今月の自家焙煎コーヒーは「ニカラグア/COEエル・パルマル農園」をご紹介します。 ニカラグアは非常に質の高いコーヒーの生産国なんですよ。
2021年最初なのでCOEのスペシャルティコーヒーを用意しました
カッピングコメントだけ見たらコーヒーとは思えないよね
ニカラグア ヌエバセゴビア
オーナーのレイナルド・オルテス氏、ヤシ、松とグアバスの植生で覆われているエルパルマルは、ヌエバ・セゴビア県のサンフェルナンド市にあるコルディレラ・ディピルトとジャラパの自然保護区に位置しています。
農場では2種類のコーヒー、カティモールとカトゥアイを栽培しています。総面積は55ヘクタール、海抜1200〜1600メートルの標高で、15°Cの平均温度で快適な気候です。
「私たち家族がコーヒー栽培に携わり50年、すべての努力と献身は一杯のコーヒーのためにあった」と語っています。
品名:COEエル・パルマル農園
生産国:ニカラグア
地域:ヌエバセゴビア
規格:SHGスクリーン
標高:1,400m
精製方法:ウォッシュド
品種:カティモール
収穫年度:2019/20
その他:カップ・オブ・エクセレンス2020受賞 87.9点
COEとは、Cup of Excellence(カップ・オブ・エクセレンス)の略で、COE国際品評会の最終選考(カッピング)で国際審査員がコーヒーのおいしさを評価する世界共通のカッピングフォーマット(評価表)を用いて採点した得点の平均が87点以上のコーヒー豆だけに与えられる称号です。
【カッピングコメント】
香り:リンゴ,ネクタリン,ブラウンシュガー,糖蜜,ブドウ,キャンディ,パパイヤ,チェリー,バニラ,ピーチ,アプリコット,オレンジ,モルト,フローラル,プルーン,ブラックベリー,アプリコット,メロン,チェリー
酸味:デリケート, クエンク, ソフト, レモン, クトリック, 甘いクトリック, マリック, 明るく甘い
その他:清潔, 甘い, ナッツ, 透明,バランスのとれた, クリーミー, 絹のような口当たり, サトウキビ
ニカラグアの生豆は
生豆の形状・大きさとしては普通。ただ、欠点豆は少なく、質はいいですよ。
虫食いや欠けている欠点豆を取り除きます。焙煎後にあらわれる貝殻豆もハンドピックします。欠点豆じゃないけど、大きい、小さいの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。
焙煎度は中煎りで
中煎りにしました。焼き菓子のような甘い香りがメインかな。
ニカラグアを抽出
ワンカップフレンチプレスでコーヒー粉粗挽き10gに150ml注湯しました。
ニカラグアの味は?
サトウキビとかブラウンシュガー、糖蜜はわかる。果実っぽい成分では、うっすらリンゴっぽい要素があるね。柑橘のオレンジ系じゃないね。うすいサトウキビみたいな自然な甘みが特徴かな
酸味:★★★★☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★★★
コク:★★☆☆☆
香り:★★★★☆
ペーパードリップでは、やっぱ「4:6メソッド」のレシピがおすすめ。コクよりも、自然なやさしい甘みにフォーカスしてクリアな後味の良さを楽しめるね
ということで、世界のコーヒーに出合う旅「ワールドコーヒーツアー」今月の焙煎コーヒーは「 ニカラグア/COEエル・パルマル農園 」です。コーヒー豆170g1000円(送料込)ご注文後、焙煎して発送します。
今日も寄っていただきありがとうございます。スペシャルティコーヒーいかがでしょう。
コメント
コメント一覧 (3件)
いつも楽しみにしています。個人的にニカラグア大好きなので楽しみにしていました。これは美味しいです。エグ味とか渋味が一切無くスッキリしていて甘味もあってゴクゴク飲めました。まるで砂糖が入っているかのようでした。
いつもありがとうございます。お口にあってよかったです。COE豆だけあって品質もよく、サトウキビのような自然な甘さがあり、味のバランスがいいと思いました。当たり豆でした。ていうか新春恒例の原価割れ赤字企画だったんですけど、しまった、書いてなかった…
赤字企画だったとは、、、感謝しかありません。今年のベストコーヒー早くも決まった感があります(笑)
ブログもいつも楽しみに拝見させて頂いてます。ご無理なさらないよう頑張って下さい。