ハリオV60の淹れ方を紹介します。一番売れてるコーヒードリッパーの正式な淹れ方を豆の量からおさらいします。次にコーヒーの大会で世界チャンピオンになったバリスタたちのおいしいコーヒーの淹れ方のレシピも参考にしましょう。最後にどんどん自己流にアレンジしていこうって話です。
まずはドリッパーの特徴と基本レシピを押さえておきましょう
つぎにいろんなレシピをためして、好みに合ったものをベースに自分流にアレンジすれば、自分史上最強のおいしいコーヒーになっちゃうよ
ハリオV60ドリッパー
まずはハリオV60のドリッパーが無いとはじまりませんから、持ってますね。大丈夫ですね。サイズが大中小あるので、杯数にあったドリッパーを使いましょう。
1杯であれば小の01、2杯であれば中の02、3杯以上は大の03という使い分けがおすすめです。
▼ハリオV60ドリッパーのレビュー
公式ハリオV60の淹れ方1杯分
【ハリオV60公式コーヒーの淹れ方】
1杯分(120ml) コーヒー粉:10〜12g
①粉をゆすって平らにする
②中心から全体にしめる程度で30秒蒸らす
③中心よりうず状にお湯(93℃くらい)を注ぐ
④杯数に関係なく3分以内に抽出
1. コーヒー粉:10〜12g1杯分(120ml)
粉をゆすって平らにする
2. 30秒蒸らす
中心から全体にしめる程度注ぐ
3. 中心よりうず状にお湯を注ぐ
お湯の温度は93℃くらい
4. 3分以内に抽出
杯数に関係なく3分以内にドリップしてしまう
次はハリオV60を使ったコーヒーの淹れ方のレシピを紹介します。
ハリオV60のレシピ
粕谷哲のレシピ
粕谷哲さんはコーヒー抽出の世界最高峰の大会WORLD BREWERS CUP 2016で、アジア初の世界チャンピオンになった方です。世界大会 で優勝したときの淹れ方がハリオV60を使った「4:6メソッド」です。
コーヒ豆の挽き具合:荒挽き
コーヒー粉の量:20g(2杯分)
抽湯量:300g(2杯分)
浅煎り93℃ 中煎り88℃ 深煎り83℃
5回に分けて50g>70g>60g>60g>60gずつ注いでいきます。
井崎英典のレシピ
井崎英典さんは2014年のワールドバリスタチャンピオンシップにてアジア人初の世界チャンピオン 。
井崎さんの淹れ方の特徴は「揺すり」という工程が入るところです。お湯とコーヒー粉をかく拌して均一にコーヒー成分を抽出するというアイデアですね。
抽出量:約2杯分(300g)
コーヒー豆:18g(中挽き)
お湯の温度:92 ℃
浅煎り : 2~3℃高め
深煎り : 2~4℃低め
お湯を3投 60g / 60g /180g
- 湯通ししてドリッパーを温める
- コーヒー粉とドリッパーをスケールにのせゼロセット
- 1投目スケールで60gになるまで注ぐ
- 注ぎ終わったらドリッパーを円を描くように3回ほど揺する
- 蒸らし時間は注湯開始から約1分まで
- 本抽出2投目>60gを 約10秒で 注湯
- 3投目>180gを注湯
- 3回ほどドリッパーを揺すり、均等にお湯と粉を攪拌
- 抽出時間は開始から約3~4分に収める
every coffeeのレシピ
このブログのオリジナルレシピで大変恐縮ですが、粗挽き10gで1杯仕立てでも、薄くならないレシピです。自分が飲むときの条件と好みに合わせて改良していった結果オリジナルレシピになります。
コーヒー粉粗挽き10g 抽出150ml
- ハリオV60の紙フィルターを半分に折ります。
- コーヒー粉の高さを出すためにドリップフィルターの角度を小さく改良するアダプターをセットします。
- コーヒー粉粗挽き10g、微粉をとります。
- 浅煎り95度、中煎り85度、深煎り83度
- コーヒー粉全体を濡らして45秒蒸らす。
- お湯を30ml注いで落ちきったら、また30ml注ぐを5回繰り返して150mlを抽出する
という具合に、自分のコーヒーの好みに合わせてオリジナルレシピ化していくのも、おすすめです。まったくのゼロから考えるのでなく、一番好みのレシピをもとにアレンジして調整していく
ハリオV60のアイスコーヒー 入れ方
ハリオV60でのアイスコーヒーの淹れ方ですが、「ハリオV60アイスコーヒーメーカー」という商品がありまして、サーバーと一体型で縦に氷が入れられるようになっています。この商品の淹れ方を元に要約します。
【4杯分】
コーヒー粉:細挽き〜中細挽き48g (1杯分12g)
氷:約150g
抽出 : 氷込みで約500ml
出来上がり : 氷を加えて約700ml
1. ガラスポットに氷を入れ、ドリッパーをセット
ドリッパーとペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れる。
コーヒー粉を必要な杯数分入れます。 (細挽き~中細挽き、1杯分12gが目安) お好みによって粗さと量を変える。粉は少しゆすって平らにします。
2.蒸らし30秒
沸かしたてのお湯を コーヒー粉の中心から粉全体に注ぎ30 秒程蒸らす。
3.コーヒーをドリップする
30秒程蒸らしたら 中心よりうず状にお湯をゆっくりと注いで抽出。
コーヒーの量が目安 目盛り500のことろ まで上がったら抽出終了。
4.氷を足す
最後に目安目盛り700のところまで氷を足して氷を全体になじませ温度を均一 にし、グラスに注いで出来上がり。
ハリオV60の入れ方まとめ
自分好みにアレンジしてオリジナルに昇華しよう
長く使っていると、なんとなくでオリジナルになってしまいますが、久しぶりに説明書の通りにやってみたり、プロの人や他の人のレシピも一度やってみると、 意外な発見もあります。 自分にぴったりなハリオV60の淹れ方ができればいいですね。
コーヒーの好みは人それぞれ、自分がおいしいって思えるのが1番だね
味だけでなく、ドリッパーにもこだわって雰囲気も楽しむとより効果倍増
今日も寄っていただきありがとうございます。ハリオV60は自由度が高いね。
もう一杯おかわりいかがですか
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