水出しで作るアイスコーヒーは水を注ぐだけで簡単に出来ますが、その分、味を調整するのが難しいです。説明書通りに作ってみましたが、どうも私の好みとは合わなかった。「酸味」「苦味」が強いので、トライ&エラーで回数重ねて、自分の好みに近づけていく必要があります。薄い・濃いの「濃度」と酸っぱい・苦いの「味」を調整できるようになるために水出しコーヒーは何をどうしたら味が変わるのか、やってみました。
前回(水出しアイスコーヒー比較!イワキvsハリオおすすめはどっち? )2つの水出しコーヒーポットで説明書のレシピで作って飲み比べてみましたが、イワキは濃すぎて、ハリオは薄くて酸っぱかったので、その中間を目指します。
ハリオを濃くしたいと思います。濃くするにはドリップを時間をかけてするか、浸け置き時間を長くするか、時間で調整します。試す度に1L作るのはキツイので、抽出原理はそのままで、スケールを縮小してステンレスフィルターを使って1杯分でテストしてみます。
ステンレスフィルターで水出しコーヒーの作り方
中細挽きコーヒー粉12gで150mlを抽出します。
水でドリップしていきます。
濃く抽出されるように、ドリップ時に時間をかけてポタポタと点滴みたいに水を落としました。
それほど厳密に点滴にしなくても大丈夫でしょう。15分ぐらいで注ぎ終えました。コーヒー粉12gで150mlのつもりでしたが、コップの水位まで注いだら、だいぶ増えましたね。210mlか。ま、よしとしましょう。
ちょっと味見してみましょう。う〜んイマイチ。正直これは無いな。しょうがない。コーヒー粉を漬け置きの状態で冷蔵庫に入れて8時間冷やします。漬け置きで味が出ることを期待して待ちましょう。
冷蔵庫に入れて8時間経ちました。コーヒー粉の入ったフィルターを外します。
ステンレスフィルターの水出しコーヒーの味は?
完成です。あまり期待できませんが、ダメモトで飲んでみましょう。
ドリップを味見した時は「ないなー」ってカンジでしたが、うれしい大誤算です。ついに水出しコーヒーをブラックで飲んで納得できる味になりました。これなら毎日飲めます。
まとめ
香り高い。薄くない。酸っぱくない。苦くない。
実験用に古い豆を使ったんだけど、いきなり大当たりを引いてしまった。いい豆だったらもっとうまくなるってこと? それヤバイでしょ。時間はかかるけど、1杯分っていうのも作るハードルが低くていい。たまたまなのか、他の豆でも再現性があるのか、試していきます。ついに「急冷式」対「水出し式」のアイスコーヒー決定戦もあるかもね。
今日も寄っていただきありがとうございます。ステンレスフィルター使えるわー。
もう1杯おかわりいかがですか