なんと日本でコーヒーの木を育て、実を収穫し、精製して、コーヒーを出すお店があるんです。自家焙煎だけでなく、自家栽培ですよ。ヤバくないですか。自家栽培100%コーヒーは現地でしか飲めない超レアコーヒーです。さてどんな味か。
国産コーヒーを飲むには
日本初の観光コーヒー農園「長崎スコーコヒーパーク」に隣接するレストラン「スコーズ」でのみ、コーヒーパークで栽培収穫された国産100%のコーヒーが飲めます。1杯1000円です。値段は張りますが、なんせここで収穫されるコーヒー豆の量は麻袋2袋分しかないので大変貴重です。
メイドインジャパンのコーヒー飲んだことありますか。ないでしょう。この先飲める保証はありませんよ。3時間もかけて来たんだからせっかくじゃないですか。コーヒーブログの人でしょ、ここまで来て飲まないってありえないだろ。と自分を軽く洗脳して注文しました。
謎の容器
目の前に謎の容器が運ばれてきて、呆然としていたら、ウエイトレスさんが説明してくれました。「こちらは、18金をほどこした当店のオリジナルカップになりまして、東山の金さんのお父さんで長崎奉行を務めた遠山佐衛門尉と日本にコーヒーを伝えたといわれるドイツ人医師シーボルト、そして出島に出入りが許されてた遊女が描かれております。上部に穴が空いていますので、そこから甘い香りをお楽しみください。」
容器まで、オリジナル!!!どこまで思いつきを具現化する人なんんだ!
さて、どんな味でしょうか、パカっと、開けて、
スッキリしてる
妻も一口飲みましたが、同じ感想です。スッキリしてる。
酸味も、苦味も、甘味も、フラットにスッキリしてる。温度が下がってきたら少し酸味を感じる程度でした。正直、もうひとクセ、もうひと味ほしいかなと思いました。コーヒーって高地で育てられた豆ほど、おいしいとされるのですよ。それは寒暖の差が味を出すと言われているのですよ。で、ここは平地での栽培なので、それがない分、おそらく味が出にくいんじゃないかなと推察します。しかし、国産コーヒーですよ。長崎産コーヒーですよ。すごくないですか。めっちゃすごいです。ということで、ここに行ったら絶対飲んでくださいね~。
今日も寄っていただきありがとうございます。
もう一杯おかわりいかがですか
コメント