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メリタの歴史、世界最初のペーパードリップの味ヴィンテージドリッパー

メリタのヴィンテージドリッパーを購入しました。こちらレビューしていきます。今回は情報が少ないので、さっそく外観から入りましょう。

ビター

世界最初のペーパードリップがメリタなんですよ~

ひろ

おそらく初期型のドリッパーをゲットしたので見てみましょう

目次

メリタ コーヒーフィルター

材質はアルミ製ですね。サイズ的に1-2杯分って感じかな。
底のパーツに穴が開いてて、取り外しができます。これは洗いやすくていい。

取っ手はプラスチックかな。金属だと熱くなっちゃうけど、これなら素手でも持てそう。

使用時には受け皿なんですけど、使わないときは上にのっけてフタにしておくと、まとまりがいい。

上部にも穴の開いたフタがあって、シャワードリップみたいな感じでしょうか。

紙フィルターも付いてますが、いつのものだろう。ドイツ語ですね。時代は感じるけど、デザインはいいですね。さすがドイツという感じ。

ペーパーフィルターとしては、コレやばいっしょ。こわい。さすがにコレは使いきらんす。。

メリタのヴィンテージドリッパーでコーヒーを飲んでみましょう。

使ってみた

まず紙フィルターはエアロプレス用の紙フィルターを流用します。サイズがちょっと小さいので、カッターでカットしました。

底、紙、コーヒー粉の順番
まず1杯分で淹れてみましょう。コーヒー粉10g入れます。
振ってならして、フラットにしましょう。

で、この上からドリップする感じですね。

はいではいよいよドリップです。
あっ蒸らしはシャワーヘッドなくていいかな。ちょっといったん取って蒸らしを入れます。
150ml注湯でいきましょう。

上から注ぐ、フタで見えないからちょっと不安っすね。

なので計りは使ったほうがいいね。注ぐお湯の重さを計かっていけば、あふれる事もなかろう。お湯50gずつを3投ぐらいの間隔でいけそうです。

あああ、やっぱ、貯まりやすいっすね。プールしやすい。底に穴がいっぱい開いてるとはいえ、フラットボトムは抜けが悪い。

この間にメリタの説明をしときましょう。

メリタとは

メリタはドイツの会社でして、100年以上前、世界で最初にペーパーフィルターでコーヒーを淹れる道具を作ったんです。
現在は台形型の1つ穴のドリッパーですが、ここにいくつくまで、穴の数とかカタチとか試行錯誤されてきました。

サイト公式に年表が出てまして、
https://www.melitta.co.jp/about/history.html

1908年:メリタ・ベンツが考案した世界初のフィルター。真鍮の容器の底に無数の穴をあけ、円形の紙を敷いて、まんべんなくお湯をかけるよう穴のあいたふたをしたもの。
1910年:考案したフィルターを更に改良して製品化したメリタ社初のアルミ製オリジナルフィルター。
1919年:陶磁器製フィルター誕生

陶器が登場するまでの間1910~1919年が、このモデルみたいですね。

陶磁器製と並行して作られていたかもしれないので、年代は、はっきりしないものの。形状的に初期型であることには間違いないでしょう。ということは、これがメリタ・ベンツが考案した形と思っていいんじゃないでしょうか。

ロマンっすね。と、ごちゃごちゃ言っている間にできました。

ちょうど3分ぐらいですね。蒸らし後の注ぎ始めて、150ml注いで3分かかりました。

飲んでみましょう。100年前の世界最初のペーパーフィルタードリップコーヒーの味はどうなんでしょう。

飲んでみた

ひろ

おおお、うまい!このドリッパー意外に使えるぞ

抜けはよくないプールしてしまうけど、粉がカップに混じることもないし、現役でいけますよ。

マジか!もっとダメダメだと思ってた。メリタさんすげーよ。
これが100年前のコーヒーの味か。全然変わらんやん。

いや、もちろんコーヒーの品質や焙煎やミルの精度とかあるよ。でも大枠でいえば、そんなに違いはないでしょ。

それもそうだけど、やっぱメリタっぽいって思いました。

最初がこれで、進化させたけど、お湯を貯めてプールさせて味を出すっていうのは残したんだろうね。これはおもしろい。なるほどねー。

気になった点

気になったのは上部のパーツ。これシャワードリップ的な効果はなさそう。
一応拡散はするけど、あんまり意味なさそう。でも、もしかしたら直で注ぐと、ドリッパー内部で対流が起きて、紙フィルターがめくれたりがあるのかも。
なので一旦、上部でお湯の落下を受け止める役割はあるかもね。

あと、ベトナムドリッパーは、これがルーツかもと思いました。

ベトナムはフランス領だったので、フランスからコレが持ち込まれて紙なくてもできるように進化したみたいな。感じかもね。あくまで仮説ですけど、誰か知ってたら、コメントで教えてください。

まとめ感想

ひろ

ロマンしかない

100年以上前に考案されたドリッパーで、今でも飲めるってすごいじゃないですか。

100年前っていったら明治40年「足尾銅山事件」ですよ。そんな時代のコーヒーですよ。
ドリッパーとして完成度が高くて、びびりました。「もっとダメダメで使えねーな。ま100年前だからね」みたいなの想像してたけど、全然使えるじゃん。

ビター

スゲーよメリタさん

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この記事を書いた人

30年以上も飲めなかったコーヒーが飲めるようになったら、豆を挽き、ハンドドリップで淹れ、焙煎をするまでハマってしまった。人生何が起こるかわからないね。詳しくはこちら

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