえない愛嬌がありますよね。ツンとしてない。これは私が理想とするコーヒー観にとっても近いぞ。スペシャルティじゃない、やっぱポップなんですよ。多様性がありワイワイしてて、煩雑だけど、ま、おもしろいから、いいんじゃないって、苦笑いしながら、やさしく微笑んでくれる感じ。
ファイヤーキングやばいな〜
お気に入りのマグカップがあれば、コーヒーを飲むのも楽しくなりますね。このブログではコーヒーの色がわかるように透明のマグカップにこだわってきましたが、「おっ」ていう変化があって、なかなかいいですね。
あ〜もう集めだすよ…この人
今日も寄っていただきありがとうございます。いつもと違う変化をやってみよう。
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