今日は氷出しコーヒーをやってみます。氷出しコーヒー見かけて気になってたんですが、粕谷哲さんが動画にしてくれて「みんなやろうぜ」ってことなので、のっかってみましょう。
粕谷哲さんはコーヒーの抽出の世界大会で2016年チャンピオンになった。世界一おいしいコーヒーを淹れる人です。
ちょっと大きいドリッパーが一つあればできるので、すぐにできますね。
小さい氷を先にコーヒー粉の上に置いたほうがいい。大きいのは上に置いていく、いいですね。
たのしい。
粕谷哲さんの氷出しコーヒー
【氷出しコーヒーのレシピ】
コーヒー粉:50g(中粗びき)
氷:500g
水:100g
お試しなので半分のレシピでやってます。
「細かいことは気にしない楽しく!」っていうコーヒー粉の上に氷をのっけるだけってシンプルで簡単な淹れ方はいいですね。こういうのは好きです。挽き目もあんまり気にしないみたいです。水を注ぎます。見た目も涼し気でいいですね。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットしてコーヒー粉を入れて、氷を上に置いて水を注ぐ。あとは、とにかく気長に待てと
どれぐらいかかるんだろう。3時間ぐらいかな。やっぱ1滴ずつ落ちていくんすね。ま、たまにはゆっくり実況もいいかもね。今回使ったコーヒーを紹介します。
「ものがたり珈琲」っていう小説とコーヒーがセットになったユニークなコーヒーサブスク商品です。ギフトにもいいし、自分で楽しむのもいいし、今までにない新しいコーヒー体験でおもしろいなあって。で、この「ものがたり珈琲」のブレンド監修してるのが粕谷 哲さん。これがねーやっぱうまいんすよ。詳しくはレビュー記事を見てください。
ということで、粕谷 哲さん監修のコーヒーで、氷出しコーヒーしてみようというダブルでいってみよう、粕谷まつりですな。そもそも論「粕谷 哲」誰?粕谷哲さんはコーヒー抽出の世界大会「ブリュワーズカップ」で優勝されて、実演会があって、
ご本人が「4:6メソッド」で淹れた大会で使った世界一になったコーヒーを飲んだことがあります。それまで、スペシャルティコーヒーの味がよくわからなかったんですが、これがスペシャルティコーヒーか!ってはっきりわかった大きな出来事になったので、リスペクトです。あれは本当参加してよかった。
ああああ、店長困りますぅ~。氷をぺろぺろしないで~
ニャンコも氷が好きなのか今度から店長にも用意してあげよう。
はい4時間経ちました~
氷もめっちゃ小さくなりましたね。氷250gが4時間で溶けたよ。ちょうど2杯分のところまできました。ハリオのサーバーは1杯130ml設定なので260mlはできてるみたい。このクリアな透明感。すごいですね。きれい。ではカップに注いでいきます。
氷出しコーヒーの味は
おおおおう、爽やかな香り。これは期待大です。やっぱり水出しより若干冷たい。では飲んでみます。
ううううううん…ちょっと薄くない?
めっちゃクリアだし、甘みもあって、香りもいいんだけど。これ博多で出したら「うすかあ。」って言われるばい。
ちょっと気になってたんですが、ほじくってみると、おおおおおおおおおお
接触してない部分が1部あるかな~って思ったけど、全然カラカラやん。
あれ?なんか、しくったか。マジか。
計ってみると0.7%やっぱうすいね。
もったいないので、水出しでドリップしましょう。1.4%か。混ぜて1.1%せめてこれぐらいはほしいかな。
失敗はしたけどハイブリッドでムダにならずによかったな。
原因は?
この氷出しコーヒーは、水が伝わるのは、コーヒー粉と氷の接触面だけかなって思ったんだけど。
思った以上にそうだったな。
上部と下部だけ湿ってるのは、氷の水が紙を伝わって落ちてるのかな。
上部は氷の水が伝わります。でも、接触してる横の紙を伝わって下にいきます。
で、下部に集まって「ぴちょん」と滴ります。
上部と下部だけちょっと湿ってて、ほじくると中間部はカラカラだったってことかな。
コーヒー粉と水の接触が上部、側面、下部、のみ、なので、薄い。
そうなんです。水は流れやすいところを流れるんです。
ステンレスフィルターでリベンジ
ではステンレスフィルターを使ってみます。紙が水を吸っちゃうなら、素材を変えたらどうだろう。
コーヒー粉12gで試してみました。もとのレシピの4分の1です。
結論やっぱり薄い…
多少「湿ってないカラカラゾーン」は少なくなったけど、コーヒー粉が少ないし、このドリッパーは底から水が落ちない仕組みになってるので、構造上そうなだけで。味としてはやっぱ同じ結果ですね。ドリッパーの側面に流れができるみたいです。コーヒー粉の層を通らないと、味が出ないよね。
まとめ感想
氷出しコーヒー誰か教えて
対策3つ考えてます。
・挽き目が粗すぎたか
・水ドリップを併用するか
・3重の塔にするか
挽き目を細かくしたら、ひょっとしたら、いやでも、変わらない気がするな。
氷を置く前に水ドリップをしたり、途中でも水を注いだりしてハイブリッド式にするか。
やっぱドリッパーをもう一段加えるて、氷のしずくを粉に落とす。ま、これはまちがいないっすね。以前ハリオV60で点滴水出ししたので。
一旦ここでしめます。解決編、リベンジ編は、またの機会にさせてもらって。
今日も寄っていただきありがとうございます。しくじり【氷出しコーヒー】俺みたいになるな!という話でした。
コメント
コメント一覧 (4件)
いつも素敵なブログありがとうございます!
はじめてコメントします
私は逆に濃すぎて失敗しちゃいました…笑
豆22g 中細挽き(みるっこの4)
氷220g
カリタ102
氷を入れる”前”に22gの水で全体を湿らせる(蒸らしのようなイメージです)
↑毛管力で全体に行き渡らせる意図です
TDS1.87%でしたが、数値ほどは飲みづらくない印象でした
とろっとしつつもスッキリしていて、中々おいしかったですよ
それにしてもこれ、仕込んでる時から楽しいですね!
コメントありがとうございます。
やっぱり氷の前に蒸らしですよね。挽目も変えて、もう一回やってみたいと思います。
私は氷を載せてから水を掛けるのではなく、水を粉に掛け、スプーンでかき混ぜて全体を湿らせてから氷を載せたら上手く行きました。
コメントありがとうございます。
やっぱ全体にしめらす工程が必ですよね。リベンジできないまま夏が終わってしまった。まだ暑いので最後のチャンス