「HARIO(ハリオ) V60 透過コーヒードリッパー02・粕谷モデル ブラック KDC-02-B 」を購入しました。長年ハリオV60を使ってきましたが、どう違うのか気になっていたので、決着をつけたいと思います。
私は粕谷哲さんが直接目の前で淹れたコーヒーを飲んだことがあります。しかも世界大会で優勝したコーヒー「ゲイシャシルビア」を飲みました。
それ以来、数年、粕谷哲さんの「4:6メソッド」粗挽きで5回お湯を注ぐ淹れ方をベースに淹れています。
そんなコーヒーバカが使った結論としては「ハリオV60粕谷哲モデル」おすすめです。
粕谷哲とは
わずか3年のキャリアでワールドブリュワーズカップ2016年世界大会にてアジア初の世界チャンピオンに輝く(36カ国中1位)。現在は日本を含め世界各国でのコーチング、企業へのコンサルタント製品プロモーションや商品開発を行うだけでなく、大会のジャッジを務めるなど次世代のバリスタ育成にも尽力している。「誰でも簡単に美味しく」をコンセプトにしたコーヒーの淹れ方“4:6メソッド”が世界中で評価されている。
4:6メソッドとは
ワールドブリュワーズカップ2016年世界大会で評価されたコーヒーの淹れ方です。湯量を分割して淹れる、新しい抽出理論。
コーヒー粉(粗挽き)20g
お湯300ml(浅煎り93℃・中煎り88℃・深煎り83℃)
累計時間 | 注湯量 | 総量 |
0秒 | 50ml | 50ml |
45秒 | 70ml | 120ml |
1分30秒 | 60ml | 180ml |
2分10秒 | 60ml | 240ml |
2分45秒 | 60ml | 300ml |
3分30秒 | ドリッパー外す | 300ml |
- お湯の総量は、コーヒー粉量の15倍
- コーヒー粉は「粗挽き」
- 注湯1投目が蒸らしの役割
- 注湯は継続せず、落ちきったら次を注ぐ
粕谷モデルとは
粕谷哲さん監修のこだわりのコーヒー器具が発売されました。
「4:6メソッド」の淹れ方に特化したドリッパーがこの「HARIO(ハリオ) V60 透過コーヒードリッパー02・粕谷モデル ブラック KDC-02-B 」
スプーンも黒です
ではオープン!
メイドインジャパン!有田焼です。
穴がデコボコしてない!
下にいくほど突起のリブが小さくなっています。穴付近はほとんどリブがありません。
通常のV60と比べてみましょう。
おわかりいただけただろうか?リブの違いを
それでは説明書通りに「4:6メソッド」で淹れてみましょう。
ハリオV60粕谷哲モデルでドリップ
コーヒー豆は20g使います。
粗挽きにします。
紙フィルターに湯通しします。
同じ条件で通常のV60でも同時に淹れてみましょう。
やっぱりお湯をキープしますね。浅煎りのコーヒーではありますが、通常ドリッパーと比べても、かなり違います。
3分30秒になった!汗!
OKできました。
まずは普通のV60から味わってみましょう。
雑味なくすっきりだけど、薄いっすね。
さすがにこれだけ粗挽きだと味が出きれないな
次に粕谷モデル。
おっ明らかに違う!やっぱり比べると濃いですね。なるほどなあ
それでも、まだちょっと薄いかな。計ってみましょう。
通常のV60が0.86%で粕谷モデルが0.97% やっぱり!濃度が0.11%違う!
全体的にどちらも薄かったな。説明書の大きさに合わせて普段の挽き目より1段階粗くしたので、濃度が出ませんでしたね。
粕谷さんは4:6メソッドで1.3%を基準にしているので、挽き目がもうちょっと細かいんでしょう。動画ではかなり粗かったイメージなんですけどね。
ということで、後日リベンジ。説明書のコーヒー粉の大きさに合わせて、挽き目を2メモリ細かくしました。今回は微粉も取らずにいってみましょう。
同じ条件で淹れたところ、1.26%まで濃度がきましたね。
4:6メソッドは濃度が薄くなりがちなので、粗挽きをどれぐらいに設定するかがポイントです。45秒間隔でお湯を注いで落ちきるぐらいの粗さということですね
でも私が好きなコーヒーの味わいの濃度は、だいたい1.1〜1.0%ぐらいの範囲なので、いつもの挽き目で良かったかなと思います。
好みに合わせて微調整するといいでしょう。
ハリオV60粕谷哲モデルまとめ
4:6メソッドに特化したドリッパーです。
通常のV60よりリブが低いので、お湯をキープして、濃いコーヒーになる
リブが低いだけでしょって、私も長年なかなか購入までいたらなかったんですが、そんな自分に「はよ買えよ!」とツッコミたくなりました。
これはもう4:6メソッドで淹れてる人なら必だね
今日も寄っていただきありがとうございます。これは買ってよかった!
もう1杯おかわりいかがですか
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