細挽き中挽き粗挽きの違いでコーヒーの濃度が変わる

コーヒーは挽き目・メッシュによって味が全然違います。ぜひコーヒー豆を買って、コーヒーミルで挽いて欲しいと思いますが、粉の大きさはどれぐらいがいいのか？これは正解がありません。結局は自分がおいしければＯＫですが、飲んでなんとなくの感覚だけというのも心もとない。淹れ比べ、飲み比べして、コーヒーの濃度で数値化しておきますので、ご参考までに。

同時に淹れる

粉の大きさ以外の条件をなるべく同じになるように、同時に淹れていきます。左から細挽き、中挽き、粗挽きの順になります。円錐形のペーパードリップで、コーヒー粉10g、お湯85℃で５投して150ml抽出。すでに色でだいたいの予測がつきそうですが、計っていきます。

細挽き

一般的にペーパーフィルターで使用される市販のコーヒー粉ぐらいの大きさです。ファインメッシュですね。

で、濃度は1.02%　意外と低い。

中挽き

市販のコーヒー粉より、やや大きいかな。

濃度は0.90%　まあこんなもんか。

粗挽き

フレンチプレスで使用するぐらいの大きさです。

濃度は0.81%　0.1ずつ違うぐらい。

どれがいいの？

でも、この範囲なら飲めないということはないんで、その日の好みのレベルです。当然、味の違いはあったんですけど、苦味がどうたらとか、細かい違いを無理くり言ってもねというカンジ。もっと数値にも味にも影響があると思ってたけど、実際はこんなもんなんですね。ちょっと神経質になりすぎていたかも。

あと、前々から思っていたことがはっきりしました。それは、温度が冷めてくると、味の違いがなくなるということ。口にする時の温度によって、味の感じ方が違うということ。

挽き目の設定

ちなみに私はメリタのバリオという電動ミルを使っています。挽きめの設定は、細挽き14・中挽き20・粗挽き26としました。

今日も寄っていただきありがとうございます。挽き目を設定できるミルいいよ〜。

もう一杯おかわりいかがですか