コーヒーを淹れ始めたらハリオV60には何かとお世話になります。コーヒーの道を歩めば一度は手に取り、避けては通れない存在でしょう。ハリオV60はドリッパーだけでなく、ポットやコーヒーミル、スケール等いろんなコーヒー器具にV60の名前をつけて展開しています。
ちょっと作りすぎだろって気もしますが、一個ヒットしたらここまでやるっていう大企業の戦略をのぞいてみましょう
ハリオV60は今や世界的なヒット商品。世界を制した成り上がりだね、ハリオV60は世界を制覇するコーヒー王になれるか!
ハリオとは
ハリオ株式会社は1921年に創業した耐熱ガラスを製造販売するガラスメーカーです。実験で使うビーカーなどの理化学品の製造販売からはじまり、コーヒーサイフォンの製造から家庭用品の分野に進出したので、コーヒー関連器具が充実しているわけです。
ちなみに「ハリオ」という社名は「玻璃王」からきています。【玻璃】は水晶やガラスのこと。ガラスの王様という意味ね
ハリオV60ドリッパー
まずはなんといってもドリッパー。V60のネーミングは「円錐形の角度が60度」ってことです。
ドリッパーの大きさ、素材、カラー、など、コーヒードリッパーのなかで一番バリエーションが多い商品でしょう。
そんなハリオV60は2005年に発売された商品で、2007年にはグッドデザイン賞を受賞。2010年のワールド・バリスタ・チャンピオンシップで優勝者マイケル・フィリップスが使用したことから、世界的に注目され、さらに2016年コーヒー抽出の世界大会で粕谷哲さんがハリオV60を使用した「4:6メソッド」というコーヒーの淹れ方で優勝したことで、世界的なスタンダード商品になりました。
ハリオV60のデザインの特徴は3段のボコボコした形。これをブランドイメージにしているみたいで何かとこの形で展開されてるので覚えておいてくださいね。
ちなみに、コーノ式ドリッパーのパクリじゃんと思われるかもしれませんが、コーノ(珈琲サイフオン株式会社)から利用許諾を得て発売されたそうです
▼ハリオV60ドリッパーのレビュー
▼ハリオV60ドリッパー02大ガラスのレビュー
▼ハリオV60ドリッパー粕谷モデルのレビュー
ハリオV60の前身モデルがこちらの「珈琲狂時代」ハリオ創業100周年を記念して復刻されました。
ハリオV60のコーヒーの淹れ方
【ハリオV60公式コーヒーの淹れ方】
1杯分(120ml) コーヒー粉:10〜12g
①粉をゆすって平らにする
②中心から全体にしめる程度で30秒蒸らす
③中心よりうず状にお湯(93℃くらい)を注ぐ
④杯数に関係なく3分以内に抽出
ペーパーフィルター
コーヒードリッパー専用のペーパーフィルターになります。ドリッパーのサイズに合わせて、大きさが3種類あります。カラーが2種類、普通の白色と無漂白のみさらし。パッケージがビニールと紙箱の2種類。意外と種類が多く商品展開しています。
▼ハリオV60ペーパーフィルターのレビュー
コーヒースプーン
コーヒードリッパーにも付属でプラスチックのスプーンがついてますが、ステンレス製のスプーンもあります。
ドリップトレイ
ドリッパーの受け皿まであるんかい!
コーヒーサーバー
ハリオV60のドリッパーのボコボコしたカタチが取っ手にデザインされています。
▼ハリオV60コーヒーサーバーのレビュー
また全体がボコボコした形のサーバーの2種類があります。
ドリップスケール
コーヒードリップ用のスケールです。重さだけでなく、ストップウォッチ付きです。3年以上使っているので年季が入ってますが、全然不具合もなく使えています。
▼ハリオV60ドリップスケールのレビュー
コーヒードリップ ステーション
ドリップスケールと組み合わせて抽出したコーヒーの量だけを計るためのドリップスタンドになります。
ドリップケトル
もちろんドリップケトルも出ています。形があまり好みじゃないので、ケトルはスルーしました。
コーヒーカップ
カップもV60。マグカップ、カップ&ソーサー、 耐熱コーヒーグラス。 最近「コーヒーカップ欲しい病」がヤバいんすよね。カップ&ソーサーはドリッパーのカタチに近いから、かわいいですね。
スマートセブンコーヒーメーカー
お湯の温度や注ぎ方をかなり細かく設定して、登録できるので、プロの淹れ方が再現できます。
また、シャワーヘッドなので、ハンドドリップでは出来ない注ぎ方も可能ですね。
あと全部自動なので、再現性が高く味にブレがないそうです。ハリオスマートセブンV60を使われている読者さんから教えてもらいました。
確かにね!
温度設定の電気ケトルを使ってもハンドドリップだと注ぎ方を昨日とまったく一緒にはできない。しているつもりでも微妙に違うはずです
ドリップイン
コーヒードリッパーとサーバーが一体になっています。
ステンレスサーバー
アイスコーヒー
アイスコーヒー用にサーバーに氷が入れられるようになっています。横に広がらず、氷が縦に入れられるので、抽出コーヒーと氷の接触が多くなり、より急冷できる作りになってますね。
コーヒーグランダー
コーヒーミルもV60の製品があるんんですよ。電動のグラインダータイプです。あんまり使ってる人見かけないし、公式HP見たらカタログ落ちしてますね。もう生産はしていないかもなので店頭在庫限りってやつですね。
ハリオV60まとめ
ガラス王は今やコーヒー王
コーヒーを自分で淹れ始めたら何かと必要になってくる道具は、 ほぼ ハリオV60シリーズで網羅されています。
今回はV60しばりで紹介しましたが、ハリオ製品となると、サイフォンとか、ネルとか、さらにありますからね。
これからコーヒーを始めるなら、はじめからセットを買っとくといいよ
そうなんですよねー。
必要になって、その都度、買い足したので結構バラバラになっちゃって…
過去の自分にオリーブウッドをおすすめしたい。意外と長く使えるものなので、最初にいいものを揃えたほうがいいよーって
今日も寄っていただきありがとうございます。最初に買ったコーヒー器具がV60なんです。
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