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ダイソー500円のコーヒーミルをマニアがレビュー!売ってないほど人気

100均のダイソーから遂にコーヒーミルが発売になりました。さすがにこれは100円商品ではありませんが500円で、このクオリティはあり得ないレベルです。SNSの口コミでも話題で「売ってない」「買えない」などの売り切れのお店が出てきています。改造までしなくても電動化できたりもします。

ひろ

話題の100均のコーヒーミルを今までコーヒーミルを4つ所有しているコーヒーブロガーによるマニアの視点で容赦なく厳しくレビューしていきます

ビター

見せてもらおうか、100均のコーヒーミルの性能とやらを

目次

ダイソーコーヒーミルのポイント

まずは使う前に気づいたポイントを挙げていきます。

ハンドルが縮められる

手動のコーヒーミルはハンドル部分が長くて、置き場に場所を取ったり、収納の面でやや難ありではあります。取り外しできるコーヒーミルもありますが、そうすると使うときに面倒だったり、紛失しやすかったりしますね。

しかし、100均コーヒーミルはその両方を解決しています。一体型で伸縮するというこれは今まで見たことがない。やるなダイソー。

コーヒー粉の粗さを調整

手動のコーヒーミルで粉の粗さを調整するのはだいたいがネジ式で無段階。それゆえ、粉の粗さ(大きさ)の調整はネジを回してだいたいの目分量だったり、感覚だったりします。なので粉の粗さは1度変更すると、あいまいになっちゃうんです。

しかし、このコーヒーミルは手動でありながら、5段階調整ダイヤルがついています。極細挽き〜粗挽きまで毎回変えることができ、しかも同じ粗さに挽ける。やるなダイソー。

ストッカーがガラス

「100均のコーヒーミルが出た」と聞いて買う前はここは絶対プラスチックでしょと思っていましたが、なんとガラスですよ。500円のコーヒーミルでガラスですよ。やるなダイソー。

臼歯式セラミックミル

コーヒーミルの心臓部はなんと言ってもこの歯。臼式のコーヒーミルになります。材質は外臼も内臼もセラミックです。

2枚の歯の間隔を広げたり、縮めたりすることで、コーヒー粉の粗さを変えることができます。

▲粗挽きは歯の間隔が1番広い状態ですね。

▲極細挽きは歯の間隔が1番狭くなります。

臼歯式セラミックミルの部品は、なんと5000円の電動コーヒーミルと同じ部品が使われています。

コーヒーミル使ってみた

では使ってみましょう。コーヒー1杯分コーヒー豆10gを投入。

一体型のハンドルとフタをつけてロックに回します。ダイヤルの真ん中【中細挽き】の設定で挽いてみましょう。ハンドルを回すと、

ひろ

出た!

当たりまえか…

これが1杯分コーヒー粉10gです。

【中細挽き】の割には、ちょっと粒が大きいかな。

微粉取りで降ってみました。微粉がこれぐらい落ちますが【中細挽き】なので、まあこんなものなあ。

せっかくなのでダイソーのコーヒードリッパーを使い、同じくダイソーのビーカーにドリップしました。「コーヒーを始めたい」と思ったら、ほぼダイソーで揃うね。

100均のコーヒーミルの味と感想

ひろ

うん、いつものおいしいコーヒーができました。とりあえずは全然問題なしです


コーヒー粉の「粒の精度」なんかを他のコーヒーミルと挽き比べて言い出したらキリがないし、値段が違いすぎるので、比べても意味がない。ということで使用感のデメリットとメリットでまとめました。

デメリット
●ハンドルが短いので、回すのに疲れる時間がかかる
●豆を入れるストック部分が小さいので一度に多くは挽けない
●臼歯が一体型なので洗いにくい

【メリット】
●圧倒的コスパ
●5段階調整ダイヤル
●安っぽくない(ステンレス外装、セラミック臼歯、ガラスストッカー)

ダイソーコーヒーミルのSNS口コミ

マニアック検証

ここからは初見で感じたことを実際やって確認していきましょう。挽く時間と挽き目を検証しました。

コーヒー豆を挽く時間はどれぐらいか

コーヒー豆10g(1杯)を挽くのにどれぐらい時間がかかるのか。どれぐらい回さないといけないのか。

・2分9秒
・142回転

時間的には、ほんの2分ですが、回す円が小さいせいか結構長く感じます。毎日毎回飲むたびに使うにはちょっと辛い。メインには辛い。コーヒーミルのサブ機としてはアリです。

