長年の夢だった生のコーヒーの実を食べました。日本初の観光コーヒー農園「スコーコーヒーパーク」でコーヒーの木になっているコーヒーチェリーを見られただけでも幸せでしたが、お土産をたくさん買ったからか、妻のコミュ力か、特別に?たまたま?わかりませんが、生の実をいただきました。
さてどんな味だったの?
ほんのり甘いけど、食べるほどの実がないんだね
事前のメールでは「実の実食はできません」と断られたんですが、ラッキーです。コーヒーブログevery coffeeのコーヒーチェリーの話をどうぞ。
コーヒーの実を食べてみたい
コーヒーのあのフルーツのような味はなんだろうとずっと不思議でした。
きっとあれは生のコーヒーの果実の味なんだろうと思って、コーヒーを飲んだ時、感じるフルーツのような味を「果実味」と呼ぼうと言い出したときもありました。「コーヒーのフルーティ問題」
また、楽天でセレブ食みたいに売っていた高額なコーヒーの実をポチりそうになった時もありました。
さらにコーヒーの実の果汁が入った缶コーヒーも飲んでみました。「ダイドーブレンド うまみブレンド」でも、コーヒーの果実の味は想像でしかありません。
なぜコーヒーの実を食べる習慣がないのか
そもそも、コーヒーって飲み物が変だと思いませんか。
なぜ赤い実を食べずに、種だけを取り出して焼いて、煎じて飲むようになったのか。
「コーヒーを最初に飲んだ人はどんな」なんだろうと思いを馳せたときもありました。「コーヒーの起源とは?」
実を食べる習慣がないということは、たぶん食べるには何かしらのデメリットがあるんじゃないかと思ったんです。
ザクロみたいに果肉が少ないとか、メチャクチャおいしいわけでもないとか。
コーヒーの実をもらった
日本初の観光コーヒー農園「スコーコーヒーパーク」に行ってきました。
長年の夢だったコーヒーの木に実がなっているところを見られて、感無量でお買い物して帰ろうとしたら、社長さんから
「これコーヒーの実です。そのまま植えたら芽が出ます。あ、食べられますので、食べてみてください。」と、
何粒か手渡されました。収穫量が少ないため本当は果実の実食はないそうなんですが、思わぬ展開です。
ええええええ、いいの?
では食べてみます。ドキドキ、、、
コーヒーチェリーの味は
甘い! すごい甘いじゃなくて、ほんのり甘い
これがコーヒーチェリーの味かあ〜。じ〜ん。お父さん(社長さん)ありがとう〜。で、家に帰って。もらったコーヒーの実を改めて味わってみます。
味は甘いけど、果肉が全然ない。皮を一緒に食べると、インゲン豆みたいなちょっと青臭さがあるかな。中を見てみましょう。
果肉と構造
中の白い部分が、普段見るコーヒー豆であり、コーヒーの種ですね。
外側の赤い部分が皮。その間が果肉。
こんなカンジで果肉がほとんどないから、食べるというより、なめるだけなんすよ。なるほど、これは食べるものじゃないね。
やっぱりそうか。当たってたじゃん。
栄養と効能
カフェ酸やクロロゲン酸、フェルラ酸といった抗酸化成分がアサイーの15倍の抗酸化力あるそうです。ポリフェノールってやつですね。他にも鉄分やカリウム、ビタミンA、なども豊富ということで、スーパーフルーツとして注目されています。
コーヒーチェリージャム
そんな健康食材コーヒーチェリーをジャムにした商品がスコーコーヒーパークに売っていたので、買って帰りました。
乾燥させたカスカラ
スコーコーヒーパーク商品ではありませんが、コーヒー豆を取り除いたコーヒーチェリーを乾燥させた「カスカラ」というのもあります。
これをお湯に浸して飲む、カスカラティーまたはコーヒーチェリーティーと呼ばれる飲み物があるんですよ。
また、カスカラから煮出したシロップのほうがアレンジには使いやすかったりします。カスカラは甘みを足したほうが飲みやすい。
コーヒーチェリーまとめ
コーヒーチェリー(コーヒーの実)は、ほんのり甘いが、食べられる果肉がほとんどない。でも栄養価の高いスーパーフルーツ
長年の疑問が晴れてスッキリしました。夢がかなって、Dreams come trueじゃないですか、ドリカムったね
よかったね〜
今日も寄っていただきありがとうございます。2017年に公開した内容を再編集しています。
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