コーヒーの起源については諸説あるようですが、ぼくが好きな説です。
むかしむかしのある日、エチオピアで山火事が起きました。
火がおさまって、人が山に行くとそこらじゅうに何ともいえないいい香りが充満していました。
「これはなんのにおいだ?」と足元を見てみると、コーヒー豆がたくさん落ちていました。
コーヒーの木になっていた実、もしくは下に落ちてた種が山火事で偶然、焼かれて、いいにおいがするものとして発見されたという説です。
コーヒーのにおいが漂う焼け跡の山っていうのがロマンがあっていいなあ。きっと、こんな感じで焙煎されたコーヒー豆が偶然、発見されたんじゃないかなあ。
「すっげーいいにおいがするコレ何?」「あの実の種を焼くとこんないいにおいがするんだ」「食べてみよっか」「にっげ!ダメぜんぜん食えねえ」「こまかくして、みる?」「水につけてみよっか?」とか、味わおうとして、いろいろやっているうちに、飲めるようになっていったのではなかろうか。
焙煎されたコーヒーのいいにおいが人を引きつけたんだと思うんだよねー。「こんなにいいにおいなんだから、おいしいに違いない、これを味わえないものか!」と、がんばったんだよ、きっと。
そう思うと、「木の実を食べずに種を焼いて、煎じて飲む」という不自然な行為も納得がいくんです。
今日も寄っていただきありがとうございます。コーヒーはロマンだよ。ロマン。
目次
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コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いております。
ハジ・オマール、カルディ伝説は有名ですが、このようなロマン溢れる話しも存在するのですね。
今度、誰かに話してみますヽ(*´∀`)ノ
コメントありがとうございます。情報伝達がほぼないような時代のことだと思うんで、どの説もあり得てそうだったんだろうなと思います。
ぜひ誰かに話してみて素敵なコーヒータイムを〜
( ´ ▽ ` )ノ