コーヒー粉の挽き目

コーヒー豆の挽き目が簡単に調整できるのはすごいメリットです。実際にどれぐらいの粒度で、どれぐらいの性能なのか見てみましょう。

▲1番細かい「極細挽」の設定ですが、市販のペーパードリップ用のコーヒー粉ぐらいの粒度ですね。

▲2番目の「細挽」の設定ですが、こちらも市販のペーパードリップ用のコーヒー粉ぐらいの粒度ですね。

▲中間の「中細挽」の設定です。「中挽き」か「中粗挽き」ぐらいかな。

▲4番目の「中挽き」の設定ですが「粗挽き」レベルです。

▲1番粗い「粗挽」の設定です。確かに粗い。極粗挽きと言っていいでしょう。ここまでいくと粒の大きさが揃いにくくなります。

電動化

改造までしなくても電動ドライバーを使えばセルフ電動ミルになります、フタを取って軸を挟んで回すだけです。ただ破損のリスクはあるので、おすすめはしません。特にダイソーのミルは支えがプラ素材なので耐久性は低いです。自己責任でお願いします。

ダイソーコーヒーミルまとめ

十分使える!

どころか、これで500円ってどんだけデフレなんだよ。

そりゃ外国人来るわ!経済問題を感じざるを得ません!ちょっとヤバイぞ日本。ダイソーさん価格破壊しすぎじゃね?って心がざわつくレベルです。

耐久性がどうかという問題はありますが、ミルの歯が消耗するまで使ったら、その時はステップアップして本格的なコーヒーミルを買えばいいじゃないですか。基本コーヒーミルは消耗品です。

ひろ

ま、でも、ぶっちゃけ毎日使うなら、コーヒーメーカーのミルを買ったほうがいいっすよ

ビター

やっぱ飲む前に挽いたほうがおいしいからね。コーヒーミルのまとめ記事を参考にどうぞ

今日も寄っていただきありがとうございます。ダイソー価格破壊しすぎ問題でした

もう1杯おかわりいかがですか

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コメント

コメント一覧 (10件)

  • この臼の部分、どうみても
    「oceanrich 自動コーヒーミル G1 臼式 コードレス」と同じものです。
    私は、5000円くらいで買いました。電動か手動かで10倍価格が違うなんて。

  • 情報提供ありがとうございます。ダイソーさんこんな事していいのかと不安になるレベルです。コーヒーミルデビューする人が多くなるのはいいことなんですけどね。

  • 1ヶ月程前に購入しましたが
    「500円でこのクオリティーならっ!」とは思えない程、「どんだけ回さなきゃいけないんだ!?こんなの毎朝やってられん」って事で、日常使いはしなくなりました。
    キャンプに行った時にでも使うかもね?ってレベル。

  • 初コメになります。よろしくお願いします。

    500円なら電動に改造しても(失敗しても)良いかなって思いました。
    今度買ってみます。

  • メインで毎日使うにはつらいですね。「豆を挽くお試し」or「サブ機」としては破格値だと思います。

  • ツイッターでカスタムよく見かけます。DIYの遊びとしてもありですよね

  • 回す回数は同じだと思います。

    腕が短い分だけ力は余計に必要ですけれどね。

  • たしかに。回す円が小さいと、すごいいっぱい回してる感覚があります。

  •  DAISOミルは、臼の部分がoceanrichのG1と同じものということは以前からよく言われておりますが、ハンドルの部分はチャムスのミルのバンドルを使ってますよね。粉受けの部分は100均のガラス瓶だし(100均だから当然か?)‥‥
     豆を挽くときに時間がかかり「ダルい」、「疲れる」という意見もよく耳にしますが、その分、力がなくても挽けるという「利点」でもあります。一般的な手挽きのミルは豆が引っ掛かっるので、どうしても力が必要ですからね。腕力のない人だと、豆を挽くだけで一仕事だと‥‥そのため、ある程度はハンドルに長さがないと挽けないということになりますが、DAISOのミルは、臼の部分が電動ミルの部品の流用ですから中にギアが入っているので力が要らず、ハンドルが短くても用を足す訳です。ハンドルも小さい分コストを抑えられますしね。力のいる、いらないは、一長一短なのでどちらがいいとは言えませんが、余計な力をかける必要がなければ、作りが多少華奢であっても問題はないわけです。そう考えてみるとDAISOのミルって恐ろしく計算されて作られてますよね。
     

  • コメントありがとうございます。実際計ると時間的にも労力的にも、取手が長い手動コーヒーミルと大差はないんですが、遠心力でしょうか、手の動かし方でしょうか、毎度挽くには気が引けます。しかし500円はありえない。日本がデフレ化するから止めてと別の意味で恐ろしいミルです。

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